前回の続きです。基礎工事の前に、設備認定のことを聞いて(見て?)下さい。今回は10kw以上の発電設備ということで、家庭用の手続きとは、ちょっと違う申込が必要でした。申請してからどのくらいで認定がでるのかも見当つかず、工期的にも2012年いっぱいで系統連携しないといけませんでしたので、直接 仙台市の東北経済産業局に申請書類を持参しました。門前払いされるかも、と大変不安でした。しかも、仕事着(ニッカボッカ、Tシャツ)というおよそ場違いな格好でいってしまい、到着した時に、しまったと、せめてスーツ(1着しかない)でも着てくればと思いましたが、後の祭り、ままよと、いざ受付にむかうと、キレイなお姉さんが、案の定怪訝そうな顔で、どちらに御用でしょうかと、訪ねてきました。すると僕、動揺を隠し、さも冷静に「資源エネルギー課(そんな名前だったかな?)」ですとこたえました。通行証みたいなものを渡され、いざ入室してはみたものの、どこの誰に言えばいいのか解りません。そこへたまたま近くに寄って来た、爽やかそうな、青年に「設備認定申請」に来ましたと、伝えると、あっさりこちらへどうぞと椅子をすすめられました。思わぬ展開(こちとら「郵送でお願いします。」なんて答えが返ってくると思っていました。)に心の中でニヤリとしました。来た甲斐があったっていうものですね。応対してくれた爽やか青年は、こちらの拙い説明にも親切に対応してくれ、これなら大丈夫かなと思っていたら、後ろから上司っぽい堅そうな人が、となりに着席しました。なにかケチつけてくるのかと思っていると、やはり、ここはこうだ、そこは違うなど横槍を入れだしました。マズイな、ここまで来て出直ししてください、なんて無しダゼと必死に説明し、なんとか納得して頂き、書類を受理してもらいました。外に出ると残暑厳しく「空がやけに青いな」なんて思いましたね(嘘)。それから2週間もすると設備認定され、いよいよ着工となった訳です。電力申請もこの規模の全量買取(発電した電力は全て買取42円)福島市では、初ということで、電力さんも、我が社も手探りで手続きが進んでいたように思います。しかし、今思えば、直接、経済産業局に書類持参すると言い出した、我がBOSSは、凄いですね。郵送だったら、加筆、修正で速やかに認定して貰えなかったと思います。前回に引き続き僕が褒めて置きましょう。

そろそろ眠くなってきました。変なこと書く前にお暇します。では次回「太陽光発電の明日はどっちだ」(仮題)に続く。