早いもので1月も31日。
ついこの間、新年を迎えたと思っていたらあっという間に1ヶ月経過しました。

1月はどの業種もセミナーや講演などの行事が多いと思います。
先日、阪南大学経営情報学部の水野学教授の講演を拝聴いたしました。

真のお客様志向とは-あなたは何屋さん-というテーマで、多くの事例を基にお話し下さいました。例えば、ハンバーガー業界ではマクドナルドは低価格路線、かたやモスバーガーは高価格路線で販売しています。

アメリカが本社のマクドナルドはアメリカ人が好きなカロリー高めの牛肉100%にケチャップ味 であるのに対し、日本が本社のモスバーガーは日本人が好きなカロリー低めの合挽き肉にデミグラスソース味です。

ランチにどちらを食べるか?
ワンコインで食べれるマクドナルドか、味重視でモスバーガーにするか?

もしランチの選択肢がハンバーガーだけなら、安く済むマクドナルドに軍配が上がる可能性が高いと思います。ですが、実際はワンコインで食べることができるのはハンバーガー以外にもファミレスや吉野家・すき家等の牛丼チェーンもありますよね。

どこを見て商売しているか?
消費が低迷している昨今、低価格で販売することは消費者にとって良いことではあるが、全ての消費者を満足させられることではない。

なぜベンツを買うのか?
ただ移動するだけなら軽自動車で十分だが、他の車では満たされないステイタス・価値を買っているのです。

・お客様が何を求めているか
・お客様本位になっているか
・モノ(手段)を売っているのでなくコト(価値)を提供できているか

現代は多くの情報で溢れかえっています。
だからこそ、その情報だけに流されたり、判断に迷ってしまいがちです。

以前、当店のお客様に「なぜウチのお店を利用しているのですか?」というアンケートをお願いしたところ、多くのお客様が「何かあったときすぐに来てくれるから」と回答くださいました。

お客様が期待している価値(すぐにお伺いすること)を第一に商売していこうと改めて強く感じました。

気づきを与えてくれた水野教授、本当にありがとうございました!

本日もお読みいただきありがとうございます