ついに公言してしまった鳩山首相・・・どうすんの?

《日本は温室効果ガスを2020年までに90年比で25%削減する・・・》という公約を国際社会へ向けて表明した。

但し、【主要国の積極的参加が前提】としているが、このことは『君たちがやる気がないのなら、ボクもやんないよ~ん・・・』といった“逃げ道”を用意したものではなく、『我われが率先して努力するから、共に頑張ろうではないか!』というメッセージだと受け取りたい。

とするならば、いかにしてこの目標を達成できるのか?であるが、2020年まであと11年しかない。
それまでに90年比で25%削減しなければならないのだ。

今夏に麻生さんが表明した中期目標は15%。しかも、90年比ではなく確か2005年比だったと思う。

どうすんの~ほんとに?テレビニュースを見て『これは大変なことになったな~・・・』と感じた。

そこで目標を達成する為には今後日本がどう変わらなければならないか?私なりにいろいろと想像してみた。
以下はその内容であるけど、私の勝手な想像であるので、なんら責任も負わないのでご了承のほど・・・

● 燃焼式給湯器はすべてエコジョーズに。旧来のガス給湯器や電気温水器は使用禁止に
住宅用の給湯機はエコジョーズ(潜熱回収型給湯機)かエコキュートが担う。
燃料電池の普及も進み、しばらく途絶えていた太陽熱温水器も復活する。
エネルギー効率の悪い給湯機や電気温水器は20年までにはほとんど無くなってしまう。
また、日本の住宅事情に合った第3世代の電気給湯器【ネオ・エコキュート】が開発されている…と思う。
【エコキュートはなぜ凄いのか】、よろしければご覧ください
● 2050年までには燃焼式給湯機はゼロになる。
90%以上がオール電化を含む電化住宅で、現在の構成比と完全に逆転している。
また、太陽光や風力発電の普及が進み、太陽熱温水器も含めると10軒に1軒は屋根に何か載っている。
技術の発展により、自然エネルギーの効率利用も進み、一般住宅でも平均出力は5kw以上に。
中には10kw発電も可能になっている。
ついには系統電力に頼らない《完全自立型住宅》が金持ちの別荘などから普及し始める・・・と思う。

● 車はすべてハイブリットか電気自動車、燃料電池車だけに。
いわゆるエコカーだけになり、旧来車の製造は数年後には終える。中古車市場に残った旧車は重い環境税が上乗せされた上に車検は1年となって年間走行距離が制限され、それを超えた車の車検は通らなくなる。
なので、20年までには旧来車は交通博物館でしか見れなくなっている。
トラックやバスなどの大型車も電気か天然ガス車、あるいはハイブリットだけになる・・・と思う。

● ゴミは完全有料化。分別化も徹底してくる。
ゴミは極力出さない、燃やさない、となって有料化になり、高コストのリサイクルも徹底される。
コンビニや公園からは無料のゴミ箱は消えて、代わりにコイン式の有料ゴミ箱が登場している・・・と思う

● 雨水利用の義務化
ある一定以上の要件を満たす新築の住宅や公共施設には雨水貯留タンクの設置が義務化される。
また、既築住宅でも設置を奨励されるので、補助金が出るようになる。財源は環境税から。
トイレはすべて省節水便器になり、3リットルで流すことが可能になっている・・・と思う。

● エネルギー自給率は60%以上、食料自給率は50%を超える!
血のにじむような努力の結果、超省エネ社会の実現により、2050年には日本のエネルギー自給率は現在の4%程度から60%以上まで上がっている。
また、co2の吸収効果も狙った農業の拡大推進政策により、食料自給率も50%を超えている・・・と思う
・・・などなど、想像の赴くままにいい加減に書き連ねただけですが、読み返すとまんざら【当らずとも遠からず】で、方向性としても悪くないのではないかな、と思っています。

無責任を承知で言えば、ワクワクするような高揚感があるけど、本当にどうなるんだろ?
さあ、たいへんなことになったぞ~~!