平成23年度「既存住宅流通活性化等事業」募集開始

家をリホームして売りたい、中古を購入してリフォームしたい人に、最大100万円の補助がもらえます。

同事業は、住宅ストックの品質向上および既存住宅の流通活性化を図るため、既存住宅の流通やリフォームに際して、住宅瑕疵担保責任保険法人による検査、履歴情報の登録または蓄積、瑕疵保険への加入等を行なう事業について、宅地建物取引業者やリフォーム業者へ費用の一部を助成するものです。

 対象となる事業は(1)既存住宅流通タイプ :既存住宅(一戸建て住宅または共同住宅等)の売買に際し、保険法人の販売する既存住宅売買瑕疵保険への加入、リフォーム工事の実施および住宅履歴情報の登録または蓄積を行なうもの、(2)大規模修繕タイプ:分譲共同住宅の大規模修繕工事として、技術基準に従い長寿命化工事を行なうもの。大規模修繕工事瑕疵保険への加入および住宅履歴情報の登録または蓄積を行なうことなどが条件。

 既存住宅流通タイプでは、リフォーム工事費用の3分の1、(構造耐力上主要な部分または雨水の浸入を防止する部分の性能の維持・向上を図るための工事を含まない場合は4分の1)、保険法人の販売する既存住宅売買瑕疵保険に加入するための費用のうち、現場検査手数料および事務手数料、(売主が個人の場合)住宅の検査および保証を行なう検査機関等に支払う検査料、住宅履歴情報の登録または蓄積に要する費用などを補助。
 大規模修繕タイプでは、長寿命化工事費用の3分の1、保険法人の販売する大規模修繕工事瑕疵保険に加入するための費用のうち、現場検査手数料および事務手数料、構造耐力上主要な部分または雨水の浸入を防止する部分について、保険法人が行なう検査に要する費用、住宅履歴情報の登録または蓄積に要する費用について補助を行なう。

 1戸当たりの補助限度額は100万円、共同住宅等の場合には1棟当たり2,000万円。また、1事業者当たりの補助限度額は5,000万円。大規模修繕タイプは、戸数×25万円。1管理組合当たり2,000万円が上限。

 応募期間は、5月30日~7月29日まで。