ハイこんにちは!
今日の茨城県水戸市は、朝から強風が土埃を舞い上げ吹き荒れています。
昼頃からはそこに雨も加わり、いよいよ嵐の様相を呈してきました。
春が近づくと天候が不安定になるのは毎年のことですが、何もここまでやらなくても…などと、目に入ったゴミを拭き拭き愚痴った次第です。

さて、そんな春の嵐の真っ只中、今回の話題は太陽光発電の補助金の話題です。
平成23年度の住宅用太陽光発電システム補助金(補正予算分)は、昨日3月30日を持って終了致しました。
太陽光発電普及拡大センター(J-PEC)によると、平成23年度の補助金受付件数は、約27万件にのぼり、前年度と比べ約1.4倍の伸びをみせたとのことです。
やはり、昨年の東日本大震災以降、着実に世間の関心は高まりつつあることが実感できますね。
また、平成24年度の住宅用太陽光発電システム導入支援補助金の概要が発表されました。
気になる補助金額ですが…

1kW当たりのシステム価格が55万円以下のもの 30,000円/kWを補助
1kW当たりのシステム価格が47万5万円以下のもの 35,000円/kWを補助
  • 1kW当たりのシステム価格
    = 補助対象経費 ÷ 太陽電池モジュールの公称最大出力の合計値 となります。
  • 1kW当たりのシステム価格の算出における太陽電池モジュールの公称最大出力の合計値の上限は、9.99kWとします。

…というようにシステム価格によって補助金単価が2段階に分けられます。

例えば4kWの太陽光発電システムを導入する際の補助金は…

  • 55万円    ×4kW=220万円:補助金  3万円×4kW=12万円 実質208万円
  • 47.5万円×4kW=190万円:補助金3.5万円×4kW=14万円 実質176万円

kWあたりのシステム価格が低い方が補助金の金額が高いのには、一瞬「?」と思われるかもしれませんが、これには「更なるシステムの低価格化」を促進するための措置と思われます。

また、ソーラーパネルの”モジュール化後のセル変換効率”が下記の基準数値以上の機種が補助金対象になります。

  1. シリコン単結晶系16.0%以上
  2. シリコン多結晶系15.0%以上
  3. シリコン薄膜系8.5%以上
  4. 化合物系12.0%以上

これによって、これまで補助金の対象だったパネルが対象外になることも考えられますので十分注意したいポイントですね。

さらに、”補助対象システムの出力上限の考え方”にも変更があります。
従来の「太陽電池モジュールの公称最大出力の合計値が10kW未満のシステム」が補助対象だったのが、「太陽電池モジュールの公称最大出力の合計値、またはパワーコンディショナの定格出力の合計値のいずれかが、10kW未満であること」に変更されました。
こりにより、モジュールの最大出力合計が11kWになる場合でも、パワーコンディショナーの定格出力合計が10kWを下回っていれば、補助の対象になります。

受付期間は平成24年4月下旬から25年3月下旬までを予定しているとのことです。
また動きがありましたら、当ブログでも追って詳細をお伝えします。

2012年3月27日偕楽園の梅

ではまた次回!
お辞儀ぴちょんくんオール電化JPへ

ご質問ご連絡フォーム001


にほんブログ村 地域生活(都道府県)ブログ 茨城情報へにほんブログ村 住まいブログ リフォームへにほんブログ村 住まいブログ エコ住宅へ
にほんブログ村
のランキング参加中です。ポチッと押して欲しいぴちょん。ジャンピングぴちょんくん