落雷で被害を受けた電気温水器を修理しました!
エコキュート, オール電化関連, 施工事例 2008年9月5日ハイこんにちは!
茨城県地方、しばらくは夏がぶり返して暑い日が続きました。
どうやら明日以降、週明けまでは天気がグズつくようですね。 .
さて今回は以前の「落雷によるエコキュートや電気温水器の故障」という記事の続きです。
今年の夏は落雷が頻発しましたから、
落雷によるエコキュートや電気温水器・太陽光発電などの家電の故障
に関する関心が高まってきているのを感じます。
今回は、先日実際に修理に伺った茨城県桜川市のお客様のお宅をレポートします。
こちらのお宅では、8月末の雷雨の激しかった日を境に電気温水器が不調になったとのことでした。
本体の基盤を開けて細かくチェックしてみると・・・。
基盤の一部分が焦げたようになっていて、碍子(がいし=絶縁体)と思われるものが
破損しているのが確認できました。
本体下部には碍子(がいし)の破片とみられるものが散乱していました。
さらに細かく見ていくと、漏電遮断機のテストボタンも利かなくなっておりました。
こちらのお宅、雷の直撃は免れたようなのですが、
電気温水器内部の基盤はご覧のような有様でした。
雷の電圧は一般的に1憶V(ボルト)といわれており、直撃雷で発生したサージ電流が
電線などを伝わって家電の基盤などに被害を及ぼすことがあるのです。
電線などを伝わってくるサージ電流を防ぐには、コンセントをはずしたり
ブレイカーをあらかじめ落としたり、
物理的に電源から遠ざけるのが一番有効なのですが・・・、
電気温水器やエコキュート・太陽光発電などの大物の家電製品は、
なかなか手軽に電源を落とせないですよね。
そのため、避雷器(アレスター)や避雷器付き分電盤などを設置するのが良いと思われます。
もちろんこれとて万全ではなく、直撃雷の場合は保護しきれない場合があるそうです。
もし実際に落雷の被害にあってしまっても火災保険に入っていれば
修理の代金は保険で賄えます。
(火災保険にも建物と家財の保険が別になってる場合などがあるので注意が必要です。)
保険会社によって異なりますが、落雷証明書(以前は気象庁で発行、今は修理業者の判断による)
で落雷による故障と判断されれば修理代金が保障されます。
雷が落ちて電気温水器やエコキュートが故障してしまったら、
ひとしきり途方に暮れた後すぐに株式会社久保田システムサービスにお電話下さい。
さて保険の話が出ましたので、近いうちにオール電化住宅と保険料のお話もしたいと思います。
また、落雷による機器の故障などに関する記事は、以前にも何度かブログで取り上げておりますので、お時間がございましたらご覧ください!
ではまた!
にほんブログ村のランキング参加中です。お手隙でしたらクリックお願いします。