今回から太陽光発電の具体的な施工手順についてご説明していきますが、その前に太陽光発電の設置条件による発電量の違いについて簡単にチェックしてみましょう。
1.同一面、同一勾配の屋根への設置
分散設置した場合は、発電量が低下する可能性があります。
2.南面への設置
南面を100%とした時に、東・西では、それぞれ約85%程度に発電量が減少。北面では、約40%と大幅に発電量が減少します。東南・西南など南面を確保できれば、約96%と影響が少なくなります。
3.屋根勾配30度前後
前後10度程度であれば、発電量の減少はほとんどありません。
4.陰の影響がないこと
木や電柱が周辺にあって陰ができる場合、発電量に影響がある場合があります。
5.季節によって発電量が異なる
日射量によって発電量が変わってきます。そのため冬場は、発電量が低下しやすくなります。
6.天候、朝・昼・夕方で発電量が異なる
日射量の一番高い、晴れた12時前後の発電量が一番高くなります。
7.地区により発電量が異なる
暑い・寒いではなく、こちらも日射量の差により発電量が変化。最大で約17%発電量が違ってきます。
その他、電気配線やパワーコンディショナによる損失、モジュールの温度上昇による損失などシステム自体にも発電量ロスの原因があります。
普段、町を見渡していても南面に設置できるはずなのに、なぜか北面に設置されていたり、矛盾のある施工に出会うケースが間々あります。太陽光発電を設置する際には、施工店に各種条件をきちんと確認しておいたほうがよいでしょう。
さて、今回は、平瓦の施工工程(支持瓦工法)をご紹介しましょう。
(1)支持瓦と呼ばれる架台設置用の金具を取付ける場所の瓦を一旦取り除きます。

(2)取除いた部分に支持瓦がしっかり固定されるように補強板を垂木に取付けます。

![]() <著者紹介> 有限会社 創電 代表取締役 吉田 豊 愛知県豊橋市のオール電化と太陽光発電専門店の社長。豊富な施工経験があり「施工技術の高さ」に自信を持つ。行政(豊橋市、田原市など)との協力も緊密で、地元のお客さまから高い支持を得ている。 有限会社創電の詳細はこちら |
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