ハイこんにちは!
1月は行く2月は逃げる3月は去るの言い伝え通り、1月が早くも行ってしまいますね。
…てなことを去年の今頃も冒頭で書いたなぁ…などと思い返して、寒さとは別の震えに見舞われました。…あれからもう1年経つのか。

1月28日に第2次補正予算が成立し、住宅版エコポイントの実施が確実になりました。
エコカー減税や家電エコポイント制度のように消費者にとって嬉しい制度であるのは言うまでもなく、住宅業界にとっても好景気への期待が高まっているようです。
前回の記事で、住宅版エコポイント制度の概要はザックリとお伝えしましたが、今回は続報をお届け致します。
依然未確定な部分もありますので、分かり次第随時報告していきたいと思います。

エコポイントの発行対象となる工事内容や具体的なポイント数が国土交通省のサイトで発表されましたので、まとめてみました。

対象となる工事

  • 第2次補正予算が成立した2010年1月28日以降に工事が完了し引き渡されたものが対象。
  • 平成22年12月31日までにエコリフォームの工事に着手又はエコ住宅の建築着工したものを対象。
  • 2009年の12月8日以降に建築着工した新築住宅(申請期限は1戸建て住宅の場合、平成23年3月31日まで、共同住宅等は平成23年12月31日まで)
  • 2010年の1月1日以降に工事に着工したエコリフォーム住宅(申請は平成23年3月31日まで)
  • ポイント交換期限は、平成25年3月31日まで

発行エコポイント 

1.エコ住宅の新築(1戸あたり300,000ポイント)

省エネ法の基準を満たし高効率給湯器などを備えるなどして、トップランナー基準(省エネ基準を、商品化されている製品の中で「最も省エネ性能の高いもの」の性能以上に設定すること)に達していることを住宅事業建築主などの第三者機関に認定してもらう必要があります。

2.エコリフォーム(1戸あたり300,000ポイントを限度とする)

省エネ基準を満たす製品が対象(対象商品であることを明示するマークは予定されていないが、後日対象商品リストは作成される予定がある)
・窓の断熱改修(内窓設置・外窓交換、ガラス交換等)
・外壁・屋根・天井、又は床の断熱改修
※これらに併せてバリアフリーリフォーム(手すりの設置、段差の改修、通路で入り口の幅拡張等)を行う場合は更にポイントが加算される。
内窓設置
外窓交換
 大
(2.8㎡以上)

(1.6㎡以上2.8㎡未満)
小 
(0.2㎡以上1.6㎡未満)
18,000ポイント  12,000ポイント  7,000ポイント
 ガラス交換
(ガラスごと)
 大
(1.4㎡以上)
 中
(0.8㎡以上1.4㎡未満)
 小 
(0.1㎡以上0.8㎡未満)
 7,000ポイント  4,000ポイント  2,000ポイント
外壁、屋根・天井
床の断熱改修
 外壁  屋根・天井 床 
100,000ポイント 30,000ポイント 50,000ポイント
 バリアフリー改修
(50,000ポイント限度)
 手すりの設置  段差解消 廊下幅等の拡張 
 5,000ポイント  5,000ポイント  25,000ポイント

以上のように、リフォーム箇所や規模によって取得できるポイントが異なります。
例えば、窓を数ヶ所改修して外壁や床も同時にリフォームした場合には、それぞれのポイントが加算され発行されることになります。

新築の場合の1戸あたり30万ポイントというと小額だなぁ…などと勝手に思ってしまいますが、リフォームの際のポイント還元率は(ケースごとに差はあれど)かなり魅力的ではないでしょうか。

エコポイントの交換対象 

  • 省エネ・環境配慮に優れた商品
  • 全国で使える商品券・プリペイドカード
  • 地域振興に資するもの
  • 環境寄付
  • 新築・エコリフォームを行う工事施工者が追加的に実施する工事の費用に充当

「新築またはエコリフォームを行う工事施工業者が追加的に実施する工事」に対しても即時ポイント使用が可能なのは嬉しいところですね。
つまりエコリフォームで取得したポイントを、そのまま家の他の箇所のリフォーム費用に充てる事が出来るのです。
しかも、キッチンやお風呂などのエコリフォームではないリフォーム工事にも使えるので、これを機にまとめてリフォームをご検討されるのもよろしいかと思います。

申請に必要な書類

詳しい情報は国土交通省のホームページにてご確認ください。
個人で申請する場合に必要な書類は、新築とリフォームで異なります。
エコリフォームの中でも、断熱改修リフォームとバリアフリー改修では、微妙に提出書類が異なるので気をつけたいところです。
エコポイントを即時交換してリフォームを行う場合に関しては、事務局の窓口にて(郵送は不可)、エコポイント申請と同時に行う必要があります。

他の補助金との併用も気になるところですが、税制優遇やフラット35sの金利引き下げは、要件を満たしていれば併用可能ということです。
また、太陽光発電導入補助金やエコキュート導入補助金との併用も可能なようですね。
残念ながら家電エコポイントとの併用や相互乗り入れは出来ないようです。(異なる行政機関によって実施されるため)

そのほか気になる点は国土交通省のこちらのファイルをご覧ください↓
PDFアイコン住宅版エコポイントについてのよくあるご質問 (http://www.mlit.go.jp/common/000057402.pdf)

各都道府県に事務局が設置され、エコポイント対象商品が出揃い、実際に住宅版エコポイントが発行されるのは3月になるようです。
これから新築やリフォームをお考えの方は、今後の動向にも注目たいところです。
当ブログでも追加の情報があれば掲載していきたいと思います。

関連記事

 エコリフォーム・エコ住宅の新築で住宅版エコポイント!?(2010年1月12日)

ではまた次回!


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