ハイこんにちは!
暑さ寒さも彼岸まで…とはよくいったもので、本当に秋分の日あたりを境にガクッと気温が下がりました。
確かに今年のしつこいまでの残暑にはウンザリを通り越して憤りのようなものを感じておりましたが、ここまで急に涼しくなられると、体調を崩してしまいますよね。
もう少しなだらかなスロープのような感じでスムースに移行して頂きたかったものですね、夏から秋へ…などと勝手なことを言っております。

9月の初めの記事「太陽光発電の普及は順調のようです!」では、7月にスタートした「再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度」によって太陽光発電をはじめ、風力・水力・地熱・バイオマスなどの普及が進みつつある、ということを書きました。

先日の経済産業省の発表によると、太陽光や風力など再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度で認定した設備の発電能力が、8月末時点で130万キロ・ワットに達したということです。
これは、今年度の目標発電能力(250万キロ・ワット)の半分以上を、制度開始から2カ月で確保したことになるそうです。
250万キロワットの内訳は、大規模太陽光発電所(メガソーラー)など住宅向け以外の太陽光が72.5万キロ・ワット、住宅向けの太陽光が30.6万キロ・ワットで、風力・水力などのその他の再生可能エネルギーの中で太陽光が約8割を占めました。
この好調ぶりには、やはり"電力会社による買い取り価格の高めな設定"の影響が大きいと考えられるようです。

さて、その好調な太陽光発電関連の興味深い新製品が相次いで発表されていますのでご報告致します。

シャープ株式会社は、発電と採光を両立でき、建築用ガラスとして活用できるシースルー太陽電池モジュール「NA-B095AA」を発表しました。

シャープ・シースルー太陽光発電モジュール「NA-B0095AA」01 

屋根への設置が一般的な太陽光発電システムですが、この製品はなんと窓ガラスやベランダの手すりなどに設置でき、一般的なガラス建材と同様に扱えるというものです。

一般的な太陽電池モジュールで採用されている金属フレームを無くし、合わせガラス構造を採用することで、サッシや手すりの枠などに納めることができるそうです。
また、セルに細かなスリットを施すことで、モジュール変換効率6.8%の発電能力、適度な採光、遮蔽係数0.39(数値が小さいほど日射による熱を通しにくいことを示す係数)の遮熱性能を実現しています。

シャープ・シースルー太陽光発電モジュール「NA-B0095AA」02 

外の景色を見通す事が出来るので窓や手すり・カーテンウォール・ひさしなど様々な場所で省エネガラスとして使えます。
黒を基調としたスタイリッシュな外観で建物と美しく調和するのはもちろん、建物内外から見える場所に設置するので、環境対策への取り組みをアピールする効果も期待できますね。

発電と採光を両立し、遮熱による省エネ性能も兼ね備えた新しいガラス建材、シースルー太陽電池モジュール「NA-B095AA」には大注目ですね!

調べてみると、シースルーの太陽光発電モジュールは、すでに幾つかのメーカー様で開発が進んでいるようですよ。
このまま進歩していけば、将来的にはシースルーのモジュールガラスで発電しながら走っちゃう車…なんてのも出てくるんですかね?

ではまた次回!
お辞儀ぴちょんくんオール電化JPへ

ご質問ご連絡フォーム001


にほんブログ村 地域生活(都道府県)ブログ 茨城情報へにほんブログ村 住まいブログ リフォームへにほんブログ村 住まいブログ エコ住宅へ
にほんブログ村
のランキング参加中です。ポチッと押して欲しいぴちょん。ジャンピングぴちょんくん