ユニバーサルエコロジー
地元密着に徹し施工重視で、エコ商品販売施工店を目指す
株式会社ユニバーサルエコロジーの社長・石田友則さんは、中学卒業から働き始め26歳で独立。オール電化と太陽光発電システムに絞り込んでいます。 現在は毎月、オール電化を約20件、太陽光発電システムを約20件の実績を誇っています。 「感謝、感動」が会社の理念。お客様に感動してもらうため、目先の利益より長い目でみた信頼を得ることを石田社長は目指しています。 ユニバーサルエコロジーは、丁寧な説明と自社施工でお客様から高い信頼を得ています。
──創業時からオール電化一本に絞り込まれたそうですね?石田: はい。ユニバーサルエコロジーを有限会社で立ち上げたのが2004年、26歳の時でした。法人化は3年後の2007年です。 有限会社として立ち上げた時からオール電化一本です。私は、オール電化が必ず普及すると見込んでいました。オール電化ならば、10年後、20年後も十分商売できると確認していましたのでオール電化に絞り込みました。
──施工品質はこだわっていいるとお聞きしています。石田: 今は、営業が4人で施工担当が9人です。通常は、営業を増やしてから施工担当を増やすのでしょうが、私はまったく逆をやっています。これは、施工を重要視するからです。確かに、最初に施工担当者を増やすのは人件費がかかり、受注できなかった場合のリスクも大きくなります。 しかし、良い施工をするためには、しっかりとした職人が必要です。また当社は、しっかりとした施工をするために施工担当者を採用する時は有資格者を優先しています。
──具体的に施工にはどんな所に気をつけていますか?石田: 施工は3人一組が基本です。3人の内訳は、施工のすべてに対応できるリーダーの他にサブリーダーと新人の組み合わせなります。施工品質を維持しながらサブリーダーと新人に経験を積ませます。 施工は、一組で1日1件と決めています。1日に2件、3件と割り当てると件数を消化するため手抜きになるので当社ではやりません。 また、当社では1工程ずつ写真を撮らせ、その施工個所の担当者を記載させています。これにより、各工程の担当者の責任を明確にしています。 当社は、部材にもこだわっています。 安売りのお店は部材費を1万円以下にして、施工費を下げています。 しかし、オール電化は生活に密着した商品です。故障やトラブルなどで使えなくなると、お客様に大きな迷惑がかかります。 そのため当社は、メーカー指定の部材を使いしっかりとした施工を行っています。このため部材費だけで4〜5万円はかかります。その一方で、どの部材をどれだけ使ったかをすべて管理し、部材の無駄を極力出さないよう努力しています。 一方で、機器本体は50〜60%引きで提供しています。 最低価格ではないかもしれませんが、できるだけお客様の負担を軽くするために工夫をしています。 低価格でハイクオリティな施工。これも自社施工だからこそできるのだと思います。
──ショールームがオープンし、イベントもやり始めましたね。石田: ショールームはできたばかりです。他社のショールームでは、機器が実際には使えない所も多いようですが、当社のショールームではIHクッキングヒーター、エコキュート、ガスコンロをすべて使えるようにしているのが特長です。 IHクッキングヒーターを使った料理教室、エコキュートのシャワー圧の確認、IHクッキングヒーターとガスコンロの比較などができるようになっています。 今後、ショールームでのイベントは年4回ほど開催する予定です。 現在ショールームは1店ですが、3年後に10店、18年までに20店に拡大し、地元でオール電化を手軽に体験できることを考えています。
──地域密着型を掲げていますね。石田: はい。当社は地元密着型です。全国展開は考えていません。商圏は北名古屋、一ノ宮、稲沢、清州市が中心です。地元に根差してお客様に愛される企業になるのが目標です。そのために、地道にこつこつと時間をかけて歩んで行きたいと思います。 将来的には、エコ商品(省エネ機器)の販売施工店になりたいと考えています。オール電化、太陽光発電システムを始め蓄電池や燃料電池、電気自動車も扱いエコ商品で社会貢献したいと思っています。
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