落雷による給湯器の故障、意外に多いんです。
エコキュート, オール電化関連, 太陽光発電 2012年8月18日ハイこんにちは!
猛暑に見舞われたお盆も終わり、既に仕事に戻っておられる方も多いかと思います。
まだまだ酷い暑さはしばらく続きそうです。
お盆休み中のレジャーや故郷への帰省、或いはオリンピック観戦の疲れもありましょうから、なるべく睡眠と栄養を多めに取ってこの夏を乗り切りましょう。
しかし暑ぃ…。
さて今回は、そんな楽しい夏の"負の風物詩"こと"ゲリラ豪雨と落雷"の話題です。
小生が幼かった頃、暑い夏の夕方にザッと降り地面を冷やしてくれる夕立を、まるで天の恵みであるかのようにキャッキャと喜んだものでした。
夕立が火照ったアスファルトを打つ際の何ともいえない雨の匂いで”あぁ夏だわぁ…”と感じたものです。
ところが昨今では、風流な夕立と比べワンランク上の豪雨と落雷が増えてきました。
バケツを何杯もひっくり返したように降り注ぐ雨と、この世の終わりのような雷鳴の轟き…まさにゲリラ豪雨という物騒なネーミングがぴったりです。
近年増加傾向にあるゲリラ豪雨ですが、その要因には地球温暖化とヒートアイランド現象(人工的な環境による異常な気温の上昇)等が挙げられるようです。
快晴から一転して短時間に局所的に発生することが多いゲリラ豪雨、なかなか予想することも難しいそうです。
河川の氾濫や土砂災害などを引き起こすこともありますから、普段から避難経路の確認などをしておきたいものです。
そして、ゲリラ豪雨とセットで起きることが多い落雷もまた厄介です。
落雷によって命を落とす方もいらっしゃるので、雷が近づいてきたらなるべく屋内に避難しましょう。
また、落雷は人的被害だけでなく、物的被害ももたらします。
エコキュートや電気温水器は、内部に精密な電子回路基板(マイコン制御等)を持っているため、落雷で発生する異常な高電圧に対しては弱い構造になっています。
雷が直撃するような場合ではもちろんですが、近くに落雷がある場合でも電線などを雷サージ(雷の影響により発生する異常な電圧・電流)が伝わり、機器に影響を及ぼすことが考えられます。
ブレーカーで遮断出来ることが殆どですが、直撃やごく近い場所で落雷があった場合には万全ではありません。
テレビやパソコンのような家電でしたら、雷の鳴り始めに早めにコンセントを抜いたり、ブレーカーを予め落としておくことで落雷の被害を回避できましょうが、残念ながらエコキュートや電気温水器、太陽光発電システムなどではそうもいきません。
(予防という意味では家庭用の避雷器を取り付けるというのも有効なようです。)
落雷による故障は多くの場合、基盤を修理・交換することで直りますので、落雷のあった日以降にエコキュート・電気温水器の調子が悪い、お湯が沸かなくなった場合などは、すぐに当社にお電話ください。