Coolこんちわっす☆〃

今回は、真空ポンプの点検整備をしました。

真空ポンプとは、簡単に言うと機械などの配管等内部の空気を取り除くポンプです。我がミツワ電気では、エアコンを取り付けるときに、冷媒管の内部を真空状態にするのに使用します。

今回は工場のお客様の機械に接続されている大きいタイプの真空ポンプを点検します。

お客様より連絡が入り 「真空ポンプの排気口から白い煙がでて機械室が煙で充満したので、至急点検して欲しい」 と依頼されました。

一般的に煙がでる原因として多いのが、フィルターの目詰まりです。あとは、ポンプ内部のオイルの循環部分の汚れ・目詰まり等です。

こんかいのポンプはしばらくメンテナンスをされていなかったようですので、オイルの交換とか基本的なところから見てゆきます。

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オイルを抜きます。かなり汚れていました。右の縦になっている写真は、フィルターです。上が新品で下が使用済みのフィルターです。

あと、オイルの循環部を見ましたが特に詰まり等もなく綺麗でした。

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あとは、フィルターをセットして外した部品を戻してオイルを定量いれて試運転です。

電源オン!!・・・・1~2分くらい様子をみました。煙も出ないし、異常音もないようで正常に運転しています。

今回の作業は、定期点検の範囲です。通常、基本定期点検をしていれば今回のように煙とかは、出なかったと思います。

         通常定期点検(一般的な真空ポンプ)

          *オイル交換    :  500時間

          *フィルター交換  :  3000時間

この点検をしていれば、基本的には充分使用し続けられると思います。(使用頻度も関係しますが・・)

          Winkでは、また次回☆〃