【電気設備の保守管理のご提案です】

午後3時頃市内のアパートから引っ越してきて電気をつけ様としたら分電盤のブレーカーが切れて

困っているので急いで調べて欲しいと電話がありました。

別に何も使用しないで切れてしまう様なのでとりあえず伺う事にしました。漏電を計って見ると完全に漏電していますので、コンセント関係をはずして調べる事にしました。以前にもあったのですが鉄筋コンクリートの建物は冬の暖房をかけると、外気との温度差で壁の内部が結露してコンセントが濡れて漏電するのです。コンセントは化粧洗面台を含めて12ヶ所位あります。とりあえず外壁に面した所から見る事にしました。10ヶ所位漏電を計りながらはずした所でやっと原因が判りました。コンセントの電圧側(プラス側)にアース線が差し込んであったのです。これでは漏電するわけです。ですが何故こんな事になったのでしょうか、電気を知る者からすると殺人行為の様なこんな事は恐ろしくて到底出来る事ではありません。コンクリートの建物は鉄筋が入っていますから5階建てのアパート全体に電流が流れ、一番心配になるのは各家庭の水道やガス配管に電流がながれて、感電事故になる事です。ここは4階ですが1階の住人が感電する事もあります。”では何故こんな事に”前の住人が盗聴器を仕掛けたと、県外での事件例の番組をテレビで見た事がありましたが、
それとは違いますが今回のような事をしても何の得にもならないような気がします。お客さんと話している内にようやく原因が判ってきました。どうも引っ越して来る以前内装の張替え工事があったらしいのです。推測ですがその時コンセントをはずしたか、交換したかの時に誤って接続したと思われます。いくら間違えたと言っても”電気工事士の免許証を持った者なら”工事終わった後は漏電は調べるだろう”と思いながらはずして回ったコンセントや洗面化粧台を復旧しました。

【漏電測定器の針は完全にゼロを指しています】

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【コンセントのプラス線にアース線が差し込んであります】

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