関電社長の一文字は、
ご挨拶など, スタッフ, 一口メモ, 朝刊記事から 2012年12月20日
関西電力の八木誠社長は19日の会見で、今年1年を表す漢字一文字として「謝」を挙げた。
利用者に「度重なる節電のお願いでご負担をおかけしたが、
大変なご協力をたまわり、電力供給を維持できた」とし、「謝罪」と「感謝」の二重の意味を込めた。
今冬に定着した節電効果は17日現在、平成22年度冬比4.5%(120万㌔㍗)。
当初見込んだいた5.6%(148万㌔㍗)にたいしていないが、
「火力発電の補修作業がほぼ終了し、供給力は期待できる」と述べ、来年1~2月の寒さのピークにも対応できるとの見通しを示した。
また、来年については「正念場の年」とし、4月からの家庭向け電氣料金平均11.88%、
企業向け平均19.23%の値上げと、経営計画に盛り込む夏以降の高浜原子力発電所(福井県高浜町)3、4号機の再稼働の実現に全力を尽くす考えを強調した。