キッチン:お手入れ読本Ⅱ
①シンク(流し)
シンクは水アカのつきやすい場所。ぬれたままにすると輝きが失われカビも発生くます。水仕事の後は、手間を惜しまず水滴排水管が詰まっているおそれがありますをしっかりふき取っておきましょう。
※日常 水滴を残さない。
①夕飯の食器洗い後、台所用洗剤(中性)をスポンジにつけてサッと洗います。
②水で洗剤を流してから、ふきんなどで水滴をサッとふき取ってください。
※週1度 水アカ汚れを落とす。
★素材<タイプ>によって汚れの落とし方が違います。★
〇エポキシ系樹脂製<クリアタイプ>⇒キズ補修簡単にできるエポキシ樹脂。
熱湯や熱いお鍋、衝撃などにも強い素材です。
■ご使用する道具:スポンジ・タオルぞうきん・ゴム手袋
洗剤を含ませたスポンジでこすります。洗剤を洗い流して、からぶきをしてください。キズまたは水アカがついた場合、スポンジや布にクリームクレンザーつけて磨きます。水ぶきした後、からぶきをして下さい。
〇ステンレス製⇒シャープな輝きが美しく、清潔感のあるステンレスシンク。
すぐれた強度を備えています。
■使用する道具:スポンジ・タオルぞうきん・ゴム手袋
クリームタイプのクリームクレンザーを含ませたスポンジで研磨目にそって磨きます。洗剤を洗い流して、からぶきをして下さい。落ちにくい白い汚れはステンレス用クリーナーで落とします。
〇ステンレス製<さっさと仕様>⇒ステンレス表面に施した凸凹加工により傷つきにくく、フッ素特殊コーティングが水滴・汚れをブロックします。
■使用する道具:スポンジ・タオルぞうきん・ゴム手袋
洗剤を含ませたスポンジで洗います。洗剤を洗い流して、からぶきをして下さい。
※ご注意<ささっと仕様>の洗剤・道具
洗剤:
○使用できる △注意事項を守って、使用できる ×使用できません
↓ ↓ ↓
キュキュとシリ キッチンハイター ホーミング
チャーミー泡のチカラ キッチン泡ハイター ルックキッチンのみがき洗い キッチンキレイキレイ
道具:
ウレタンスポンジ(柔らかい方) メラミンスポンジ 研磨剤入り不織布(硬い方)
ネットスポンジ 研磨剤入り不織布
研磨剤無しスポンジ 金属タワシ など
※月1度シーリングの黒ずみを取る。
①シンクとカウンターの継ぎ目に使われているシーリング材にカビが生え黒ずんできた場合、指に布を巻き、台所用漂白剤を薄めて含ませ、黒ずみに塗ります。
②そのまま5分ほど置きその後水をしっかりかけて洗い流し後からぶきをします。
がんこな汚れ「もらいサビ」は早めに落とす。
食塩やしょう油などが付着したり、金属タワシや缶を放置しておくと「もらいサビ」が発生します。見つけたらすぐにクリームタイプのクレンザーをつけたスポンジや歯ブラシなどでこすり、水で洗い流した後、からぶきをします。
※「さっさと仕様」の場合はその上からリコートキットで補修することができますので修理こ゛相談センターへご依頼ください。(リコートキットはコーティング面を補修するものです。キズは直りません。)
★KITCHEN耳より情報★
水アカ、汚れがつきにくい <さっさと仕様>
◎表面に施されたフッ素系特殊コーティングが、ステンレスシンクに水アカがこびりつくのを防ぎます。
◎スポンジなどで軽くこするだけで水アカもすっきり。簡単なお手入れで、きれいな状態がたもてます。
●しくみ⇒表面のフッ素系特殊コーティングの働きで水アカの付着をブロック。
表面加工は、シンク本体のみです。(洗剤ラック、水切りプレートを除く
※各部の構造、お手入れ方法はタイプにより異なります。詳しくは商品の取扱説明書をお読みください。
②カウンター
■使用する道具:スポンジ・タオルぞうきん・ゴム手袋
カウンターの材質にはステンレスや人造大理石などがあります。どちらのカウンターも、汚れたらすぐふく、カウンタートップに余計な物置かないのが鉄則です。
※日常汚れたらすぐふき取る心掛けが大事です!!
●汚れたら、すぐにふきんで水ぶきをしてから、乾いた布でふきます。
※月1度 素材<タイプ>によって汚れの落とし方がちがいます。
★人造大理石カウンター(特殊アクリル系樹脂)
■ささっと仕様
①柔らかい布、あるいはスポンジに台所用洗剤(中性)をつけて強めます。
②水ぶきし、からぶきをします。
■さっさと仕様なし
①落ちにくい汚れの場合は、クリームクレンザーをつけたスポンジや布で円を描くようにふきます。
②水ぶきし、からぶきをします。
※ご注意!
◆熱い油鍋や沸騰したやかんを置くと、ひび割れ変色・変形のおそれがあります。
◆金属タワシや粒子の粗いクレンザーでこすると細かいキズがつく心配があります。
◆油や煮こぼれは酸化し変色させるおそれがあるので、すぐふき取ってください。
◆「ささっと仕様」はクリームクレンザーでこすると表面コーティングがはがれてしまうおそれがある為、使用しないでください。
★ステンレスカウンター
■薄めた洗剤やクリーナーで汚れをふき取る。
①薄めた台所用洗剤(中性)ステンレス用クリーナーをつけた布、あるいは
スポンジで汚れをふき取ってください。
②水ぶきをして洗剤を完全にふき取り、最後にからぶきをします。
※ご注意!
◆ナイロンや金属タワシ、粒子の粗いクレンザーはステンレス表面を傷つけます。
金属タワシの鉄粉はサビの原因になります。
◆塩分や油分はサビの原因になり、汚れた食器や食べカスの放置はステンレスの
輝きを失う原因になります。
③排水口
■ゴミ受けや排水管は雑菌がつきやすい場所。汚れはいやなニオイ7詰まりの原因にもなります。夕食の片づけ後などに掃除をする習慣を身につけましょう。
日常ゴミをためないことが肝心。
①排水口は、黒ずみや汚れがたまりがち。ゴミを処理し、網カゴをはずして穴のまわりのゴミも取り除きます。
②スポンジに台所用洗剤(中性)をつけて網カゴを洗います。油料理の後は汚れやすいので、お手入れも念入りに。
週1度気になるヌメリを防ぐ。
①台所用洗剤(中性)を含ませたスポンジで排水プレート・網カゴを洗い、ヌメリを落とします。
網目はクリームクレンザーで磨き、水で粗い流します。
②排水口の内側も歯ブラシなどで磨き、ヌメリを丁寧に落とします。
③最後にたっぷりと水を流します。
※しんくが「ささっと仕様」の場合は、排水プレートや網カゴのコーティングがはがれるためクレンザーは使用しないで下さい。
※「クリアシンク」の場合は、網カゴのコーティングがはがれるためクレンザーは使用しないでください。
月1度詰まり出したら、パイプ洗浄剤の出番。
■使用する道具:スポンジ・歯ブラシ・ゴム手袋
①肉の脂などを流したりすると、排水管の壁面に脂が付着し、汚れがたまりやすくなります。
市販のパイプ洗浄剤で排水管にたまった汚れを取り除いてください。
※浄化槽をご使用の場合は、浄化槽のメンテナンス店などにご相談ください。
★こんな場合はどうするの?
×キッチンのイヤな臭いがする。
●窓を開けたり換気扇をまわして換気を心掛けてください。
●魚などをグリルで焼いたときは熱いうちに湯で洗い流します。
●排水口の中を磨けば臭いがこもらなくなります。
●生ゴミには消毒用エタノールをスプレーするなどで対処してください。
×スッキリと排水できない。
排水管が詰まっているおそれがあり、予防のためにも月1回、以下のようにお手入れをしてください。
①排水スプレーや網カゴを取り外し、排水口にフタをする。
②洗剤を薄めたぬるま湯をためる。
③フタを取って一気に流す。
④洗剤が残らないようにシンクを水洗いする。
※各部構造、お手入れ方法はタイプにより異なります。詳しくは商品取扱説明書をお読みください。
④水栓金具
■使用する道具:スポンジ・歯ブラシ・タオルぞうきん・ゴム手袋
水アカがたまりやすい水栓金具がピカピカに光っていると、キッチンがきれいに見えるから不思議です。シンクのお手入れする時、水栓金具もひとふきしましょう。
日常からぶきをする。
●使った後は、からぶきして水気を取ります。
●水アカがついた場合は、台所用洗剤(中性)で落とします。
月1度水栓を洗う。
①シャワー水栓がついている機種は、洗剤をつけたスポンジでシャワーホースを包み込むようにして洗います。
細部やジョイント部分は歯ブラシで磨きます。
②シャワー水栓で、シンク下に水受けトレーがついている機種は、月1度はチェックしてたまった水を捨てましょう。
★がんこな汚れ こびりついた水アカは、クリームクレンザーで落とします。
※ご注意!
◆粒子の粗いクレンザー洗剤やナイロンタワシなどを使うと、傷ついたり変質することがあるので使用しないでください。
3ヶ月~1年 浄水器・アルカリ制水器のカートリッジを交換。
●3ヶ月から1年を目安に交換してください。
※機種によって、交換時期・交換方法が異なります。取扱説明書でご確認ください。
※当社は、浄水器・アルカリ制水器のカートリッジなどの消耗品の訪問販売は行っておりません。
POINTストッキングを使う裏ワザ法。
水栓金具やレバーハンドルの付け根や裏側などの掃除しにくい部分は、20~30cmほどに切ったストッキングを引っ掛け、手前に引っ張りながら左右に動かして磨くとアットいう間きれいになります。
こんな場合どうするの?水の出が悪いときは・・・。
水はね防止キャップの中にある、水道水の不純物を取り除くための泡沫器・フィルターにたまったゴミは次の順序で掃除してください。
①キャップを左に回して外します。⇒②キャップの中に入っている網を歯ブラシなどで軽くこすり、ゴミを取り除きます。
⑤レンジフード
キッチンのお手入れで、一番やっかいなのがレンジフード。面倒がって放っておけば、手に負えない汚れになり換気機能も低下します。3ヶ月に1度くらいはお手入れを。
※電源OFF お手入れの前に必ず電源を切ってください。
3ヶ月に1度汚れをゆるませて、サッとふき取る。
取り外せる部分
↓
①油煙汚れは目で見るより汚れているもの。フィルターやシロッコファン(またはプロペラ)など、
取り外せる部品を外して汚れをチェックします。
※取り外し方については取扱説明書をご覧下さい。
②全体にぬるま湯をかけて汚れをゆるませ、台所用洗剤(中性)をふくせたスポンジでふきます。
※うきうきフィルターの場合は、下記の手順で。
③落ちにくい汚れがあれば、歯ブラシでこすり落とします。
取り外せない部分
↓
①ぬるま湯で軽く絞った布でふき、汚れをゆるませます
②しばらく置いた後、ぬるま湯で薄めた台所用洗剤(中性)を含ませ、硬く絞った布で汚れをふき取り、 水ぶき・からぶきをします。
半年に1度 ガンコな油汚れは、まずつけ置き法で。
使用する道具:スポンジ・木ベラ・歯ブラシ・キッチンペーパー・タオルぞうきん・ゴム手袋
取り外せる部分
↓
①取り外した部品を台所用洗剤(中性)を溶かした35~40℃のお湯に20~30分つけ置きして、汚れをゆるめます。
②木ベラでこびりついた汚れをこそげ落とします。
③スポンジに台所用洗剤(中性)をつけ、力を入れずに円を描くように磨きます。
④ふきにくい場所は、クリームクレンザーをつけた歯ブラシでこすります。
歯ブラシの先に油汚れが付着するので、ペーパーでふき取ります。
⑤最後に、柔らかいスポンジに台所用洗剤(中性)を含ませ、泡立てながら残った汚れをからめ取り、 水ぶき・からぶきをします。
⑥それでも取れない汚れは、③と④の作業を2,3回繰り返します。
取り外せない部分 = 湿布してから、汚れを取り去る。
↓
①ぬるま湯で薄めた換気扇用の弱アルカリ性洗剤をキッチンペーパーにつけ、フードなどの
取り外せない部分にはります。
②15~30分くらい湿布すると油汚れが浮き出てくるので、ペーパーごとふき取ります。
③ぬるま湯で薄めた台所用洗剤(中性)をスポンジに含ませ、残った汚れを取り去り、水ぶき・
からぶきします。
★うきうきフィルターのお手入れ(さっとれるフードを除く)★
■水につけてフィルター表面の汚れが浮き上がってから、からぶきしてください。
※強酸アルカリ性の洗剤を使用すると、コーティングや塗装がはがれる場合がありますので、ご使用しないでください。
こんな場合どうするの? 市販品のフィルターを使用したい。
市販品はご使用にならないでください。網目が細かくなると抵抗が大きいため吸い込みが悪くなります。本体に付属しているフィルターをお使いください。
※当社は、レンジフードフィルターなどの消耗品の訪問販売は行っていません。
※各部の構造、お手入れ方法はタイプにより異なります。詳しくは商品の取扱説明書をお読みください。
⑥#1.IHクッキングヒーター
IHヒータータイプ・ハロゲンヒータータイプあります。どちらもお手入れ法は同じ。使用後のこまめなお手入れで、いつも快適に調理できます。
※電源OFF :お手入れの前に必ず電源を切ってください。
使用する道具:スポンジ・アルミホイル・タオルぞうきん・ゴム手袋
日常 汚れたらすぐふき取る、心掛けが大事。
①ご使用後すぐ水で固く絞った布できれいにふき取ります。
②トッププレートや吸・換気パネルの下の油汚れは、お湯で薄めた台所用洗剤(中性)を
含ませたスポンジや布でやさしくふき取ってください。
その後、水ぶき・からぶきで仕上げます。
③操作部は乾いた、柔らかい布で汚れをやさしくふき取ってください。
月1度 ガンコな汚れはアルミホイルにおまかせ。
①トッププレートにこびりついた汚れは、クリームクレンザーを適量たらしアルミホイルを丸めこすりす。
※表面が結晶ガラスなのでキズの心配はいりません。
②最後は、水ぶき・からぶきをします。
※タワシ・磨き粉・スポンジのナイロン面・シンナー・ベンジンは使わないでください。
こんな場合どうする?医療ベースメーカーなどをお使いの方・・・。
■念のため医師とよくご相談ください。
(IHクッキングヒーターの動作が、ペースメーカーに影響を与えることがあります。)
※ご注意!
◆吸・換気パネルは、汚れて目詰まりしたまま使うと、フィルター(吸・換気パネル)
目詰まり検知が働いて通電を停止することがあります。
月に1度以上は取り外して水洗いしましょう。
⑥#2グリル ※ご使用後の高温にご注意ください。
使用する道具:スポンジ・キッチンペーパー・ゴム手袋
日常 温かいうちに油よごれをふけば、お手入れは簡単です。
×がんこな汚れ←焦げついてしまったら、根気よくお掃除。
■ガラス扉=油汚れは、台所用洗剤(中性)を含ませたキッチンペーパーを扉に貼り付ける湿布法で。しばらく置いてから洗い流す。
■受け皿=台所用洗剤(中性)をつけたスポンジで洗うか、洗剤液にしばらく浸けておき、汚れをふやかしてから落とします。
■焼き網=焦げつきは、お湯にしばらく浸けてふやかせ、台所用洗剤(中性)をつけ、スポンジの汚れを落とします。
※ナイロンネットのかぶったスポンジは使用しないでください。フッ素コートがはがれるおそれがあります。
■底面の汚れは台所用洗剤(中性)を含ませたキッチンペーパー貼り付ける湿布法で。しばらく置いてからふき取ります。
⑥#3 ガスコンロ
コンロ周辺は、油はね・煮こぼれ・焦げつきなど、やっかいいっぱい。汚れが温かいうちならお湯ぶきでほとんどの汚れが落ちるので、調理後すぐのお手入れを。
■使用する道具:スポンジ・歯ブラシ・ワイヤーブラシor竹ぐし・キッチンペーパー・ラップフィルム・タオルぞうきん・ゴム手袋
日常 「調理後すぐのひとふき」がキレイの秘訣。
①トッププレートは、台所用洗剤(中性)を布に含ませ円を描くように磨き、水ぶき・からぶきをします。
トッププレートの凸凹のある部分は、眺めの箸などをぬれた布に包み、先端部分で汚れをこすり取ります。
②ゴトク・受け皿・排気口カバーは取り外して、台所用洗剤(中性)で洗います。
週1度 つけ置き洗いが効果的。
取り外せる部分
↓
①ゴトクや受け皿にこびりついた汚れは、つけ置き洗いを。
ゴミ袋に35~40℃のお湯をはり、その中に換気扇・ガスレンジ用の
洗剤を溶かし、汚れが浮き上がってくるまで浸します。
②汚れが浮いたら、スポンジか歯ブラシでこすり落とし、洗い流した後は
水分を十分にふき取ります。
③バーナーキャップの目詰まりは熱効率を低下させるだけでなく、ふ
完全燃焼を起こすおそれがあります。ワイヤーブラシや竹ぐしなど
でバーナーキャップの穴や溝を丁寧に掃除しましょう。
月1度 湿布法で退治する。
×取り外せない部分。
↓
●台所用洗剤(中性)をキッチンペーパーなどに含ませ、汚れた部分に
15分ほど、はり付けて汚れをゆるませます。
その後、ペーパーを取 り除いて何度も水ぶきをします。
ガラストップはラップフィルムで
●ガラストップのガス調理機器の場合、トッププレートにこびりついた汚れは丸めたラップフィルムにクリームクレンザーをつけてこすります。最後は、やわらかい布でふき取ります。
★こんな場合はどうするの? ←両面焼きグリルに魚がこびりつく
■点火後約2分予熱してから材料を入れてください。つけ焼き・照り焼き・味噌漬けなどは焦げやすいので、予熱せずに網油や酢を塗ってから焼きましょう。魚の表面にレモンを塗るとこびりつきもなく、風味も損ないませかん。
※ご注意!
◆トッププレートにアルカリ性の洗剤や磨き粉、金属タワシは使用しないでください。塗装が傷ついたり、はがれるおそれがあります。
◆市販のアルミ箔製汁受けは使用しないでください。
※各部の構造、お手入れ法はタイプにより異なります。詳しくは商品の取扱説明書をお読み下さい。
⑦キャビネット
ガス台シンク下などのキャビネットは、お手入れがおろそかになりがちな場所。
掃除する時の事を考え、出し入れしやすい収納にしておけばお手入れはラクです。
■使用する道具:スポンジ・メラミンスポンジ・割り箸・歯ブラシ・タオルぞうきん・ゴム手袋
日常 水などの飛び散りはすぐふき取る。
●キャビネットの扉や取っ手は、手アカや飛び散った水や油で少しずつ汚れていきます。後片づけの最後に固く絞った布で水ぶきしからぶきをしましょう。
月1度 取っ手の細かい部分は割り箸が効果的。
〇キャビネット扉&取っ手○
①シリコン仕上げや鏡面仕上げの扉は、ぬるま湯で薄めた台所世洗剤(中性)を布につけて
ふきます。最後にお湯でぬらして固く絞った布で洗剤をふき取り、からぶきします。
②取っ手も扉と同じように洗剤でふきます。細かい部分は割り箸に布を巻き、その先に台所用
洗剤(中性)を含ませてこすります。その後、水ぶき・からぶきします。
※漂白剤は色落ちの原因にもなるので使用しないでください。
○内部○
収納物を外に出してから汚れを落とす。
①調味料が底板にこびりついた場合、中の収納物を新聞紙の上に出し、
歯ブラシなどで隅々のゴミを取ります。
②台所用洗剤(中性)を含ませ、固く絞った布で汚れをふき取ります。
③洗剤が残らないように水ぶき、からぶきをします。
④収納物を戻します。このとき、ビンなどの底をきちんとふいておきます。
×がんこな汚れ キャビネットのステンレス製底部にサビが!
●ゴミを取った後、メラミンスポンジに水をつけて軽く、こすり、水ぶきをしてから、からぶきをします。
POINT 気持ちよく使うためのコツ
※バスケット類は半年に1度お手入れを。
レールから取り外して水洗いの後、十分に乾かしてから取り付けます。フレームなどにしょうゆなどの塩分を含むものが付着した場合は、薄めた台所用洗剤(中性)に浸し、固く絞った布でふき取ってください。
※お掃除の後は風通しでカビ対策を。
収納物を取り出してお掃除した後は、扉を開けて風を通します。湿気やすい場所なので、掃除日以外でもときどき扉を開けて、中の空気を動かしましょう。
※ニオイはお掃除でモトから断つ。
こもったニオイには、消毒用エタノールや台所用漂白剤を含んだ布で、キャビネット内をふきます。下水が臭う場合は、防臭キャップがズレているか内部の排水経路に問題があります。
○ガラス戸棚○
ガラスクリーナーで‘くもり’を除去。
●キッチンルーム内のガラス戸棚は意外調理中の油が飛び散っているもの。薄めた台所用洗剤(中性)に布を浸し、固く絞ってふき取った後、水ぶき・からぶきをします。それでもキレイにならない場合は、市販のガラスクリーナーを使いましょう。
○食器棚のレール○
●レールの汚れは割り箸を使いましょう。
●レール部分は小さなゴミがたまりやすいところ。割り箸に布を巻きつけ、レールの溝をふいていきます。
※ご注意!
◆ぬれたままのタオルを掛けるなど、長い間扉表面をぬらしていると化粧板のハガレやシミなど汚れの原因にもなるので、水ぬれにはご注意を。
〇包丁差し○ カバーを外して汚れをチェック
使用する道具:スポンジ・タオルぞうきん・割り箸・歯ブラシ
①包丁を取り外し、カバーを外します。
②薄めた台所用洗剤(中性)をスポンジに含ませて、汚れを落とします。カバーの隅の方は歯ブラシを使いましょう。
③ベース部分(扉に固定されている方)は薄めた台所用洗剤(中性)を固く絞った布でふき、からぶきします。
④カバーをよく水洗いし、からぶきした後、元通りに取り付けます。
※カバーの脱着方法は取扱説明書をご覧ください。
× こんな場合はどうするの?← ゴキブリがいるのですが・・・
■原因=ゴキブリが好む「暖かく暗い場所」に水分や食品があること。
■対策
●シンクや調理道具の水分をふき取り、食品カスを残さない。
●通り道に殺虫剤を吹き市販のホウ酸団子などを置く。
●ゴミ箱のふたをぴったり閉める。
●冷蔵庫の後ろに捕虫箱を置く。
●キャビネットの給水用・排水用の穴をふさぐ。
●キッチン全体はクエン酸でいぶし、2~3週間後に再び行う。
×水漏れがする。
◆次のような原因が考えられます。
●トラップ固定ナットのゆるみ。
●排水ホースのずれ・ゆるみ
●排水ホースの折損
●パッキンのずれ
▼
パッキン類は、ずれを修正してゆるみのないよう増し締めを行う。
※各部の構造、お手入れ方法はタイプにより異なります。詳しくは商品の取扱説明書をお読みください。
⑧壁 (タイル・キッチンボード)
水や油が飛び散って、ハッと気づけば点々と汚れてしまっているキッチンの壁。とくにシンクや加熱調理機器の前は汚れやすい場所。毎日ひとふきを心掛けましょう。
■使用する道具 :スポンジ・歯ブラシ・タオルぞうきん・キッチンペーパー・ゴム手袋
週1度 ‘点々汚れ’は歯ブラシが効果的。
①台所用洗剤(中性)を使って、上から下にふき下ろします。スプレー洗剤の場合は目に液が入らないように目線より下でスプレーします。
②点々と油はねがある場合は、水でぬらした歯ブラシにクリームクレンザーをつけて汚れた部分をこすります。その後、布でふき取ります。
③仕上げに、固く絞った布で全体をふいておきましょう。
月1度 全体のこびりつきは湿布法で落とす。
①台所用洗剤(中性)を含ませたキッチンペーパーを壁にはり付け、少し置いてからペーパーと一緒に汚れをはがし取ります。
②新しいペーパーでもう一度ふき洗剤を取り除いて、水ぶき・からぶきをします。
【kICHEN 耳より情報】油汚れもサッの「キッチンボード」
■汚れがつきにくく簡単に落とせる不燃壁材です。簡単なお手入れでいつもきれいに保つことができます。
●キッチンボードの人気の秘密。
タイルばりは目地が多い⇒キッチンボードは目地が少ない。
◎大判パネルだから目地の汚れが気になりません。
●タイルばりの壁は、だんだん目地が黒ずんできます。キッチンボードは、目地の少ない大判パネルなので、汚れがついても簡単にふき取れます。
◎熱い油が飛び散っても大丈夫。
●油温度200℃の滴下試験や耐熱試験の結果変色や変質がほとんどありません。
※調理機器周囲の壁は消防法に定められた防火上有効な措置が講じられたさい。
◎酸やアルカリなどにも強さを発揮
●強アルカリ洗剤、ソース、しょう油などを6時間放置した後でも、表面の変化や変質、腐食などがほとんどありません。
◎キズや衝撃にも強さを発揮
●台所用スポンジ(ナイロンタワシを除く)で磨いても、表面にキズをつけることがほとんどありません。
⑨電化製品
食べ物に触れることの多い冷蔵庫や電子レンジは、扉などの外側とともに内側のお掃除も必要です。こまめにお手入れして、いつも清潔にしておきましょう。
※電源OFF お手入れの前に必ず電源を切って下さい。
☆食器洗い乾燥機☆
食べ物に触れることの多い冷蔵庫や電子レンジは、扉などの外側とともに内側のお掃除も必要です。こまめにお手入れして、いつも清潔にしておきましょう。
※電源OFF お手入れの前に必ず電源を切ってください。
☆食器洗い乾燥機☆掃除不足はニオイをこもらすことに。
日常
●使用後は必ず乾燥ONにして、使った後は水受け皿の水をその都度すてます。
月1度
①吸気フィルターを取り外し、洗浄します。
②水で固く絞った布で庫内のふき掃除をします。
× こんな場合はどうするの?
■食器洗い乾燥機の残さいフィルター下部に水がたまっている。
異状ではありません。排水管からの異臭の逆流を防ぐため、底部に水がたまる構造になっています。またこの水はすすぎの最終段階の水のために水質に問題はなく、次回使用時は排水してから洗浄を行います。
☆オーブンレンジ☆
使ってすぐのお手入れで汚れをためないこと。
日常
●使用後、庫内にまだ温かさが残るうちに回転皿を外し、ぬるま湯で固く絞った布で庫内をサッとふきます。
月1度
①回転皿を外し、ぬるま湯で薄めた台所用洗剤(中性)にひたらして、固く絞った布で庫内をふきます。
②ガンコな汚れは、水がしたたる程に絞った布をレンジ機能で1分ほど加熱し、その湿気で汚れをふやかしてから台所用洗剤(中性)をつけた布でふき取りますは。
③外側も台所用洗剤(中性)で固く絞った布でふきます。
④最後に庫内、外側とも水ぶきの後、からぶきします。
☆冷蔵庫☆
食品のチェックも兼ねて月1度はしっかりお掃除。
使用する道具:割り箸・タオルぞうきん・歯ブラシ・ゴム手袋
日常
①扉や外側の汚れは、台所用洗剤(中性)を含ませたスポンジか布で汚れをふき取ります。
②仕上げに水ぶきをして、からぶきをします。
月1度
①賞味期限切れなど、食品をチェックします。残った食品を片側に寄せて、反対側を上段から下段へと台所用洗剤(中性)を薄めた布でふいていきます。
②ドアパッキンの黒ずみは、台所用洗剤(中性)を割り箸に布を巻きつけたものにしみこませ、こすり落とします。また、ガンコな汚れなどにつけてこすり落とします。
③最後に水ぶきをします。
※各部の構造、お手入れ方法はタイプにより異なります。詳しくは商品の取扱説明書をお読みください。