保和苑のあじさい!紫陽花!アジサイ! – その2
2014年6月19日 偕楽園の梅情報, 水戸ぶらりハイこんにちは!
今日の茨城県水戸市、朝から晴れ渡っております。
湿気はやや強いものの、時折爽やかな風が吹き抜けるおかげで不快指数も抑えられております。
梅雨なのにこんなに晴れ間が続いちゃっていいのかしら?などと心配しつつも、やはり晴れは気分が良いものです。
さて、昨日に引き続きまして水戸市の保和苑「あじさい祭り」の様子をレポートします。
前回もお伝えした通り、保和苑入口の門付近は、なんだかレトロな雰囲気が漂っていて素敵なんです。
しかも、こじんまりした入口からは想像できないぐらい奥行きがあって、起伏もあって、観るべきところが沢山あるんですよ。
苑内の中程には、今にも総合格闘技が行われそうな「オクタゴンの檻」がありまして、中には孔雀や白い鳩が飼われているんです。
過去の記事にも書きましたが、この孔雀と白鳩が毎回オモシロ行動をしてくださるんです。
この孔雀さん、時折「クエェーーーー!」と甲高い声で鳴いてみたり、綺麗な羽を全開に広げてクルクル回ってみたり…シャーーーーッと羽震わせてみたり…と、来るたびにコチラの期待を裏切らない行動をしてくれるのです。
…が、この日は急に気温が上がったからなのか、座ったままでジッとしていて動いてくれませんでした。
そんなクジャク君を心配してか、構って欲しいのか、白鳩さんがクジャク君の眼前を、終始落ち着きなくウロウロしていました。
クジャク君、正直鬱陶しそうでした…。
心なしか困った感じの表情をしているクジャク君なのでした。
孔雀の檻の横には急な傾斜の階段があり、下りる途中の斜面にも色とりどりの紫陽花が咲き乱れています。
ご存知の方も多いと思いますが、私たちが普段目にする"花びら"のように見える部分が、紫陽花の場合には"装飾花"といって"がく"が花びら状になったモノなんです。
ごちゃごちゃと中央付近に密集しているのが本当の?花だそうです。
中央の花びらの周りを装飾花で飾り立てているのには、鮮やかに目立たせることによって昆虫などを引き寄せて花粉を運んでもらおう…という目論見からなんだとか。 自然ってスゲー。グレイト。
順路通りに紫陽花を楽しで、再び階段を登る途中には「カシワバアジサイ(柏葉紫陽花)」群がニョキニョキ突き出しておりました。
丸っこいフォルムの白くて爽やかな花びらが円錐状に密集して咲く種類のアジサイですね。
カシワバアジサイに似たような咲き方の「ピラミッド」という品種があるそうですが、葉っぱを見ればすぐ見分けがつきます。
カシワバは、その名のとおり"柏の葉"そっくりなんですね。
というわけで、池あり谷あり、小高い丘あり…様々なシチュエーションで紫陽花が楽しめる保和苑をレポートしました。
7月の上旬までは紫陽花を楽しめると思いますので、是非とも皆様足をお運びくださいね~。
ではまた次回!
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