シャープは、様々な屋根の形状や面積に合わせて効率よく太陽電池を設置できる新しい設計方式を採用した「ルーフィット設計対応住宅用太陽光発電システム」を4月24日に発売します。
まずは、東京都内に限定して発売し、順次、全国規模に広げる予定。
「ルーフィット」とは、ルーフとフィットを組み合わせた造語で、シャープが商標登録を申請中。
ルーフィット設計対応住宅用太陽光発電システムは、従来は設置が難しかった小さな屋根、複雑な形状の屋根へ設置するために、サイズの異なる2種類以上の太陽電池モジュールを組み合わせて設置を可能にしたもの。
例えば、屋根にぴったりモジュールを設置できず、モジュールを置けない屋根部分が多いとシステム出力が小さいというデメリットがあります。
これをルーフィット設計することで、屋根部分に効率よくモジュールを敷き詰めることができ、出力が平均約24%アップ。システム単価を下げるというメリットになります。
「お客様のニーズには、設置容量、経済性、デザイン性の3つがある。ルーフィット設計によって、設計バリエーションが大きく広がり、お客様にあわせたセミオーダーメイド提案が可能になる」(シャープソーラーシステム事業本部システム事業推進センター・吉岡秀起所長)
容量重視のお客様には、一番効率よくモジュールを設置できる提案や、イニシャルコストを抑えたい方には、モジュール枚数を減らした提案、見た目を重視されるお客様には左右対称にモジュールを設置した提案など、希望にあう提案をうけることができます。
【セミオーダーメイド例】

さらに、今まで屋根面にモジュールを置けても枚数が少ないと、パワアーコンディショナーに接続して電力を取り出すことができませんでした。
これを解決するのが「ダブルレンジ・パワーコンディショナー」です。
標準電圧入力回路に加えて、低電圧入力回路を装備。低い入力電圧に対応した回路によって、最少3枚からモジュールを設置して効率的に電力を取り出せるようになります。
【ルーフィット設計とダブルレンジパワコンの相乗効果】

とはいえ、1kWあたりのシステム価格はおおよそ70万円。
だいたい3kWを設置するご家庭が標準なので、イニシャルでかかる費用は約210万円という高額になります。
そこで、利用したいのが補助金制度です。
2009年度政府の補助政策により、1kWあたり7万円の補助金が利用できます。
さらに、東京都にお住まいの方は、都からの補助金、自治体の補助金を利用することができます。
【例:足立区にお住まいの場合】
1kWあたりのシステム価格を70万円とした場合、政府の補助政策により、63万円となります。
これに東京都の補助金を利用することで53万円になり、さらに足立区の場合だと7万円の補助金が出ることから、1kWあたり46万円で導入できることになります。
東京都から太陽光発電システム導入の波が広がっていきそうです!
<プレスリリース>
・シャープ
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/090303-a.html
