今月は、工事中リフォームの管理、岐阜本部の新築新商品完成イベント視察1日、耐震改修研修4日間、大阪優秀店表彰式参加2日、パナソニック会長会議及び同理事会4日間、リフォームアウトレット研修1日他、大変忙しい日々でした。

設計、御見積依頼頂いているお客様のご要望に追い付いていけてません。

ほとんど寝ずに頑張っておりますので、少々お待ち下さい。

 大阪でお土産に面白い恋人を買って来ましたが、数日して訴えられましたね。

さて11月某日、築40年のお住まいにて耐震リフォームを開始しました。

①解体開始。
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②準備として、床下の土を排出します。

この基礎工事の目的は、

既存の基礎を補強する事です。既存の基礎が無筋(鉄筋が入っていない)

のため、柱と土台が地震で引っ張られた時、基礎が破壊される恐れが

あります。既存の基礎の立ち上がり部分に鉄筋入りの基礎を増し打ちします。                                                                      

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③排出が完了したら、金物を取付ます。

L型の金物は柱が土台から抜けないようにつなげます。主要な柱に取付ます。

下のへその付いた金物は、土台と既存の基礎をつなげています。

また、既存の基礎に追加で基礎を増し打ちする時に、新しい基礎と、古い基礎が

くっ付き易くしています。

この耐震金物は、基礎の中に埋め込んでしまうため、基礎の完成後は、ほとんど

見えなくなってしまいます。

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元の基礎にケミカルアンカーを打ち込みます。

さらに鉄筋を組んでいきます。
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④コンクリートを床に流し込みます。
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④増し打ち部分の型枠を組みます。

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⑤コンクリートを枠に流し込みます。
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基礎完成!!新築なみに強固になりました!

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金物も「基礎」「土台」「柱」にしっかりと固定されました。
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※1ベタ基礎・・・布基礎と比較し剛性が高く、
湿気対策にもなります!!