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第3回 「無茶な配管接続は命取り」

エコキュートの配管は、人間の身体で言えば血管と同じ。これまで説明したように、見た目のきれいさも大事ですが、それ以上に大切なのが漏れを防ぐ確実な施工です。
万一、途中で水漏れしたり、抜けてしまっては命取りです。大切な家を傷めたり、部屋の中を洪水にしたり、という大問題につながりかねません。

配管の長さを調整するため切断する際には、『切断面をきれいに』が鉄則です。切りっぱなしで切断面にバリが残るなど汚れていると、次に配管を接続した時に、そこから水漏れや破損の原因になります。
(※ バリとは,材料を切ったり,削ったりした際に材料の角にできる"出っ張り”のこと)
特に塩ビ管の場合古くなると割れやすく、図1のように接続部にバリが挟まっていたりすると、その部分に圧力が掛かった時に破損する可能性が高くなります。


▲図1 切断面のバリは水漏れの原因

また、接続の際の配管の寸法も正確さが大切です。
寸法が合っていない配管を無理やり接続すると、継ぎ手部分にストレスが加わり水漏れの原因になります。
配管時に無理に叩いて接続していたり、図2のように本来、直角であるべき場所が微妙にゆがんでいたりした場合は要注意です。


▲図2 寸法間違いは継ぎ手にストレス大



<著者紹介> 有限会社 創電  代表取締役 吉田 豊

愛知県豊橋市のオール電化と太陽光発電専門店の社長。豊富な施工経験があり「施工技術の高さ」に自信を持つ。行政(豊橋市、田原市など)との協力も緊密で、地元のお客さまから高い支持を得ている。
有限会社創電の詳細はこちら


※良い工事・悪い工事について
この原稿はあくまでも参考であり、どんな場合でも"正解"と言うわけではありません。
何が"良い工事"で、何が"悪い工事"かは、現場の状況を職人がどう判断したか、という点を抜きには決められないからです。また、予算に合わせる必要もあります。
お客さまの予算を考え、現場の状況に合わせた上で、"良い工事"が決まってくるのです。
お客さまに「どうしてここは、こうした方が良いのか」、「費用がかさんでしまう理由は何か」などを十分説明し理解して頂いた上で、お客さまが納得できる工事こそが一番の"良い工事"と言えます。

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