紫外線と汗のこと
外出先で気になる紫外線によるダメージや汗の不快感は、内側からも外側からも、しっかりケアして和らげましょう。
紫外線が最も強い、7~8月の美白ケアは、念入りに
真夏の強い紫外線を浴びて体内で活性酸素が発生すると、表皮を守ろうとして、表皮ではメラニン色素がつくられます。しかし、過剰につくられたり、ターンオーバーの乱れからお肌に残ったりすると、シミになってしまいます。外出時は日焼け止めやUVカット効果の高い帽子、日傘、サングラスなどをご使用。なるべく紫外線をさけましょう。
食事では、トマトやかぼちゃなどのカラフルな夏野菜を積極的にとって。抗酸化にすぐれたB-カロチンやビタミンCなど成分がたっぷり捕えます。紫外線のダメージケアや、細胞の生まれ変わりを助けるのに良いとされる。
ニオイ、ベタつきは、こまめな汗ケアでサヨナラ
私たちの体は汗をかいて熱を放出し、体温が上がり過ぎないように調整しています。かいたばかりの汗は無臭ですが、放っておくと、皮脂や汗に含まれる老廃物などを餌に殺菌が繁殖し、ニオイを発生させます。汗をかいたら、デオドラントシートなどですぐにふきとりましょう。本来、汗はサラサラですが、ベタベタしたニオイの強い汗をかく現代人が増えているといわれています。その主な原因は、エアコンの普及や運動不足による汗腺の衰え。サラサラのいい汗がかけるよう、適度な運動や半身浴を心がけ、汗腺を鍛えることも大切です。
熱中症にむ気をつけよう
熱中症は汗をたくさんかいて体内の水分やミネラルのバランスが崩れたり、高音質の環境で十分汗を掛けず、体温上昇やめまい、頭痛、脱力感などが起こります。水分やミネラルをしっかり補給し、予防を。
紫外線による「老け」に要注意
紫外線はしみをつくるほか、お肌の奥でハリを支えるコラーゲンなどの成分にダメージを与え、シワやたるみを引き起こします。
夏の厄介者といえば、蚊。体温が高くてよく汗をかきがちなお子さんや、お酒を飲んでいたり、黒っぽい衣服を着ている方が狙われやすいようです。
かくと治りが悪くなるので、早めにかゆみを止めましょう。
うるおいをチャージ。脱!カサカサ“夏砂漠”
エアコンの冷気はお肌を乾燥させ、本来備わっているバリア機能をダウンさせる原因の一つ。ひどくなると、カサカサの砂漠状態に。さらに、通勤や買い物などで外出時、強力な夏の紫外線が、お肌のうるおい成分にダメージを与えます。みずみずしさのキープのために、さっそく対策をはじめましょう。うるおいお肌をキープするにはね毎日のお食事がとても大切。緑黄色野菜に含まれ、お肌の保湿力を高めるビタミンAや、コラーゲンの生成を促すビタミンC、玄米や豚肉などに含まれ、肌荒れを遠ざけるビタミンB群などを積極的にとりましょう。通勤時などの外出する際は、日焼け止めを塗る、日傘をさすなど、紫外線対策をしっかり。また、普段から適度な運動をし、お風呂にゆっくりつかって、十分に睡眠をとることも大切です。ターンオーバーが促され、バリア機能が高まって、乾燥からお肌を守る力がアップします。
夏は汗ばむから、お肌もしっとり・・・は幻想。乾いてカサカサ、小ジワの亀裂が!
潤い成分をしっかりとって“夏砂漠”を脱出しましょう!