偕楽園のつつじ祭は既に終わっていました!
偕楽園の梅情報, 水戸ぶらり 2012年5月15日ハイこんにちは!
5月も半ばに差しかかり、暑くも寒くもない穏やかな日が続いた茨城県水戸市ですが、今日は一日中全国的に雨の予報。
さて今回は、梅まつりを終え、桜も散った偕楽園の次なるお楽しみ、躑躅(ツツジ)の花を見に行こう!
…と偕楽園を訪れてみると、もう終わってたんですね、つつじ祭!…というご報告です。(なんだそりゃ)
ゴールデンウィークを挟んで、久しぶりに訪れた偕楽園は、3月・4月とは全く違う表情を見せてくれます。
強烈な陽光に照らされて輝く新緑が目に鮮やかでした。
新緑の中で深呼吸すると何だか生命力を貰えるような気がして深く息を吸い込むも、続いて出るのは大きなあくび。
大半のツツジの花はシナシナに枯れてしまっていましたが、品種によっては見頃のものもありました。
彩度の高いピンクと、これまた鮮やかな新緑のグリーンのコントラストはクラクラしそうなぐらいに強烈ですね。
ズームしてみるとピンクの中に赤い斑点模様、雄しべの曲線も美しいですね。
こちらは少々大人っぽく穏やかな色彩のつつじです。
花弁もスレンダーでシュッとしています。
白つつじは然程日当たりのよろしくない梅の木の下でひっそりと咲いていました。
好文亭から見下ろす位置に広がる樹齢250年超(!)の霧島つつじの燃えるような赤い花も、今年は既に見ごろを終えていました。
鎮火された後のようにチロチロと赤い花が確認できる程度。…がっくり。
ちなみに一昨年撮った霧島つつじはこんな感じ↓
メラメラと燃えさかる炎のように咲き乱れる霧島ツツジ。
樹齢250年という超ベテラン霧島ツツジ先輩の曲がりくねった枝には苔が生しています。
偕楽園東門の傍にそびえ立つのはニセアカシアの大木です。
針槐(ハリエンジュ)という和名をもつニセアカシアは、アカシアとは別種らしいのですが、しばしば混同されるそうです。
偕楽園のニセアカシアは、大正13年当時には、日本最大の大木として認定されていた…と看板に記されています。
しかし、折損の恐れがあるということで、平成9年に幹の途中で切断されたのだそうです。
とはいえ、今でも十分な背の高さです。
秋から冬にかけて、そびえ立つようにして4本の太い幹のシルエットは圧巻なのですが、この時期に葉が青々と茂った姿も良いものです。
残念ながら今年は、ゴールデンウィーク呆けのせいか、見頃を逃してしまった偕楽園のツツジでした。
季節ごとに表情を変え、観るものを楽しませてくれる偕楽園の様子が少しでも伝われば幸いでアリマス。
ではまた次回!