先日、日帰りで高松、東讃、鳴門を自分好みでまわってきました。

ここでは、女木島とあん餅雑煮を紹介します。

女木島は高松港から船で20分、別名鬼が島で桃太郎伝説が残る歴史ある島です。また近年は瀬戸内芸術祭でいくつかの作品が展示されその方面から注目されてもいます。

ただ私的にもっとも目にしたかったのは、「オーテ」と呼ばれる防風 壁。港のある集落の海側に連なります。集落はセピア色な感じですが、砂浜もあり夏は海水浴で賑わうようです。高松から近場なのに、ホッコリと島時間が過ごせる別天地、お気に入りに登録しておきます。

高松出港前に王道のさぬきうどんはいただきました。他に骨付き鳥もおいしいですが、今回の食べるほうでのお目当ては、「あん餅雑煮」。その存在をずいぶんと前に知り長年想いを募らせていました。でも相手は雑煮ですので、正月に高松から丸亀あたりの旅館でも泊まらないと口にできない、でもそんな機会はなかなかないだろうと半ばあきらめていました。そして何気に旅行情報誌をながめていたら、年中「あん餅雑煮」をあつかっているお店の紹介記事が目に飛び込んできました。これは行かずにいられません。

で、白味噌仕立てのお雑煮に餡餅の相性はというと「とってもうなずける」癖になる味でした。食べたことはないですが、バニラアイスにしょうゆパウダーをまぶすとおいしいと聞きます。それと同じなのでしょう。私の高松での定番食となりそうです。  y.terai