落雷による故障はございませんか?
エコキュート, オール電化関連, 補助金・エコポイント 2010年7月28日ハイこんにちは!
暑い日が続きます。皆様いかがお過ごしでしょうか?
さて、先日お伝えした平成22年度エコキュート導入補助金第3期募集は、開始からわずか1日(!)で募集額に達してしまいました。
募集額達成から翌2営業日までに届いた申請書類の中からの抽選を残すのみになってしましました。
次回第4期は、さらに少ない募集台数になりますので、補助金をお考えのお客様は早めにご準備、ご相談ください。
今回は、落雷後におこるエコキュートや電気温水器の故障についての話題です
茨城県水戸市は、7月25.26日の二日間、夕方に激しい雷雨に見舞われました。
ゲリラ豪雨なる言葉もすっかり定着してしまいましたが、この異常な豪雨、年々増えているような気がしますね。
先日も夕方から急に黒雲が立ち込め始め、あっという間に横殴りの豪雨が降り始め、稲妻と共に激しい雷鳴が轟き始めました。
ピカッと光ってから雷鳴が鳴り始めるまでの秒数×340mで落雷地点までの大まかな距離が掴めるといいますが、先日の雷ピーク時には、そんな計算の必要もないぐらい近くにドッカンドッカン落ちまくってました。
空気を切り裂くような音と後に来る低い衝撃音には、わかっていても体が強張ります。
この世の終わりのような雷雨をもたらした黒雲も2時間ほどですっかり去り、落雷が一段落ついた後は、当社にちょっとした電話ラッシュが訪れました。
お風呂のリモコンの表示が消えている。
お湯が出ない。お湯は沸いているようだが出てこない。
シャワーは使えるのに湯張りができない。
…というようなお電話が次々と舞い込みました。
毎年この時期、雷が通り過ぎた後には同じようなお電話を多数頂きます。
電気温水器やエコキュートに限らず、ガスの給湯器などでもリモコンなどの部分に電子基盤を使った設備機器は雷の影響で破損する可能性があります。
直撃はしなくとも、近くに落ちた雷の電流(雷サージ)が地面や電線、アース線などを伝わって建物内の電化製品に流れ込むこともあります。
比較的小さな家電製品でしたらコンセントを抜いてしまう、ということもできましょうが、エコキュートや電気温水器では難しいですね。
それならブレーカーを予め落として置けば大丈夫かというと…直撃に近い落雷があった場合には、おそらく一溜まりもなさそうです。
また、落雷にあったタイミングや異常電圧のかかり具合によって、お湯は出るけどエラー表示が出ているという方やまったくお湯が出ないという方、という様に症状も様々です。
落雷のあった日は問題なくお湯が使えていても次の日になるとお湯が湧かない、というケースも何軒かありました。
いずれにしても基盤の損傷によるもので、修理や交換で治るケースが殆どです。
落雷の後にエコキュートや温水器に不具合が見られるというお客様は、私たち久保田システムサービス(029-225-7716)までご連絡ください。
いつ何時来るかもわからず、ほぼ防ぎようもないという大変厄介な雷による家電の損傷には保険が利く場合があります。
一概には言えませんが、火災保険(あるいは家財保険)で家電製品の被害を補償してもらえるケースがありますので、保険内容を見直してみるのも良いかと思います。
実際には落雷での破損を証明するお手続きなどが必要になります。
お手続きに関するご相談もお受けしております。
~追記~(8月9日)
7月の終わりから8月の始めにかけて、落雷によるエコキュートや温水器の故障や不調に関するお問い合わせを多く頂きました。
落雷による基板の破損は、見た目では判断できない場合も多くありますが、下の写真のようにあからさまに焦げ付いているケースも今年は何軒かありました。
火災保険に加入されているお客様ですと、殆どのケースで保険がおります。
保険会社や契約内容にも依りますが、エコキュートや温水器などの屋外に設置する家電は、火災保険の扱いになることが多いようです。
当社でも先日は落雷証明書の作成に追われました。
落雷による故障に見舞われたお客様は一度ご相談ください。
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