ハイこんにちは!
「そろそろ雨降らなくてイイの?」などと、普段は嫌いな雨に対して気を使ってしまうぐらいに快晴の真夏日が続いている茨城県水戸市です。

さて、今回は9月1日から開始される東京電力の電気料金値上げの話題です。
2か月ほど前の当ブログ記事では、東京電力が経済産業省に値上げの申請を行った段階での"値上げ案"をお伝えしました。
一般家庭などで、平均10.28%という値上げ率に対しては、当然のように消費者からの反発もあり、議論が進められた結果、7月からの実施予定が9月にずれ込みました。

気になる値上げ率は、予定されていた平均10.28%から同8.46%に引き下げられることになりました。
また、今回の値上げ対象となるのは、あくまで「電力量料金」で、基本料金に関しては据え置かれています。
一般家庭で最も契約者数が多い"従量電灯B"の電力量料金単価は、以下のようになります。

2012年9月より東京電力の電気料金が値上げされます01
ひと月の電力利用量が0~120kWhの第1段階では、18.89円(+2.6%)、
120~300kWhの第2段階では、25.19円(+7.6%)、
300kWh以上の第3段階では、29.10円(+17.9%)の値上げになります。

7月の申請当初には9.8%の値上げが発表されていた第2段階の値上げ率は、より多くの消費者の負担を軽減するため7.6%に留められました。
東京電力では、各契約種別ごとの平均的な使用状況(契約容量や電気使用量など)を基にした値上げ料金の参考値を発表しています。
従量電灯Bの場合、各契約アンペアごとに1ヶ月あたりの平均値上げ額を試算したものです。

2012年9月より東京電力の電気料金が値上げされます03 
一般的に電気使用量に合わせて契約アンペアも増えるので、やはり契約アンペアの高い家庭ほど値上げの影響は大きくなります。

また、今回の値上げに伴って、オール電化にした際の"電化上手(季節別時間帯別電灯)"や6月から導入された"ピークシフトプラン"なども値上げされました。

2012年9月より東京電力の電気料金が値上げされます02 
これにより気になるのは「安い深夜電力を使用できることがオール電化の強みだったのに、今回の値上げでそのメリットも消えるのでは?」ということです。
夏季9.72円だった夜間料金は、値上げ後11.82円になります。
一般的なオール電化住宅では、1ヶ月あたり1,178円、年間では約14,000円の負担が増えることになります。
しかしそれでもなお、多くの場合、ガスと電気を併用している住宅よりも、オール電化住宅の方が光熱費を抑えられることに変わりはありません。
家庭用のエネルギー使用量の1/3を占めるお湯を沸かすエネルギーに、割安な夜間の電気を利用できることで、値上げ後も引き続き光熱費のメリットはあると考えられます。

http://www.tepco.co.jp/life/custom/ratesimu/index-j.html
9月から実施される新単価によるシュミレーションが出来ます。

また、IHクッキングヒーターなどを使用している家庭が加入できる"スマイルクッキング割引(電力量料金が3%割引)"になる割引制度の新規加入を平成25年3月31日で停止することも決まっています。
電力量料金が5%割引になる「全電化住宅割引」の廃止については、今後検討していくという内容に留まったようです。

ではまた次回!

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