ハイこんにちは!
梅雨明けしたと思ったら、やけに涼しい日が続いた茨城県水戸市ですが、今週からはまた暑さがブリ返してきています。

さて、再生可能エネルギーの固定価格買取制度が今月の1日から実施され、ニュースなどでメガソーラー建設の話題などを耳にする機会が増えてきました。
一方これを受け、一般の家庭でも太陽光発電システムの導入に関心が集まっているのが感じられます。
メーカー各社はパネル価格やモジュール変換効率などの面で競って新製品を発表していますが、最近になって価格や性能以外の面をウリにした製品も出始めました。

今回は、LIXILさまの「ソーラーベース柱建てタイプ」と、ソーラーフロンティアさまの「小規模発電所パック」をご紹介致します。

ソーラーベース柱建てタイプ

LIXILエナジー株式会社は、住宅用地上設置型太陽光発電システム「ソーラーベース柱建てタイプ」を発売しました。
この製品は、住宅の余剰地を使って簡単に設置できる住宅用地上設置型太陽光発電システムで、屋根の老朽化のため取り付けができない住宅や建物の外観上設置に抵抗がある住宅に最適とされています。
設置イメージは、このようになります。

LIXIL_ソーラーベース柱建てタイプ01

また、現在使用中の太陽光発電システムと併せて設置することで発電総量をあげる、といった使い方も可能です。
屋根の大きさの問題で満足な発電が得られていない場合などに、建物に負担をかけることなく発電力不足を補えます。

LIXIL_ソーラーベース柱建てタイプ03

架台角度は20度と40度の2種類、基本ユニットのサイズはパネル4枚(2段2列)から12枚(4段3列)までの6サイズが用意されています。

LIXIL_ソーラーベース柱建てタイプ02

さらに、架台角度40度は、垂直積雪量100cm未満の地域にも設置が可能で、1.5mまでの凍結深度に対応しているそうです。
基礎と一緒に柱を埋め込むことで、施工時間を短縮できることもメリットとして挙げられます。

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小規模発電所パック

ソーラーフロンティア株式会社は、7月より非住宅向けの太陽光発電パッケージ商品「小規模発電所パック」(低圧連系向け)発売を開始しました。
企業や個人が所有する小規模の遊休地を利用して、短期間で太陽光発電所を設置できるのが特徴です。
最大で50キロワット(一般家庭15世帯程度に相当)のソーラーフロンティア製CIS薄膜太陽電池やパワーコンディショナ、架台、発電計測システムなどをパッケージしたものです。
50キロワットの設置の場合、約1,000平方メートル(約300坪)の土地があれば設置が可能です。
また、パッケージ化したことによって、設計や積算の時間が短縮され、設置作業は1ヶ月前後という短期間で完了します。

ソーラーフロンティア_小規模発電所パック

大規模太陽光発電所、所謂メガソーラーの建設には、土地の選定や高圧配電線の有無等の制約があり、設計から施工完了までに時間がかかります。
小規模発電所パックでは、設備容量を50キロワット以内に抑えることで低圧配電線への接続による発電事業を可能にし、再生可能エネルギーの固定価格買取制度において42円/kW時(税込)の売電価格が適応される期間中に太陽光発電の準備を完了できるのも大きなメリットと言えそうです。

…というわけで、通常は屋根に設置する住宅用太陽光発電にも、このようなバリエーションのものが出始めているんですね。
今後も興味深い製品について当ブログで取り上げていきたいと思います。

ではまた次回!
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