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ハイこんにちは!
みなさん蒸し蒸ししてますか?
今週の茨城県水戸市は、厚い雲に覆われて、雨が降ったり止んだりです。
ジメジメと蒸し暑く、少し動くと汗が滲みます。
今年の梅雨は、わりと梅雨らしい梅雨ですね。

さて今回は、そんな梅雨真っ只中にピッタリのスポットをご紹介。
2013年6月16日から"あじさい祭り"が開催されている、水戸市松本町の"保和苑" を散策してきましたので、写真多めでレポートいたします!

 

水戸のあじさい祭りで賑わう保和苑をレポート03

大通りから細い路地に曲がった時点で、街の景色がなんとなくノスタルジックな雰囲気に変わります。
赤門をくぐると即保和苑…というわけではなく、門を超えても民家や食堂などが何軒か並んでいます。
保和苑には何度も足を運んでいますが、一本路地を入っただけで空気が変わる感じが面白くて大好きなのです。

水戸のあじさい祭りで賑わう保和苑をレポート02

!!!
赤門の入口両サイドには"金剛力士像"の御二人が、しかめっ面でお出迎え(阿吽の呼吸で)
ちなみに出口の両サイドには"恵比寿様"と"大黒様"が両サイドを固めてお見送りしてくれますよ。

水戸のあじさい祭りで賑わう保和苑をレポート04

桂岸寺の本堂は、小さいながらも豪奢な造り。
赤くてピカピカですなぁ…。
本堂の前には、助さん格さんを従えた黄門様の石像もありますよ。
ここまででわかるとおり、(言っちゃぁなんですが)意外とユルい感じのお寺という印象を受けます。

水戸のあじさい祭りで賑わう保和苑をレポート05

本堂の横には"延命地蔵尊"というお地蔵様が…。
別名"ぴんころ地蔵"というポップなネーミングで、"ぴんぴん元気に天寿を全うし、ころりと大往生を遂げる"ことができるというご利益があるようですよ。
調べてみると全国各地に結構な数のぴんころ様がいらっしゃるようで。
保和苑のぴんころ様は平成19年にいらっしゃたそうですよ。

水戸のあじさい祭りで賑わう保和苑をレポート07

この日は”あじさい祭り”の初日という事もあり、結構な数のお客さんがいらしてました。
明け方まではかなりの雨が降りつづいたせいか湿度が高く、日中もどんよりとした曇天。
普段は”雨嫌〜い!”とか言っているものの、紫陽花にはやはり雨や曇りが似合います。
"そぼ降る雨の下で、艶やかに咲き乱れている紫陽花"…うむ、しっくりきます。

さて、本堂の横には「あじさい展示場」なるスペースが設けられていましたよ。
街で見かける紫陽花はどれも似たような容姿なので、"あじさいって種類少ないのか"と勝手に思い込んでいましたが、思いのほか沢山あるようです。
展示されていたものだけでも20品種ぐらいでしたか。(調べてみると3000種類ぐらいあるそうです…)

水戸のあじさい祭りで賑わう保和苑をレポート01

"カヌマブルー"、"コンペイトウ"あたりは、「なるほどねぇ」などと頷けるネーミングでありますが、"パリー"、"モナリザ"といったネーミングには思わず笑ってしまいました。
"華やかなアジサイだわねぇ…名前も華やかな方がイイわねぇ…そうねぇ…パリーなんてどうかしら?"…といった具合に決められたのでしょう…いや、知らないけど。

紫陽花の語源について調べてみると、「集真藍」(アズサイ)あるいは、「集まる」(アズ)「藍」(サイ)が語源になっているという説があるそうです。
どちらも"藍色が集まって"咲くという意味は一緒ですね。

水戸のあじさい祭りで賑わう保和苑をレポート12

紫陽花は大きく分けて2種類に分類できるそうですよ。
小粒の花が中央に密集して咲き、その周りを花びらのような萼が飾る"ガクアジサイ"は、なんと日本が原産国!
ガクアジサイの"ガク"は、"萼"ではなく"額"が語源だそうでややこしい。

水戸のあじさい祭りで賑わう保和苑をレポート16

いわゆる紫陽花といって多くの人がイメージされるのは、上の写真の様にドーム状というか丸っこいのですよね。
この手毬のような形の"ホンアジサイ"は、先に挙げたガクアジサイがヨーロッパで品種改良されたものです。
道端で見かけるアジサイって、殆どコッチの種類ですよね。

水戸のあじさい祭りで賑わう保和苑をレポート13

アジサイの"一見すると花に見える部分"って、実は"装飾花"と呼ばれる飾りの花なんです。
花びらの様に見える部分は"萼片"(がくへん)が大きくなったものだそうです。
で、本当の花弁はというと…上のガクアジサイの場合は中央のプチプチが密集してるあたりで咲くようです。
ホンアジサイの場合には、装飾花の陰で小さく咲いているのが本当の花なんだとか。

水戸のあじさい祭りで賑わう保和苑をレポート06

薄黄緑がかった白の小粒のかわいらしい萼は"アナベル"という品種でしょうか?
アナベル郡の後方はちょっとした公園になっていて、子供が遊具で遊んでいました。

水戸のあじさい祭りで賑わう保和苑をレポート15

こちらは白い花が円錐状に咲いている"柏葉紫陽花(カシワバアジサイ)"でしょうか?
良く似たものに"ピラミッド"という品種もあるそうで、結局どちらか判らないのですが…。
なんだか動物の頭みたいな形で面白いです。

水戸のあじさい祭りで賑わう保和苑をレポート14

池へと続く小川の脇の草むらに、ちょこんと健気に小さく咲いているアジサイもありました。
小さくてもしっかりアジサイの形していますね。

水戸のあじさい祭りで賑わう保和苑をレポート10

初めて見る種類のアジサイがかなり多くて楽しめました。
コチラのアジサイは、抑えた感じの赤で、結晶のような形をしていますね。

保和苑といえば、紫陽花の他にも孔雀がいることでその筋(どの?)で有名です。
一昨年位に来苑した際には、羽根を広げグルグル回るという奇怪な行動を見せつけてくれた孔雀君(過去記事参照)です。

水戸のあじさい祭りで賑わう保和苑をレポート08

今回もカメラを向けると、運良く?ブワッと広げてくれました。
しかも一定間隔で羽を小刻みにシャーッと震わせる…という、これまた謎な行動をしてくれました。
毎回期待を裏切らないなぁ…保和苑の孔雀君は。

水戸のあじさい祭りで賑わう保和苑をレポート0

全く不可解な孔雀君の行動に呆気にとられていると、白い鳩が孔雀君と親しげに突っつきあっていました。
そうか、求愛行動だったのか…白鳩さんへの。
なんとなく納得したところで、鳥小屋の奥の方に謎の生命体を発見!

水戸のあじさい祭りで賑わう保和苑をレポート19

!!!
……何なの?コイツ。
…カワイイわぁ。

その大きさから察するに、おそらく"イエティ(雪男)ではない"と思うのですが…。
結局、この白いモジャ公の正体は判らず仕舞いでした。

水戸のあじさい祭りで賑わう保和苑をレポート11

夕方には一時晴れ間も射し、湿気も相俟ってなかなかの暑さでした。
保和苑は、その入り口からは想像できない程広くて、起伏に富んでいるため、歩き回ると結構良い運動になります。

水戸のあじさい祭りで賑わう保和苑をレポート17

…というわけで保和苑は、紫陽花だけかと思いきや、孔雀や鳩(昔は鹿や熊もいたとか)がいたり、池や小高い丘、仁王様に恵比寿様、黄門様にぴんころ様…とまぁ、とにかく予想以上に楽しめること請け合いです。
良く言えばバラエティに富んでいて、悪く言えば"節操のないB級スポット感満載"(失礼!)で大変楽しめます。
是非とも一度足をお運びください!
おススメです!

ではまた次回!

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