落雷後に給湯機器の不調を感じたら、ご連絡ください!
IHクッキングヒーター, エコキュート, オール電化関連 2012年5月7日ハイこんにちは!
5月6日、ゴールデンウィークの最終日に待っていたのは、大変な悪天候でした。
当社のある茨城県水戸市では、午前中の気持ちの良い快晴から午後には一転、急激に立ち込めた暗雲が、激しい雷雨をもたらしました。
雷雨はさらに勢いを増し、ついには大粒の雹(ひょう)が降り注ぐ始末。
3~4cm程の大きさの雹が、バチッバチッと屋根や地面にぶつかる音は、ギョッとするぐらいの大きさでした。
落雷の轟音と相まって、この世の終わりっぽい雰囲気でありました。
かとおもえば、一瞬だけ雲の向こうに晴れ間が覗いたり、一旦遠のいた雷雲がカムバックして来たり…と、目まぐるしく変化する天候に驚くばかりでした。
水戸市周辺では、雹によって車の天井が凹んだり、カーポートの屋根に穴が空くなどの被害があったと聞きました。
ニュースでも報道されましたが、同じ茨城県内の南部に位置するつくば市と栃木県真岡市では、竜巻が発生し甚大な被害をもたらしました。
”竜巻で被害がでるなんて海外の話でしょ?”などと勝手に思い込んでいたため、ニュース映像や亡くなった方がおられるという報道は大変にショッキングでした。
昨年の巨大地震身を身を以て体験したことで、”世の中何が起こるかわからない”というようなことをわかったような気になっていましたが、今回の自然災害には更に上をいかれました。
被害にあわれた多くの方々に、心よりお見舞い申し上げます。
上の図は5月6日の茨城県周辺の14時から17時ぐらいまでの落雷レーダーの様子です。
『ゲリラ豪雨』という物騒な名前の現象が騒がれるようになったのは、ごく近年のことのように思いますが、ここ茨城県も、一年の間に数回、非常に激しい落雷を伴うゲリラ豪雨に見舞われます。
この雷がオール電化機器には大敵になります。
正確にいえば、電気温水器やエコキュートのみならず、ガス給湯器などでもリモコンなどの部分に電子基盤を使った設備機器は雷の影響で破損する可能性があります。
雷の直撃がなければ安心か…というと、そうとも言い切れません。
近隣に落ちた雷の電流(雷サージ)が地面や電線、アース線などを伝わって建物内の電化製品に流れ込むこともあります。
ブレーカーを予め落として置けば大丈夫かというと…直撃に近い落雷があった場合には、おそらく被害は免れません。
雷による停電の後には、まずは慌てずに、給湯機器の説明書に書いてある「停電後の復旧操作」というようなものを試してみてください。
雷のあった日は普通にお使い頂けていても、翌日あたりから機器の調子が悪くなったりするケースも結構ありますので、落雷以降に給湯機器の不調を感じた方は、速やかに久保田システムサービスまでご連絡いただければと思います。
ではまた次回!