オール電化の暖房機の定番と云えば、床暖房か、本日、施工させていただいた蓄熱暖房機が一番だと思います。

蓄熱暖房機とは、ご契約で割安になった深夜電力(エコキュートなど設置すれば適用されます)を利用し、本体に収めてある蓄熱材に【熱】を貯めて24時間快適暖房に利用する暖房器具のことです。

もともと暖炉が当たり前のような欧米などで蓄熱暖房機は作られました。
レンガ製の暖炉は焚き火の熱で暖をとる暖房設備ですが、火が消えた後も、
周りのレンガに熱が貯まっているので余熱でも十分快適、蓄熱暖房機はその応用です。

スティーベルやディンプレックスなど、蓄熱暖房機のメーカーがドイツなどヨーロッパに多いのは暖炉を
ルーツにしているからではないでしょうか?

日本製では白山製作所のアルディ、【北海道電機】の《暖吉くん》が有名です。弊社では北海道電機の《暖吉くん》を主に取り扱っています。

↓施工を終えた蓄熱暖房機の【暖吉くん】
河内長野市-018.gif 【暖吉くん】は深夜電力の割安な電気を利用、内蔵された蓄熱材にせっせと熱を作って貯め、昼間に少しづつ放熱する暖房機ですので、ランニングコストがお得です。

輻射熱ですから、不快な温風が無く、静かで水蒸気も出ないので結露の発生も少ないです。
また、蓄熱している夜間も含めてほぼ1日中の暖房が可能なので、暖房機のスイッチを入れて暖まるまでの待ち時間がありません。
何よりも刺激の少ない陽だまりのような優しい暖かさは蓄熱暖房機の最大の魅力、といってもよいでしょう。

何やら良いことばかりですが、欠点もあります。
それは蓄熱材(レンガのようなものです)が重く、大きいことです。本体も含めて数百kgも重量があるので一旦設置すれば移動するのが大変となります。

重いので地震などに備えての転倒防止、設置床の補強などもほどこしておきます。

↓床補強工事の様子。
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↓蓄熱材を入れる前の本体と、蓄熱材を入れているところ。
河内長野市-008.gif 河内長野市-009.gif ↓こちらはおなじみのエコキュートとIHクッキングヒーター。
河内長野市-020.gif 河内長野市-004.gif 短所も長所もありますが、蓄熱暖房機を5年ほど愛用している私としては自信をもってお奨めできます。
一番の理由はランニングコストの安さよりも、いつもほっかりと暖かく、不快な温風の無い快適性にあります。

※このブログは施主様のご協力のもと、ご了解を得て掲載させていただいています。

オール電化製品《エコキュート・IHなど》には任意での8年・10年延長保証(有料)がありますが、工事については含まれていません。
そこで弊社ではオール電化工事についての責任施工を誠実に実行していることの証しとして、【オール電化工事10年保証書】を各お客様へ施工後にお渡ししています。

↓保証書にある画像の一部です。
(蓄熱暖房機とエコキュートの電源の写真です。) 
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工事保証には年1回の無料点検《但し、お客様からのご依頼ある場合のみ》も含まれています。
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