給湯器の配管が凍結するくらい冷え込んできました!
エコキュート, オール電化関連 2012年12月28日ハイこんにちは!
いよいよ2012年も残すところあと3日になりましたね。
毎年懲りずにやってくる赤鼻と白髭は、強烈な寒気団をも引き連れてきたようで、年内最後の一週間は、ガクンと冷え込みが厳しくなりました。
この時期はお付き合いで呑む機会なども増え、生活リズムがくるいがちになりますから風邪をひきやすいですよね。
加えてインフルエンザやノロウイルスも大流行しています。
皆さま、手洗い・うがい、睡眠をしっかりとる等、ご自身の体調管理をなるべく意識的にしていきましょう!
急に冷え込みが厳しくなると当社への電話やウェブサイトへのアクセスが増えます。
「給湯器からお湯が出ないんですけど…」、「エコキュートを使っているが、凍結するのか?」というご相談や、中には「寒さのせいか配管に亀裂が入って水漏れしている」というものもあります。
毎年このブログでも凍結に関する記事を書いておりますが、今一度おさらいをしますね。
- ●凍結とは
- 凍結といっても、凍るのは給湯器本体ではなくて、その回りの配管であることが多い。
特に給湯器への給水口や開閉止バルブ部分が凍ることが多いようです。お湯も水も出ない場合には、給湯器の”減圧弁より前の部分”の凍結、お湯だけ出ないのであれば”減圧弁の後から蛇口までの間”の凍結を疑います。
- ●凍結してしまった場合の対処法
- 基本的には、凍結部分が融けるのをお待ち頂くことになります。
昼間の気温が上がるようなら、お昼過ぎぐらいには水が出てくるケースが多いです。(その際、蛇口を少し開けておくと良いでしょう。)機種や症状によっては、エラーの解除などの操作がある場合もあります。
これは機種によって作業が異なりますから、メーカーか当社までご相談ください。また、凍結が疑われる個所の配管に雑巾などをかけ、その上からお湯をゆっくりかけて融かしたり、ドライヤーを用いて温風で融かすという方法もあります(この際、急に熱湯をかけたりすると管が破裂する恐れがありますのでご注意ください)
- ●凍結防止策としては
- ・入浴後、浴槽のお湯を抜かずに循環口の10cm程度上まで貯めたままにする。
一定温度以下になった時に自動的にポンプで水を循環させる、いわゆる"凍結防止運転"が開始されます。
※この凍結防止運転は、追い炊き配管の凍結を防止するもので、"機器の外にある配管の凍結を防ぐ"効果はありません。
・配管に温熱ヒーターを配管に巻く(100vの電源が必要になります)
・露出した配管に毛布などを巻く。
・貯湯タンクの下側に冷たい空気が入らない様に断熱材を詰める。
・風除けの板などをタンク本体に立てかけておくだけでも効果がある場合もあります。
・給湯器を使用後、給湯器周りの水を抜くという方法もありますが、実際には大変な作業になるので現実的ではありません。
・寒冷地仕様のエコキュートの場合、電熱ヒーターを内蔵したものや、外気温が低い場合の熱変換効率を向上させ、最高マイナス25℃程度の気温でもお湯をつくることが出来ます。
また、凍結が原因で起こる故障やエラー、配管の破裂などが生じるの可能性もあります。
凍結の疑いがある場合には、リモコンのエラー表示や給湯機本体の周りや配管の様子(水漏れや亀裂の有無など)をご確認頂くのが宜しいかと思います。
これから更に冷え込みが厳しくなります。
暖かいお湯は寒い冬にこそ必要なものです。
年末からお正月にかけて、ご家族・ご親戚でお集まりになった際にお湯が出ない…という事態は大変困ってしまいます。
給湯器、エコキュート、電気温水器の不具合、故障がありましたら、当社までお気軽にご連絡ください!