雪降る水戸の街を、半ば強引に散歩してみました!
偕楽園の梅情報, 水戸ぶらり 2013年1月15日 ハイこんにちは!
成人の日を含む3連休、その最終日は関東を中心に荒れ模様になりました。
前日の昼間には寒さも緩んでいたので油断していたら…降られました!雪!
夜中に降り出した雨の音がやがて静かになったので止んだのかと思いきや、朝起きたら白いのね、外。
しっかり積もってやがんのね、雪。
まぁ水戸の街が白銀に染まるのも年に1,2回だし、どうせヒマだし…と思い、コンビニに行くついでに写真でも撮ろう!…とカメラを持って出かけてきましたヨ。
コンビニまでの間、思いの外スニーカーに雪が付着しなかったもので、調子に乗ってもう少々遠くまで歩いてみよう…などと(雪で微妙にテンションも上がっていたのか)考えてしまいました。
…というわけで、雪景色が良さそうな所を思い浮かべつつ、まずは徳川ミュージアムへ。
しかし、この時点ですでに出発時よりも明らかに雪の振り方が激しくなっていました。
キャンバスのスニーカーのサイドの部分に多少のひんやり感を感じつつも入園。
徳川ミュージアムの外観や前庭はとても素敵で、天気の良い日などに何度か写真を撮りに来たことがありましたが、雪の積もった光景もナイスです!
吹きつけるように降ってくる、わりと水分の多い雪と格闘しつつ、景色を数枚写真に収めていると、何やら雪かきをしている男性から声をかけられました。
「あの~、奥の庭の雪景色を撮ってるんだけども、どうやって撮ったらいいのかな?」というようなことをおっしゃるではありませんか。
小生のことをカメラマンかと勘違いされたらしいのです。
”たしか奥の庭園は普段は入園できなかったはず…”と思い、しめしめとばかりについて行きました。
作業服を着たその男性は、「いやぁ爺ちゃんに"茶屋の写真を撮って送れ"って言われててねぇ…でもなかなかうまく撮れないんだよ…」と仰います。
もしやと思い、「あのぉ、おじい様というのは、コチラの一番偉い方ですか?…つまり…」などと恐る恐る伺ってみると…「そうそう、今の徳川家の当主だよ」というお答えが…。
!!!ひぇ〜!
なんだか”急に印籠を出された時の悪人の気持ち”がわかりました。
といわけで、あまりにも畏れ多いし、アドバイスなど出来るわけもないので、雪の振る中、一緒に撮らせて頂きました。
ありがとうございました!
続いては、今年の秋に紅葉を観に訪れた"もみじ谷"へと足を運びました。
実はこのもみじ谷、先の徳川ミュージアムからは坂を下って200mぐらいの所にあるんですよ。
急な坂を、”氷水が浸透したスニーカ”で慎重に降りていくと、またしても絶景が…。
水戸の街って、大通りからチョイと脇に入ると、急にこういった自然が出現するのでオモシロいです。
今度は道路を隔てた向かいにある偕楽園の分園へとズブ濡れの歩を進めていきます。
!!!
いよいよ”プチ吹雪”といった様相を呈して来た悪天の中、犬の散歩をされている方と遭遇!
!!!
ちょっとちょっと!犬さん!
ハダシじゃないッスカ!…つか、裸じゃないですか!
なぜ平気ですか?
鼻のアタマに雪乗ってるし…。
徳川ミュージアム、もみじ谷、護国神社、桜山、偕楽園…とすべてが歩いて廻れる距離にあるので、散歩コースとしては大変贅沢なんですよ、この辺りは。
(ま、出来れば天気がイイ日に歩くことをお勧めしますけどね)
春には梅の花で大変華やかになる偕楽園の下方に位置する梅林も雪に覆われ、ご覧のとおりモノクロームで幻想的な風景に一変していました。
うーむ…誰もいない。
そして、分園から本園と向かい、偕楽園の中にある好文亭を撮影しました。
なかなか観ることが出来ない雪の好文亭もまた趣がありますな。
…というわけで、ほんのお散歩というような軽い気持ちで出かけてみたら、吹雪に横殴りにされるわ、濡れたスニーカの中で足の感覚がなくなるわ…と大変な思いをしましたが、オモシロい体験が出来ましたヨ。
寒さ対策を万全にして、お足下には十分ご注意したうえで、雪の日のお散歩、オススメです!!
(今度また雪が降ったら、部屋から一歩も出ずにホットカーペットの上をゴロゴロしてようっと…)
ではまた次回!