象潟や雨に西施が!【長野県長野市】オール電化・エコ電化JP【大光電気商会】
スタッフブログ 2009年7月29日【善光寺 長野市】
【象潟や 雨に西施が ねぶの花】
(きさがたや あめにせいしが ねぶのはな)
善光寺の東側の城山公園の高台に少年科学博物館や城山動物園があります。
そのすぐそばに神社があり、20段位ある石段の中ほどの右脇に
枝の周囲がおおよそ10m位で高さが15m位の
ネムの木があり、ネムの花が満開に咲いています。
足元には雨にたたかれて落ちたと思われるネムの花が沢山広く散らばっています。
落ちた花を見ると桜の花びらが散った様子とは違い何かもの悲しさがあります。
こんなにまだきれいなのにどうして散ってしまったのだろうかと哀れさを感じます。
ここらの周辺は 、春は桜の花が満開で花見客でにぎわいます。
小雨が降る静まりかえった早朝にネムの可憐な花を見て、
学生時代に国語の授業で習った、
松尾芭蕉の 奥の細道に出てくる句を思い出しました。
花は絹糸のように細く長く伸びとても美しいです。
西施(せいし)とは、紀元前5世紀 位の中国の美女の名前です。
中国4大美女の一人だそうです。
「雨に濡れる象潟のネムノキの花を見ていると、
世に言う西施の美しさとはきっと、このようなものだったかと思えてくる 」
と言う意味のようです。
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