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梅雨も明けて、いよいよ夏本番。
暑さも本格化してまいりましたね!


さて、今週7月13日は日本の「自然エネルギー」の将来にとって、たいへん意義深いニュースが相次いだ一日でした。

まず、孫正義ソフトバンク社長が主導して発足させた政策提言団体「自然エネルギー協議会」の第1回総会が開かれました。
(35道府県が参加)

全国の自治体と共同して大規模太陽光発電(メガソーラー)事業に乗り出すことを先月すでに発表していた孫社長ですが、全国10数ヶ所に設ける予定のメガソーラー計画の手始めとして、北海道帯広市での実験プラント建設に年内着工する考えが明らかにされました。
(この実験プラントでは、メーカー各社の太陽光発電システムの性能比較や発電効率・コスト等の調査をおこない、今後の事業運営の参考とされるようです。)

震災後、原発の危険性を思い知り、私財10億円を投じての「自然エネルギー財団」設立を表明するなど、自然エネルギー推進のために先頭に立ってきた孫さんの行動力には、本当に頭が下がります。

* ちなみに、我が埼玉県でもこの「メガソーラー計画」に参加する方針がいち早く打ち出されております。
 なんでも県内に50ヘクタールの用地を確保する予定だそうです。



さらに、この日の夕方には、菅首相がついに!
「原発に依存しない社会の実現」を目指すことを正式表明しました。
(福島原発事故から4ヶ月を経て、ようやくの感もございますが...)

震災対応等をめぐって評判のあまりかんばしくない首相ではありますが、一国の長が
「原子力事故のリスクの大きさを考えると、もはや律することができない技術だと痛感しました」
と率直に吐露されたのは、ある意味で画期的なことに思えました。

太陽光発電の普及による温暖化防止・「自然エネルギー」社会への転換の一助となりたい、との思いから創業した私どもといたしましては、
歴代首相で初めての(まさに歴史的な)「脱原発」宣言
を聞くことができたことを、実に感慨深く思います。

見苦しい「政権延命策」に過ぎない等といった批判の声も一部あるようですが、
原子力から自然エネルギーへの転換は、「環境先進国」ドイツをはじめとして、世界中でいま確かに始まっている大きな潮流だと思います。

きっと様々な政治的な問題による紆余曲折があることでしょう。
しかし、たとえ今後どんな政権に変わろうとも、この流れが頓挫し後戻りしてしまわぬことを祈るばかりです。

そして、この日が再生可能な「自然エネルギー」を中心とした「持続可能な社会」への貴重な「第一歩」となることを、心から願わずにはいられません。

 
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