※この記事は2010年に書かれたものです。2013年の保和苑あじさい祭の様子はコチラをクリックしてご覧下さい。

2014年の保和苑あじさいレポートはコチラです!

ハイこんにちは!
今年の梅雨は、今のところ継続的な長雨といった風ではなく、降ったり降らなかったりを短いスパンで繰り返しています。
朝のうち雨が降って日中晴れ間が覗いたりすると、ムア~ッと蒸し暑くなったり、逆に夕刻に降る雨で肌寒くなったり…と気温や湿度の変化が目まぐるしいので体調管理にも気を使わねばなりませんね。

さて今回は水戸市の意外と知られていない名所、保和苑のあじさい祭りをレポート。

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正式には大悲山保和院桂岸寺という名のお寺だそうですが、水戸光圀工(黄門さま)がその庭園を愛されて「保和園」と命名し、それが現在の「保和苑」という名称になったそうです。

また、二十三夜尊、あるいは「谷中の三夜さん」とも呼ばれているそうです。
月を信仰の対象とする月待信仰では二十三夜の月(下弦の月)に、安産の祈願などをする事に由来しているのだとか…。

保和苑の紫陽花11

桂岸寺保和院の本堂です。

さて苑内に入ってみると…どこを見回しても紫陽花の花が目に入ってきます。
資料によると、約30種類、6000本(!)の紫陽花が植えられているそうです。

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あじさいという名前の由来ですが、藍色が集まったものという意味の「あづさい(集真藍)」という言葉が訛ったものだそうです。

若干肩透かしを食らいつつも更に調べてみると、なんと紫陽花には毒があるんですって!
意外と知られてませんよね?
葉や根、蕾に毒性があり、摂取するとめまいや嘔吐、痙攣を引き起こすそうです。
しかし毒があるというのも何故か納得してしまうような妖しい魅力がありますね、紫陽花の花には。

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白地に淡いピンクも紫陽花も見受けられました。
この日は曇天でしたが、やはり紫陽花はそぼ降る雨にこそ映えるような気もします。
艶っぽさを増すというか…。

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保和苑内を歩いてみると、存外広いなぁという印象です。
入り口からグンと下って、那珂川方面の低地までが保和苑の敷地になるため、起伏に富んだ様々な景観が楽しめます。

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中心には小さいながらも池があります。当然のように周辺には紫陽花が咲き乱れます。

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そして中腹にある鳥小屋には、なんと孔雀がおります!

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紫陽花のどことなく妖しげな魅力に呼応するかのように妖艶な羽を広げるクジャクくん。

以前見た時は羽を広げてくれなかったのですが、この日はご機嫌なのか不機嫌なのか、地デジでも受信しそうな勢いで羽を広げまくっていました。
挙句の果てには、羽を広げたままクルクルその場で回り出す始末。
威嚇とも求愛ともとれる謎の行動に、小生は無表情で立ち尽くすのみ。

そして、この鳥小屋には、平和の象徴である白鳩の番いも居ました。

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こちらの白鳩のカップルは、終始チュッチュチュッチュしていました。(なんちゅう言い方だ)

…とまぁ、孔雀からは不可解なメッセージを送られるし、平和の象徴であるところの白鳩のアベックには、目前でいちゃつかれるわで、完全にナメられていると感じ鳥小屋を後にしました。

保和苑をドンドン奥に下っていくと緑に囲まれた散歩道に出ます。
水戸の街並からほんの少し入っただけなのにこの大自然、ちょっと不思議な感覚に陥ります。

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保和苑入り口付近のお店や建物も、何だか時間がゆっくり流れているような雰囲気に満ちていて素敵です。

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というわけで、保和苑のあじさい祭りの様子をレポート致しました。

あじさい祭りは、7月4日で終了のようですが、今年は咲き始めが遅かったので紫陽花の花はまだ楽しめると思います。

また、保和園周辺には祇園時や八幡宮、桜田門外に参加した烈士達の墓地など見るべきところが多いので是非散策してみてください。

ではまた次回!


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