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◆総務省がパソコン感染防止サービスを開始

 総務省は、インターネットからサイト閲覧をした際に、悪質なソフトウエア
に感染することを防ぐ、パソコン感染防止サービスを始めると発表した。これ
は、インターネット関連企業と協力し、11月1日より開始されるものになる
が、こういった国が提供する感染防止サービスは、世界初だと言われている。

 具体的なサービスとしては、悪質なソフトウエアを配布する、感染性の高い
サイトの一覧を作成し、閲覧者が該当するサイトを閲覧しようとすると、悪性
サイトの可能性があるといった警告が画面に出されるといったもの。

 警告が出た後にも接続を続ける際には、画面をクリックする必要があるため、
知らず知らずのうちにということは回避でき、被害を未然に防げるといったも
ので、既にパソコンが感染している場合にも利用者にその事を知らせる他、サ
イトを管理・運営している側へも対策を講じるように要請するとしている。

 参加するネット接続企業11社の顧客約2,728万人が、希望すればこのサー
ビスを利用できるとしており、その数は、日本でパソコンからネット接続して
いる利用者の約7割にあたるとされている。

 しかしながら、現在まだそのサービスの全貌は明らかになっておらず、どこ
までやってくれるのか、ウイルス対策ソフトと何が違うのか、残りの3割はど
うフォローしていくのか等、見えていない部分が多いことも事実であり、ウイ
ルス対策ソフトを既に利用している人達にとって、それ以上の安全面での意味
があるのかどうか等、まだ不透明な部分も多いが、少なからずこれまでウイル
ス対策等をしていなかった利用者達には有益なサービスとなるだろう。

 また、総務省では、「国民のための情報セキュリティサイト」を開設してお
り、ここでは、情報セキュリティの基礎知識から、一般利用者はもちろん、企
業や組織の対策、これまでの事例等も掲載されている。

・国民のための情報セキュリティサイト(総務省)
 http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/security/index.html
 
 インターネットという土壌から拡がる危険は、年々手を変え品を変えては拡
大している。最近では、「ボット」という、コンピュータを悪用することを目
的として作られたプログラムが流行しており、これに感染してしまうと、悪意
を持った攻撃者が遠隔操作で外部からコンピュータを操作し、迷惑メールの大
量配信や、個人情報を盗み出すスパイ活動をおこなったりする。

 突然、インストールした覚えのないソフトウエアが起動していたら要注意。
誰かが何かをしてくれるとあぐらをかいていると、知らず知らずのうちに感染
していたり、踏み台にされていたりすることもあるかもしれない。

 総務省が提供するサービスには期待したいところだが、あくまでも注意する
のは自分であるということは忘れないでいたいところだ。

 最近流行っている「ボット」については、下記の「サイバークリーンセンター」
で詳しく掲載されている。「ボット」とは何なのか、実際に感染しているとど
ういった画面が出て来るのか、感染してしまった場合にはどうすればいいのか
等が掲載されているのか、駆除ツールもダウンロードできるようになっている
ので、自分のパソコンが、”悪意を持った流行り”に乗ってしまっていないか、
一度チェックしてみてはいかがだろう。

・サイバークリーンセンター
 https://www.ccc.go.jp/index.html

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