こんにちは、オール電化JPの奥山です。
【エコキュート】vs【エコウィル】vs【エコジョーズ】vs【エネファーム】大比較 その3 期待できる効果 についてです。
電力会社やガス会社が正式に発表している“公称値”で比べてみます。

【エコキュート】(ヒーポン式電気給湯機)[年間削減コスト] −8万2000円
[一次エネルギー削減率] −30%
[CO2削減率] −50%

【エコウィル】(ガス発電コージェネ)[年間削減コスト] −3万円
[一次エネルギー削減率] −21%
[CO2削減率] −32%
【エコジョーズ】(潜熱回収型高効率ガス給湯器)[年間削減コスト] −1万5000円
[一次エネルギー削減率] −16%
[CO2削減率] −13%
【エネファーム】(燃料電池コージェネ)[年間削減コスト] −6万円
[一次エネルギー削減率] −33%
[CO2削減率] −45%ここの数字は、ちょっと注意して見て下さいね。
“何を基準に、削減率を計算しているか?”が、電力会社とガス会社では異なっているため、
単純に比較するのは、厳密に言うと間違いなんです。
でも、“厳密”を追求すると、比較するのがとても大変(
実質上不可能)。全部の機器を揃えて、同じ条件下で実験すれば良いのでしょうが、実験費用・期間が膨大で、国家予算でも使わないとまず無理です。
そこで、
便宜的に“公称値”で比べます。
電力会社、ガス会社とも公企業ですから、
「実際の使用環境を無視して、自社に都合の良い結果が出るような条件設定をしていないだろう」と、
“公称値を信頼”しようと。
(そうはいいながらも、それぞれ自社に都合が良くなる条件を、“ちょっとずつ仕込んでる”んですけどね(笑)。)
「実際の使用環境に即して、ま、ちょっと自社陣営がよく見える数字」が、それぞれの“公称値”だと、見なしてしまいます、ここでは。
ですから、“およその傾向”として比較数字をご覧くださいね。
さて
[年間削減コスト]は、−8万2000円で
【エコキュート】が圧勝です。
【エネファーム】も−6万円とがんばっていますが、
いかんせん、初期負担が200万円(
前回記事)ではねぇ…。
【エコウィル】は、初期負担は60万円弱と【エコキュート】と同じぐらいでしたが、
[年間削減コスト]は−3万円と【エコキュート】の半分以下…。ちょっと、メリットが薄いですね。
【エコジョーズ】の[年間削減コスト]は、さらに少なく−1万5000円。
とはいえ、初期負担は約30万円弱と最も少なく、従来型ガス給湯器との差額は数万円程度でしょうから、
「メリット薄いけど、初期負担も少ないからバランスは悪くない」ですね。
[一次エネルギー削減率]、[CO2削減率]も、ほぼ同じ傾向です。
【エコキュート】が強く【エネファーム】が競っている。【エコウィル】は少し落ちる。【エコジョーズ】は、さらに落ちる。いかがですか?
前回の
“初期コスト”も含めて考えたとき、
「やっぱりエコキュートかな」となりません?
次回は、それぞれの[普及台数]や[停電時に使えるか]などをまとめます。