ハイこんにちは!
今週初め、当社のある茨城県水戸市では、数年ぶりの積雪がありました。

平成30年1月22日水戸市の積雪

昼過ぎから降り始めた雪は、勢いを増していきました。
ウソだろウソだろ…といっているうちに容赦なくドンドン降り積もっていきます。
ここまで降ると思っていなかった方が殆どだったでしょうから、帰宅時に帰るに帰れず立ち往生してしまう方も多かったのではないでしょうか。

平成30年1月22日水戸市の積雪

翌日、家を出ると辺り一面真っ白の雪景色にテンションが急上昇するも、あまりの寒さにテンション急降下。
午前中には、当社一同雪かきに追われましたが、気温も上がり、粗方の雪は融けていきました。
めでたしめでたし…

平成30年1月22日水戸市の積雪

ところが!本日はなんと記録的な寒波が襲来!
融けきらなかった雪がガッチガチに凍りつく寒さ。

当然の如く、朝から「水が出ない、お湯が出ない」という電話が殺到しました。
茨城県は場所や立地にもよりますが、一年に数回は凍結に見舞われます。
しかし今日の冷え込みは異常なくらいの厳しさでしたね。

ここで改めてエコキュートや電気温水器などの給湯器の配管の凍結に関してまとめておきますね。

●凍結とは
凍結といっても、給湯器本体が凍ってしまうのではなく、その回りの配管であることがほとんどです。
特に「給湯器への給水口」や「開閉止バルブ部分」が凍ることが多いようです。

お湯も水も出ない場合には、給湯器の「減圧弁より前の部分」の凍結、お湯だけ出ないのであれば「減圧弁の後から蛇口までの間」の凍結が考えられます。

●凍結してしまった場合の対処法
凍結してしまった場合には基本的に、凍った部分が融けるのをお待ち頂くことしかできません。

経験上、昼間の気温が上がれば、お昼過ぎぐらいには水が出てくるケースが多いです。
(その際、蛇口を少し開けておくと良いでしょう。ただし開けたまま外出してしまうと給湯器のお湯が無くなってしまう事もありますからお気を付け下さい)

凍結が原因となって給湯器内の部品の動きに影響し、エラーが生じる場合があります。

また、凍結が疑われる個所の配管に雑巾などをかけ、その上からお湯をゆっくりかけて融かしたり、ドライヤーを用いて温風で融かすという方法もあります
(この際、急に熱湯をかけたりすると管が破裂する恐れがありますのでご注意ください)

●凍結防止策としては

入浴後、浴槽のお湯を抜かずに循環口の10cm程度上まで貯めたままにする。
一定温度以下になった時に自動的にポンプで水を循環させる、いわゆる"凍結防止運転"が開始されます。
※ただし凍結防止運転は、追い炊き配管の凍結を防止するもので、"機器の外にある配管の凍結を防ぐ"効果はありません。

配管に「温熱ヒーターを」配管に巻く(100vの電源が必要になります)

露出した配管に毛布などを巻く。

貯湯タンクの下側に冷たい空気が入らない様に断熱材を詰める。

風除けの板などをタンク本体に立てかけておくだけでも効果がある場合もあります。

給湯器を使用後、給湯器周りの水を抜くという方法もありますが、実際には大変な作業になるので現実的ではありません。

寒冷地仕様のエコキュートの場合、電熱ヒーターを内蔵したものや、外気温が低い場合の熱変換効率を向上させ、最高マイナス25℃程度の気温でもお湯をつくることが出来ます。

また、凍結が原因でエラーが表示されたり、本体の故障を引き起こしたりするケースもあります。
機種や症状によっては、エラーの解除などの操作がある場合もあります。
これは機種によって作業が異なりますから、メーカーか当社までご相談ください。

あるいは配管の破裂などが生じるの可能性があります。
凍結の疑いがある場合には、リモコンのエラー表示や給湯機本体の周りや配管の様子(水漏れや亀裂の有無など)をご確認頂くのが宜しいかと思います。

平成30年1月22日水戸市の積雪

まだまだ寒い日々が続きそうです。
朝、お湯やお水が出ない時は焦らずに給湯器廻りをご確認してみてください。

ではまた次回!

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