平成24年度・国からの太陽光発電補助金が募集開始!
太陽光発電, 補助金・エコポイント 2012年4月20日ハイこんにちは!
先週末には満開を迎えた水戸の街の桜の花びらも、今週降った雨でだいぶ散ってしまいました。
薄いピンクの花びらに変わって黄緑色の新芽が顔を出し始めた桜の樹も”やっとこさ春なのね”という実感が湧くので大好きです。
さて、平成24年度・太陽光発電導入補助金の募集が4月19日から開始されました。
補助金額
まず気になる補助金額ですが、今回は従来とは異なり2段階の基準が設けられています。
1kW当たりの補助対象経費(税別) | 1kW当たりの補助金単価 |
3.5万円を超えて47.5万円以下 | 3.5万円 |
47.5万円を超えて55.0万円以下 | 3万円 |
- 太陽電池モジュールの公称最大出力の合計値が10kW以上の場合は、9.99kWとして算出しますシリコン多結晶系15.0%以上
- 補助対象経費とは、太陽電池モジュール、架台、パワーコンディショナ、その他附属機器(接続箱、直流側開閉器、交流側開閉器)、及び設置工事に係る費用(配線・配線器具の購入・電気工事等を含む)を対象とします
- 交付される補助金額は、申込時に確定した補助金額及び補助金単価が上限となります。
太陽光発電の1kWあたりのシステム価格が安い製品の方に、より高い金額の補助金がでます。
安価なシステムの方が高い金額の補助が出ることに疑問を持たれる方もおられるでしょうが、元々、市場での太陽光発電のシステム価格を下げさせることにより、普及を促進しようという考えで創られている補助金制度です。
今までも太陽光発電補助金は、毎年その基準や金額が見直されてきた経緯があります。
対象システム
- 低圧配電線と逆潮流有りで連系すること
- モジュール化後のセル実効変換効率が一定の数値を上回ること(種別毎に基準値を設定)
- 一定の品質・性能が確保され、設置後のサポート等がメーカー等によって確保されていること
- 補助対象経費が太陽電池公称最大出力1kW当たり55万円(税別)以下であること
- 太陽電池モジュールの公称最大出力の合計値、またはパワーコンディショナの定格出力の合計値のいずれかが、10kW未満であること
- 太陽電池モジュール・パワーコンディショナは未使用であること
受付期間
平成24年4月19日(木)~ 平成25年3月29日(金) 消印有効
更に詳しい情報は、J-PEC太陽光発電普及拡大センターのウェブサイトでご確認ください。
2012年7月からは、再生可能エネルギーの固定価格買取制度も開始される予定です。(但し住宅用の太陽光発電システムは従来通りの余剰電力買取制度が継続される見通し)
注目が高まりつつある太陽光発電システムのニュースからは今後も目が離せませんね。