当社のホームページよりお見積りのご依頼を頂きました、西区のN様邸のパナソニック太陽光発電6.00KWの工事工程です。

年始にご契約を頂いた頃からパナソニックの納期が大幅にかかっていますが、何とか福岡市の補助金の締め切りにも間に合いました。(汗)

寄棟の瓦屋根へ支持瓦工法にての設置です。パナソニックHIT太陽電池モジュール240Wαを25枚の最大枚数の設置ですから発電も期待大ですね。

ちなみに、「マレーシア製」ではなく、「日本製」と梱包材に印字してありました。(どちらでも品質に違いはないのでしょうが・・)

まずは、支持点がくるところの瓦を剥がします。

屋根上から、「ブチルテープ付の補強板」を取付けていきます。

屋根上から、ビスで固定する際に・・・

小屋裏(屋根裏)側からも、裏板(補強版)をあてがってから固定します。

支持瓦を据える際に、専用の「くさび」を挿入し、下の瓦との適当な隙間を設けます。(※これ、とても大事な作業です。)

こうやって、瓦の高さを調整した後に、支持瓦(合金製)を固定します。

 

これが、「支持瓦C」です。瓦の種類によってA・B・C種があります。瓦が適合するのであれば、支持瓦工法をおすすめします。

支持瓦に、縦ラック(縦桟)を取り付けます。

架台の取付けの作業が完了し、アレイ線をそれぞれの位置に逃がしておきます。こちらが南西側で、10枚のモジュールを設置します。

こちらが、南東側で15枚のモジュールを設置します。

あれ!? お隣りのパネルがこちらを向いていますが・・・ノーコメントです。

縦ラックを固定する際には、「水糸」を張り、レベル(不陸)調整を行います。この作業を怠ると、綺麗な面が出ずにパネルの面にバラつきや段差が生じます。

架台設置工事の翌日、太陽電池モジュール(パネル)を設置していきます。

太陽電池モジュールの設置完了!こちらは南東面の15枚。

こちらは南西面の10枚。もちろん、設置の規定範囲内にバッチリ納まりました。

こちらの住宅街は埋設電線のため、既存のメーターボックス横に、パナソニックのスッキリボックスを固定することにしました。

ちなみに、89mmのポールは鉄工所さんに作ってもらい、錆留め塗装、仕上げ塗装も施しました。

この鋼製のメーターボックスは結構な重量があるので、一応コンクリートで基礎も。

九電工さんが売電メーターを取付て・・

こんな感じに仕上がりました。無事、系統連系への接続完了、運転開始です!

 

Nさま、この度は大変お世話様になりました。

今後も、お住まいのことなら何でもご相談くださいませ。

末永いご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。