ヒートショック。

連日のようにテレビでも紹介されており、既に皆様はご存知かと思いますが、このヒートショックには「第1のヒートショック」と「第2のヒートショック」があると言われています。

皆様がよく耳にされるのが、寒い季節に温かい室内から寒いトイレやお風呂に移動された際に急激に血圧が上昇した状態で「第1のヒートショック」です。

では、なぜお風呂場での死亡事故が多いかと言うと「第2のヒートショック」が原因と言われています。「第2のヒートショック」は「第1のヒートショック」により急激に血圧が上昇した状態で湯船につかることで、今度は急激に血圧が下降します。これが「第2のヒートショック」です。この時、血圧は30近く下がる人もいるそうで、気を失い溺死するケースも多くあるそうです。

室温の変化にさらされた人間の体は体温を一定に保つために、血管が急激に収縮し血圧の変動や脈拍の変動を起こします。
心臓に思った以上の負担をかけているのです。
ヒートショックは、心筋梗塞や脳血管障害などにつながりかねない危険な状態と言えるのです。

風呂暖房の取り付けは、それ程難しい工事ではありません。我慢せずに快適で安心に過ごせる環境をお奨めします。

前回、タイルのお風呂での風呂暖房取り付け工事をご紹介しましたが、今回はシステムバスでの取り付けをご紹介します。

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既存の換気口を利用した工事の為、壁に新たに大きな穴を開けるということはありません。

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分電盤より独立の回線を引き込み天井裏で接続します。

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リモコンも換気扇で利用していたスイッチ部分を使用するため穴あけが不要。※リモコンの写真を撮り忘れましたが、下のリモコンが取り付けられます。
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ほとんどのお宅がお風呂は日差しの入らない北側にあり、室温との温度差が激しい場所となります。ヒートショックを起こさないためにも室温とお風呂場の温度差を極力なくすことが望ましいです。