石油ボイラーの修理の様子をレポート!
施工事例 2010年9月25日ハイこんにちは!
つい3日程前までは真夏日並みの暑さが続いていたここ茨城県水戸市ですが、一昨日から気温は急転直下、震えるくらいの涼しい空気が流れ込んできました。
実際のところ気温は平年並みに戻っただけなのですが、一気に10℃も気温が下がると体が参ってしまいますね。
さて今回は給湯器の修理の様子をレポート致します。
当社はエコキュートや電気温水器、IHクッキングヒーターなどのオール電化関連機器しか取り扱わないと思われがちですが、実際には石油給湯器やガス給湯器などの設置や修理も承っております。
今回のお客様がご使用になられていたのは、長府製作所の石油式ボイラーです。
お湯の温度調整が出来ない、というお困りのお電話を頂いたお客様のところへ早速修理に向かいます。
混合弁(ミキシング弁)は、給湯器内で作られた熱湯と給水管から流れ込む水を混ぜて適温にする箇所です。
電気温水器やエコキュートの故障でも特に多いのが混合弁の故障です。
熱湯と冷水に晒される個所ですし、お使いの地域の水質によっても消耗の度合いは違います。
混合弁を交換のために外してみると…その奥の出湯サーミスタという箇所の辺りに水漏れを確認しました。
この出湯サーミスタでは、混合弁で作られたお湯がリモコンの指示通りの温度かどうかをチェックするセンサーです。
給湯管に埋め込まれた出湯サーミスタ付近から水漏れが有り給湯配管が腐食してしいました。
さらに水漏れによる錆でサーミスタ自体は配管に完全に固着してしまっています。
なかなか困難な作業のため、急きょボイラー本体を持ちかえらせて頂いて修理させていただくことになりました。
こういったケースのために、当社では臨時貸し出し用の給湯器をご用意しておりますので、お客様には不便な思いはさせません。
そして今回のボイラーのメーカー、長府製作所の方々をお呼びしてお手伝い頂くことになりました。
水漏れ自体の処置は完了したものの、今回の場合だと将来的にサーミスタが故障してしまった場合の修理は困難だろうということです。
このように、修理のために分解する過程で他の故障個所が見つかったりすることもあるんです。(あるいは当初の故障の原因が、実は別の箇所の故障に起因することも…)
…というわけで石油ボイラーの修理の様子をお届け致しました。
お風呂やお勝手は毎日使うところです。もちろん故障しないに越したことはございませんが、少しでも調子が悪いなと感じたらどうぞお気軽にご連絡ください。
ご協力頂いた長府製作所の皆さま、本当にありがとうございました!
ではまた次回!
にほんブログ村のランキング参加中です。ポチッと押して欲しいぴちょん。