インターネットでお見積りの依頼を頂きました、古賀市のK様邸です。

こちらも、ガルバリウム鋼板葺きの片流れ屋根ですが・・・平屋建てで、大きい!

何故こんなに大きいかと言えば、ガレージが住宅にビルトインされているので、ガレージの屋根の分、広いのです。

入念な現場調査を行い、屋根のパネル設置計画、電気配線や機器類の取付計画などを事前に計画して、工事に入ります。

初日、墨出しを行ない、金具を配って仮固定します。

金具固定の際、ボルトナットを締めすぎると、板金が破れてしまいますので、締め付けのトルク調整が重要なポイントになります。

アレイ線を金具を使って結束し、屋根の平場に接触しないように配慮しながら施工しています。

5.9KWのパワーコンディショナ3台分!5系統×2本×3台ですから、30本の配線をそれぞれにサヤ管(黒い蛇腹の配管)に収めています。

こうなると、鵜飼をしている鵜匠のような光景です・・・

パネルの下をチェックです。基本的には屋根の平場(平らな面)には配線が接触しないように施工します。

300Vもの電圧がかかるケーブルを雨が通るところに配線してはなりません。全て浮かして金具などに結束します。

 

パネル(太陽電池モジュール)の設置完了!すごい!

住宅の屋根へPanasonic244Wαをなんと、78枚!19.032KWです!

ここで、ガルバなどの板金屋根へ太陽光発電を設置するメリットを3つご紹介!

1. 板金の屋根は夏場にかなり熱くなります。パネル設置による遮熱効果で、室内温度上昇を抑えることができる。

2. 将来的な屋根の塗装費用を抑えることができる。(ほとんどの面が紫外線に曝されなくなります。)

3. 雨の音が軽減されます。板金屋根は、強い雨や雹などで音が大きいのですが、それがかなり軽減されます。

以上、お住まいが板金屋根の方、ぜひ太陽光発電の設置をご検討ください。

 

3台のパワーコンディショナへそれぞれパネル26枚分のアレイ線が入線されます。

計画通り、きれいに3台を設置し、配線を極力露出しない方法で施工しました。

パナソニックの屋外用パワーコンディショナ5.9KWへの最大接続枚数26枚で3台、合計78枚、19.032KW!(全量配線です。)

パワーコンディショナから先は全て隠ぺい配線で施工しました。左のボックスにはブレーカーが。右のボックスは送信ユニットです。

こちらは、パワーコンディショナに1つずつ必要な制御用の専用リモコンです。部屋内に取付しました。

こちらは、災害時などの非常用電源のコンセントです。連系運転を自立運転に切り替えて、太陽光が発電していれば、パワコンから直接電気を使うことができます。

しかも、パワーコンディショナが3台なので3つもあります。K様、非常時の電力は安心ですねー。

試運転の当日、すでに11.6KWも発電しています・・・凄い。

奥さまが以前から悩まれ、迷われていた、デッキの上のテラス屋根。

当社にて太陽光発電とあわせて取付けさせて頂きました。奥様は、太陽光発電よりもこちらの方が喜んでおられました・・(笑)

K様、この度は大変お世話になり、ありがとうございました。今後も、お住まいのリフォームのことなら当社へご相談くださいね。

PS:発電実績のご報告、楽しみにしております。