2050年には“100%”が自然エネルギー!!
スタッフ 2012年5月4日世界を見渡せば、北海の洋上風力発電など自然エネルギー関連の巨大プロジェクトが次々と立ち上がり、それら発電施設の間を高圧直流送電網でつなぐという壮大な計画に膨大な投資が集まっています。さらにアラブ首長国連邦k「マスダール・シティ」のようなスマートシティ(高度技術を駆使しエネルギー効率を高めた環境配慮型都市)の建設プロジェクト数も世界で200を超えています。マスダール・シティとは、風力発電と太陽光発電を中心とした自然エネルギーだけで約4万人が暮らせるという都市です。
これだけを見ても、世界の自然エネルギーへの期待がどれだけ高いかおわかりでしょう。特にヨーロッパでは、風力、天然ガス、太陽光が急速に増加しており、2050年までには電力を「100%自然エネルギーでまかなえる」と予測する政府機関、研究機関、団体などが次々に出てきています。
では日本はどうかというと、全発電量に占める自然エネルギーの比率は約10%(大規模な水力〔発電用ダム〕を除くとわずか4%)にとどまっています。しかも、一部民間を除いて、国家全体での自然エネルギーへの取り組みは見られません。他の先進国に遅れているのは明らかですが、そうなった理由は単純です。
これまで日本の電源開発は、脱火力(石油依存からの脱却)を旗印に原発を拡大していく政策が取られてきました。原発は次世代エネルギーのエースとされ、研究開発に膨大な予算が投入される一方、自然エネルギーは政策的に封じ込められてきたのです。政府だけではありません。私たち国民の自然エネルギーに対するイメージは、クリーンではあるが発電効率が低く建設費が高い、天候に左右されるので工場など大口の電力需要に応えられないといったもので、自然エネルギーが原発に取って替わるなどと考えている人はほとんどいませんでした。
ただ今後、自然エネルギーを拡大していくという社会的コンセンサスが形成され、政策面での支援が得られれば、日本でも自然エネルギーの急拡大は期待できます。
日本の太陽光や風力は世界のトップレベルですので、技術的問題がありません。
これからは日本でも自然エネルギーが着実に伸びていくでしょう。
短期的に見て大幅な伸びが見込まれているのは太陽光と風力です。
世界市場の動向を見ても、太陽光は2010年に前年の2倍以上という驚異的な成長を示しています。
この成長に拍車をかけているのは日進月歩の技術です。年間の機構と日射量が正確に予測でき、太陽電池の変換効率が大幅に向上してます。















