本日早朝、東北地方で地震が発生しました。
災害時は思いもよらない 事故がおきることがありますが、
日頃から気をつけていれば防げる製品事故もあります。

今回は地震の時に気をつけたい身の回りの製品事故を紹介 します。

【事例1】
火災報知器が鳴ったため確認すると、電気ストーブとその周辺を焼 く火災が発生していた。

揺れで近くの棚にあったものが周囲に落下したことでストーブの電 源が入り、落下物が発熱し火災に至ったものと考えられます。 なお、ストーブには転倒時オフスイッチ(電気ストーブが倒れると 電源が切れる装置)が取り付けられていましたが、落下物でストー ブの下部が支えられ倒れなかったため、作動しませんでした。

【事例1の注意事項】
電熱器具や燃焼機器の周囲に可燃物を置かないください。揺れによっ て可燃物に接触して着火するおそれがあります。 また、使用していない電気製品の電源プラグはコンセントから抜いて ください。落下の衝撃や落下物との接触による通電で、周囲の可燃物 に接触して着火するおそれがあります。

【事例2】
ガスこんろとその周辺を焼く火災が発生した。
揺れで近くにあったラック(約160cm)が倒れてガスこんろの点火ボタンを作動させました。そのためラック上から散乱した紙類やごみに火がついたものと考えられます。

【事例2の注意事項】
家具、電気製品などは転倒しないよう固定してください。揺れによっ て可燃物が電熱器具や燃焼機器に触れて着火するおそれがあります。 また、家具や電気製品の転倒や転落でけがを負ったり、避難路が塞がれたりすることもあります。

テレビのニュースでは今後も余震が起こる可能性が高いと報道されてます。

有事の際には被害を最小限に抑える対策を心掛けなければと強く感じました。

本日の記事の内容はNITE(ナイト)[独立行政法人製品評価技術基盤機構] 製品安全センター のHPから抜粋させていただきました。

本日もお読みいただきありがとうございます