『5~10年前に買った容量の大きな縦型洗濯機をお使いで、洗いや脱水など基本機能に問題はなさそうなのに、近頃になって糸くずがフィルターにたまらず衣服に付着して困っている。』

そのような方、その間に家族構成が変わってきていませんか?

例えば、5~10年の間に2人の子どもが巣立ちいまは夫婦2人きり。でも習慣や性格で少ない洗濯物の量でも毎日8kg容量の洗濯機をまわしている。

そう、そのようなおうちで起こりがちなことです。

当時の縦型洗濯機の糸くずフィルターの取付位置は、わりと洗濯槽の上部にあると思います。

4人や5人家族の時は、洗濯物も多くそれに比例して水も沢山入り洗濯槽いっぱいに水流がおこり、それにより糸くずがフィルターにどんどんたまっていきました。

それが2人や1人になり、大容量の洗濯機で少ない洗濯物をまわすと水量も少なく、洗濯槽の底のほうだけでことが済んでしまうので、糸くずがフィルターにたまりにくくなります。それで捕れずに残った糸くずが、折角洗ったものにくっついてきてしまうということになるのです。

その後縦型洗濯機は改良され現在発売のものの糸くずフィルターは、上下縦に長くセットする構造になってきています。

「よくわかった。でも基本機能は大丈夫なのだからまだ買い換えるにはもったいない。糸くずだけなんとかならないか!」それはごもっともです。

そのような場合の解決おすすめ法は、100均ショップなどで売っているわたしが子どもの頃からある水に浮くタイプの糸くずフィルターをご使用いただくことです。

「パナソニック」ではご用意できませんがご参考になさってください。   y.terai