冬将軍到来!!エコキュートや温水器の配管凍結に注意!
エコキュート, オール電化関連 2012年1月12日ハイこんにちは!
成人式も終わり、正月特有の華やいだ雰囲気は徐々に薄れてきましたね。
それと共に寒さもいよいよ本格化してきました。
当社のある茨城県水戸市でも、日中は5℃前後、朝晩は氷点下まで冷え込みます。
口を衝いて出るのは「寒い」の一言のみ。
そして毎年冬本番になると、修理のご依頼の電話の数も増えてきます。
とりわけ多いのは、「エコキュートや電気温水器からお湯が出なくなった」というケースです。
最近のエコキュートや電気温水器には、凍結防止運転といった機能が付いています。
入浴後にお風呂のお湯を抜かないでおいて、浴槽の循環口から10cmぐらい上まで張った状態にしておけば、気温が下がった時に自動的にポンプで循環し、配管の凍結を防いでくれます。(漏電遮断機(ブレーカー)は切らずに入れておくことが肝心です)
また、お湯が張ってない状態では、タンクから浴槽の方に少量の水を流すことで凍結を防ぐ機能を搭載しているものもあります。この際、浴槽の循環口付近からゴボゴボといった音や水が出ることがありますが、これは異常ではありません。
※機種・メーカーによって対象方法は異なりますので、必ず取り扱い説明書をご確認ください。
機器外の配管が凍結してしまう場合には、自動でこれを防止することは残念ながら出来ません。
凍結の恐れのある配管に凍結防止のヒーターを設置したり、保温材を巻いたりといった工事が必要になります。
また、特に寒い地域においては、予め凍結防止のヒーターなどが組み込まれた寒冷地用エコキュートでしたら、マイナス20~25℃の気温の中でも運転が可能なものもあります。
寒冷地では、屋内設置タイプを選択し、貯湯ユニットを屋内に設置するといった措置も必要になります。
機器外の配管が凍結してしまった場合の対処法としましては、基本的には凍結した部分が解凍するのをお待ち頂くことになります。給湯栓(お湯側蛇口)を少し開いてお待ちいただくのが宜しいかと思います。
もしくは、凍結している部分にぬるま湯をかけてゆっくり融かす方法も考えられます。タオル等を巻いて、その上からお湯をかけると効率が良いそうです。(この際、熱湯を使用すると破裂する危険があるので避けて下さい)
また、お湯が出ないといった故障以外にも、凍結によって生じる故障やエラーが出る可能性もあります。
急に冷え込んだ日からエコキュートや電気温水器の調子が悪くなった場合には、速やかにご連絡ください。
お湯は毎日使うものです。
とりわけ寒い冬の日にこそ必要になりますので、使えなくなってしまうと大変ご不便に感じると思います。
エコキュートや電気温水器の調子が悪いな、と感じたら、お気軽に当社までご連絡ください。
※追記:エコキュートや電気温水器、配管凍結の対処と予防は?(2012.2.4)も併せてご覧ください。
ではまた次回!