ピークシフトプランってなんだろう? -前編-

2012年7月2日 オール電化関連

ハイこんにちは!
今年は空(カラ)梅雨なんでしょうか?
気温や湿気は低いものの、もう既に真夏のような日差しが降り注いでいる茨城県水戸市です。
非常に過ごしやすく気持ちが良いお天気でして、こんな気候が一年中続けば最高なんですけどね…。

さて今回は、東京電力の新たな電力契約プラン「ピークシフトプラン」について2回に分けて書いていきます。

東京電力の電気料金値上げをめぐる議論が活発化していることは、皆様の生活に関わる身近な話題ですからご存じのことかと思います。
東日本大震災による福島第一原発事故による被害者への損害賠償や、火力発電への依存度が高まり燃料費が増加したことも今回の値上げに繋がっているようです。
しかし6月下旬の段階で電気料金の値上げの実施を申請しているものの、消費者の反発が大きいため、実施は8月以降にずれ込む見通しのようです。

この値上げに先立ち、東京電力の電灯契約のメニューに「ピークシフトプラン」というものが加わりました。
東日本大震災以降の電力不足が懸念され、節電の重要性が叫ばれる中で、ピークシフトという言葉を良く耳にするようになりました。
ピークシフトとは、ある時間帯に集中してしまう電力消費をずらして平準化することで需要のひっ迫を軽減することをいいます。
先日の当ブログ記事「節電のためにできること。見直してみましょう!」にも書きましたが、夏季の日中の時間帯は、エアコンの使用などで電力需要が特に高まりますよね。

さてピークシフトプランとは、どういったものなのでしょうか。
まずその前に、最も多くの一般家庭で契約されている従量電灯Bというプランについておさらいしてみましょう。
従量電灯契約の電気料金は、基本料金+電力量料金という構成になっており、今回の値上げは、このうち電力量料金が対象となります。

従量電灯契約の電力量料金は3段階料金制度というものが採用されています。
120kWhまでの第1段階料金は比較的低い料金、120kWhを超えて300kWhまでの第2段階料金は平均的な料金、300kWhを超えた第3段階料金やや割高な料金、というように区分され、電力使用量が増えるにつれて1kWhあたりの単価が上がっていく仕組みです。
ただし季節や時間帯で電力量料金単価が変動することはありません。

従量電灯Bの値上げイメージ 現在
※この記事の料金表は、2012年7月2日7日時点での仮のものです。
正式に決定した料金表は
こちらをクリックして新しい記事をご確認ください。

今回、この3段階に分けられた電力量料金のすべてが値上げの対象になりますが、その値上げ幅は各段階ごとに異なるよう設定されています。
日常生活に必要不可欠な照明や冷蔵庫などで使う分の電気利用量に相当する第1段階の料金の値上げ幅は小さく設定されています。
これに対し、電気利用量が増えるに従って適用される第2段階・第3段階の料金の値上げ幅が大きく設定されています。
つまり、電気の使用量が多い家庭の方が、今回の値上げの影響が大きいということになります。

従量電灯Bの値上げイメージ 値上げ後
※この記事の料金表は、2012年7月2日7日時点での仮のものです。
正式に決定した料金表は
こちらをクリックして新しい記事をご確認ください。

それでは、ひと月で300kWh以上の電力を消費するようなご家庭は、今回の値上げで電気代が増加するのを”仕方ない”と受け入れる他ないのでしょうか?
そこで東京電力が新たに提案するのがピークシフトプランです。
ざっくり言ってしまうと、使用した電力の量ではなく、季節や時間帯によって異なる電力料金単価が設定されているのです。
これまた簡単に言うと、電力の需要が高まる時(ピーク時)の電気代は割高に、逆に夜間などの需要が低い時の電気代は安く買えるという契約です。

夏季の昼間の割高な電気の使用を、その他の時間帯や夜間の使用に移してもらう(ピークシフト)ことによる節電を促すというものです。
比較的電力使用量の多い家庭でピークシフトプランを契約した場合、電気料金値上げによる電気代の増加を抑えることに加え、更に積極的に節電を行えば年間約3000円程電気代を削減することも可能だといいます。

詳しくは次回の記事で書いていきます。

ではまた次回!

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再生可能エネルギーの固定価格買取、サーチャージ決定!

2012年6月26日 太陽光発電

ハイこんにちは!
梅雨の中休みでしょうか、茨城県水戸市は晴天に恵まれております。
しかも気温が低く、梅雨特有のジメっと感もないので大変心地が良いであります。

さて今回は、以前から当ブログでも報告してきた、再生可能エネルギーの固定価格買取制度の話題です。
以前の記事も併せてお読み頂ければ幸いです↓

>>再生可能エネルギーの固定価格買取制度の原案が発表されました!

先日、経済産業省は、再生可能エネルギーの固定価格買取制度について、調達価格及び賦課金単価、制度の詳細を決定し発表しました。

平成24年度(2012年7月~2013年3月末)の買取価格(調達価格)・期間は以下のようになります。

再生可能エネルギーによる電力の買取金額2012年

また、これらの再生可能エネルギーによる電力の買取り費用は、私たち一般の電力消費者が電気料金の一部として負担することになります。
これを”再生可能エネルギー賦課金”と呼びます。
平成24年度の買取り費用として集める賦課金(サーチャージ)は、0.22円(22銭)/kWとなります。

再生可能エネルギー賦課金=自身で使用した電気の量(kWh) ×0.22円/kWh

ちなみに、この賦課金は、毎年設定が見直されていくようです。

本年度に限って、太陽光発電の余剰電力買取制度にかかる賦課金(太陽光サーチャージ)と重ねての負担になるため、電気の使用量300kWh/月の標準家庭にかかる負担は、全国平均では月87円となるそうです。(太陽光サーチャージは各電力会社管内で買取単価が異なるため、地域により賦課金額も異なります)
ただし2013年度には、太陽光発電促進付加金と再生可能エネルギー賦課金が統合され、全国一律の単価になる予定です。

というわけで、いよいよ本格的に動き出した再生可能エネルギーの固定買取制度についてお伝えしました。

ではまた次回!
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節電のためにできること。見直してみましょう!

2012年6月21日 オール電化関連, 水戸ぶらり

ハイこんにちは!
季節外れの台風が通過し、気温が一気に上がったと思いきや夜は肌寒く、何を着ていいやらパニックになってしまいます(大げさ)。

さて梅雨真っ只中です。
やがて来る夏の猛暑を前に、今年も節電対策に目を向けてみましょう。
今年も昨年同様、真夏の電力が逼迫する可能性があるといわれていますから、節電は本当に皆様の生活に関わる身近な問題なんです。

2012年の夏も節電でいきましょう!01

当然のことながら、夏は日中の暑い時間帯の電力消費が多く、昼間ご在宅のご家庭では、お昼の1時〜夕方4時までの節電が特に重要とされています。
では、真夏のお昼過ぎの一番暑い時間帯にご家庭で使われる電気機器はというと…

2012年の夏も節電でいきましょう!02

昨年の当ブログ記事でも書きましたが、夏場の電力消費ナンバーワンは、ダントツでエアコンなんですね。
そりゃそうだ、暑いなんてモンじゃないですよね、真夏のお昼過ぎ。
エアコンつけたくなるのは当然です!
熱中症で倒れるよりは、使った方が全然良いです、エアコン。
でもこれからは、頭の片隅に節電というものを意識しつつ、上手に使っていきましょう…というお話ですね。

エアコンの上手な使い方に関しては、去年の記事をご覧下さい。↓

>>節電の要は、エアコンの上手な使い方。

そして、具体的に皆様が生活の中で出来る節電の方法は以下になります。
政府による節電推進サイト「節電.go.jp」さまよりご紹介します。
出来そうなものにチェックしてみましょうね!

2012年の夏も節電でいきましょう!03

こうしてみると、エアコンと冷蔵庫以外の項目は、夏場に限らず一年を通して有効ですよね。
冷蔵庫の節電に関しては以前の記事もご覧頂ければ幸いです。
>>節電のために冷蔵庫まわりを見直しましょう!

省エネは家計にもプラスになりますから、普段から心がけたいところです。
そして、生活スタイルや意識を変えていけば 更なる節電も望めますよ。↓

2012年の夏も節電でいきましょう!04
節電.go.jpさまのサイトでは、さらに詳しい情報や関連情報もご覧いただけますので、是非ともお時間のある時にご覧ください!

節電.go.jp〈政府の節電ポータルサイト〉

去年から今年にかけて、各メーカーから「省エネ・節電」対策の機能を搭載した電化製品が数多く発表されています。
暑い夏を前にして、良い機会だから…と長らくお使いの家電を新たなモノに買い替えるのも省エネ・節電アクションとしてはもちろん効果的です。
しかしながら、家電製品を新たに買い替えたりしなくても、個人個人が生活のスタイルを少し見直したり、意識を高めるだけでも全体としては大きな効果がありますよね。
無理のない範囲で、まずは節電を意識することから始めたって、何もしないよりはずっと良いはず!

ではまた次回!

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LEDソーラー灯・トラストワンで街を照らしていきたい!

2012年6月16日 太陽光発電, 水戸ぶらり

ハイこんにちは!
肌寒いながらも良いお天気がしばらくの間続いていた茨城県水戸市ですが、週末の今日は全国的に雨模様。
そりゃまぁ梅雨だから仕方ありませんけどもね…狙い澄ましたかのように週末に降りだす雨に関しては、どうにかして欲しいものです…ったく。←誰に?
まぁしかし、気温は肌寒いくらいで、梅雨特有の蒸し蒸し感がないことには逆に感謝したい気分ですね。←誰にだよ?

さて今回は、先日当社に営業に来て下さった大川精螺工業株式会社さまのLEDソーラー灯”トラストワン”という製品が興味深かったのでご紹介させて頂きます。

大川精螺工業株式会社のトラストワン-LED照明01

コンセプトは”まちの灯台”
灯台は古くから岬の先端や港に設置され、「消えない夜標」として多くの人の安全を守ってきました。
いつも灯っている安心と絶対に消えることがない信頼を兼ね備えた灯り。
トラストワンはあなたの「まちの灯台」として、そんなあたたかく力強い灯りで街を照らします。

余裕の5日間連続点灯
ソーラー灯は雨や曇りの日など太陽が出ない日には発電ができず、天候に左右されるデメリットがあります。
トラストワンは、非常時照明としてソーラー灯が照明としての機能をきちんと果たす為、5日間太陽が出ない日が続いても街に灯りを届ける仕様を備えています。

1日3.3時間で2日分の発電
日本の平均日照時間は1日3.3時間で、世界各国と比べても、とても短い時間です。
トラストワンは、少ない日照時間の中で効率よく発電できる大型ソーラーパネルを搭載し、消えることのない街灯として機能します。
ソーラー灯の発電ロスである余裕係数を通常の計算値の1.49に対し、1.8と余裕を持って計算し、通常92Wが必要なところ、110Wのソーラーパネルを使用する事で発電量を高めています。
このソーラーパネルによって、非常時照明としての効果を最大限にいかせるように設計しています。

水銀灯100W相当の明るさ
トラストワンは、公園や駐車場の照明として幅広く活用されている明るさを、省エネで高照度なLED照明によって、ソーラー灯で実現することに成功しました。
確実な明るさで、多様なシーンに活用することができます。

大川精螺工業株式会社のトラストワン-LED照明02

節電用
電気代の節約施策として、現状設置している街灯の代替街灯としての導入。
電気を一切使わない太陽光発電を利用する為、大幅な消費電力・電気代の削減になります。

非常用
震災や火災等の非常用電灯
としての導入。
ソーラー灯は独立電源なので停電になっても照明が機能します。
万一の備えの為にも導入をお勧めします。

エコPR用
環境に配慮していることを訴求するために導入。
多くの人が集まる場所に環境に配慮したソーラー灯を導入する事によりエコPRになります。
また、学校などの教育機関に環境教育の一環として導入する事により、生徒が環境問題について取り組む意識が高まります。

集客用
計画停電時の集客対策
としての導入。
周りが暗い中でも灯りが灯り続けている為、安心してお客様を呼び込む事が出来ます。

防犯用
防犯対策としての導入。
暗い場所にソーラー灯を設置する事で、夜間の安全や犯罪防止に役立ちます。

景観用
新しく施設や店舗を作る際に敷地全体の景観をよりよくする為の施策としての導入。
独立電源なので、配線を整備しにくい場所にも簡単な基礎工事のみで設置できます。

まちづくり用
地方自治体のまちづくり施策の一部としての導入。
ソーラー灯を普及させる事により、環境を意識したまちづくりに貢献できます。

大川精螺工業株式会社のトラストワン-LED照明03

ソーラー灯には、大きく3つのメリットがあります。

①電気代ゼロ!
太陽光で発電した電力を蓄電して使用する為、電気代が一切かかりません。

②CO2発生ゼロ!
自然エネルギーの有効活用により、CO2を排出せず、地球温暖化を防ぎます。

③配線ゼロ!
配線工事が一切不要の為、景観を損わず、設置工事も簡便です。

更に詳しい情報は、"TRUST ONE LED ソーラー灯"のサイトでご確認ください。
小生もつい先日街で一度ソーラー灯を見かけたことがあります。
ソーラー発電を使用した街灯がもっと増えれば、省エネ的にも環境配慮の観点からも、そして防犯という面でも大きなメリットがありそうですよね!
夜でも明るくて安心なまちづくり等に是非ともご活用頂きたいです!

というわけで、興味を持たれた方はお気軽にご連絡ください!

ではまた次回!

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HEMSとはなんぞや?

2012年6月13日 太陽光発電, 補助金・エコポイント

ハイこんにちは!
どうやら先週末から、ここ茨城県も梅雨入りした模様ですね。
昨日は風が強く、日中も薄曇りだったため気温が上がらず、肌寒いを通り越して普通に寒い一日でした。
気温の上下が激しいと体調を崩しやすく、まわりでも風邪を引いておられる方が見受けられます。
皆さま、お出かけの際には多少手間であっても、薄手の羽織物なぞを、一枚鞄に忍ばせることをお勧め致しまヘックション。…失礼。

さて今回は、前々回の当ブログ記事の続きで、HEMS(ヘムス)という聞きなれない言葉について調べてみようと思います。
お時間のある方は、前々回の「スマートグリッドとは何ぞや?」という記事も併せてお読み頂ければ幸いです。

さてHEMSとは一体何を意味するのでしょう?
HEMS=ホーム・エネルギー・マネージメント・システムという名の通り、家庭内の家電機器の電力消費量を表示したり、遠隔的に運転制御するシステムのことです。

例えば「電力消費のデータを収集して、電力の利用状況のリポートや省エネのためのアドバイスをしてくれる(=表示)」製品や「人感センサー等で電源のオン・オフを自動的に行ったり、生活パターンを学習して自動的に消費電力の最適化を行ったりする(=制御)」家電製品などを指しているといいます。

とりわけ前者の、家庭内でのエネルギー使用量の「見える化」には、省エネ意識を高め行動することで、実際に10%前後の省エネ促進効果があるとされています。
また、今後発売されるスマート家電などと組み合わせることにより、家庭内での過度な電力消費を自動的に抑えることが出来ます。
例えば、エアコンを運転中にIHクッキングヒーターや電子レンジなどの消費電力の大きな家電を使用した場合、契約電力が小さい場合には当然ブレーカが落ちてしまいます。
そんな時でもHEMSによって制御された家なら、”エアコンを自動的にオフにする”というようなことが可能です。
また、家庭内に蓄電池(EV=電気自動車のバッテリーでも可能)があれば、不足した電気を補助することも可能なのだそうです。

先日の当ブログ記事でも「太陽光発電+蓄電池+HEMSシステム」という製品をご紹介しましたが、東日本大震災以降は、災害後あるいは災害に伴う電力不足への対応策としても注目が集まっているのは言うまでもありません。
スマートハウス”と呼ばれる”HEMSを備えた戸建て住宅やマンション”には、多くのハウスメーカーが参入しており、売れ行きも好調のようです。

エネルギーの効率的な使用を、家庭1軒ごとにコントロールするということは、街全体という規模での過度の電力集中をさける”ピークカット”や”ピークシフト”の実現にも繋がります。

HEMSとスマートメーター(電力会社の通信機能付き電力計)を接続することで”スマートグリッド、更にはスマートシティ”を実現しようという動きも活発化しています。
先日、HEMSとスマートメーター間でのデータの送受信に使うための規格が”エコーネットライト”という方式で統一されましたので、今後はより一層HEMS関連の製品の開発が加速されるのではないでしょうか。

また、政府もHEMSの普及を推し進めています。
HEMSの補助金対象商品には、定額10万円の補助金が出るようです。
詳しくは「エネルギー管理システム導入促進事業費補助金(HEMS導入事業)」でご確認ください。

というわけで、今後も新しい動きがありそうなスマートグリッド・HEMS周辺の話題ですが、今後も当ブログで取り上げていきたいと思います。

ではまた次回!

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コロナの地中熱ヒートポンプシステム、ジオシスは大注目!

2012年6月7日 エコキュート, 床暖房・蓄熱暖房

ハイこんにちは!
今日の茨城県水戸市は、何の文句も出ないぐらいに素敵なお天気でした。
週末にかけて天気は下り坂ということで、溜まった洗濯物が少々心配であります。

さて、今回は株式会社コロナさまの地中熱ヒートポンプシステムを利用した温水暖房とエアコン、GEOSIS(ジオシス)をご紹介いたします。

株式会社コロナさまの地中熱ヒートポンプシステム、ジオシス01

そもそもヒートポンプって何でしたっけ?
ヒートポンプは、文字通りヒート(熱)を冷媒の圧縮と膨張により、温度の低いところから高いところへ汲み上げ、その熱を利用するためのポンプ(装置)です。
少ない電気エネルギーで数倍の熱エネルギーを回収できるので、省エネ技術として注目されてきました。
エコキュートもヒートポンプ技術を利用した給湯器ですが、空気熱源の代わりに地中熱源を利用するのが地中熱ヒートポンプ暖房機・エアコンです

今回コロナさまから発売される「GEOSIS(ジオシス)」には、温水暖房タイプとエアコンタイプの2種類があります。
温水暖房タイプの地中熱ヒートポンプシステムは、最大温水出力6kWのパワフル暖房で、床暖房やパネルコンベクター、ラジエーターなど複数の暖房を賄えます。
エアコンタイプの地中熱ヒートポンプシステムは、定格冷房出力4.0kW・定格暖房出力5.0kW、安定した温度の地中熱を利用するためエネルギー消費効率が高く、環境にもお財布にもやさしいのが特徴です。

さて地中熱というのはどういうモノなんでしょう?

地中熱の特徴としてあげられるのは、”1年を通してほぼ一定の温度であること”が挙げられます。
一定の深さ以上(地下50〜100m)では、一年中安定した温度(5〜10℃)です。
冬季には外気温より高く、夏季には外気温より低い地中熱の特性を利用するのが地中熱ヒートポンプ技術です。

株式会社コロナさまの地中熱ヒートポンプシステム、ジオシス03

熱源が空気の場合、その気温によって運転能力が落ちることもあるのに対して、地中熱源のヒートポンプでは外気の影響を受けないため性能が安定しており効率も良いという事です。

具体的な仕組みとしては、地下100メートル付近まで埋めたパイプ内に冷媒を循環させます。
冬季は冷えた冷媒が地中で温められ、ヒートポンプユニット内で圧縮する事で更に高温になります。
高温になった冷媒は「水熱交換器」を通してその熱を水(不凍液)へと伝え、お湯(不凍液)を沸かします。
そのお湯になった不凍液を床暖房などの放熱器の熱源として使います。

株式会社コロナさまの地中熱ヒートポンプシステム、ジオシス02

具体的なメリットをみていきましょう。

経済的
自然のエネルギーである地中熱をヒートポンプで効率よく利用するので、ガス式温水暖房システムと比べ、ランニングコストを約1/3に抑えられます。

省エネ性・環境への配慮
燃料を燃やすことがないヒートポンプ技術を使用しているため、Co2排出量は、ガス式温水暖房システム
の1/2以下で、環境に配慮した次世代暖房システムとしても注目を集めています。
一般のエアコンで冷房を使用した際に伴う大気への排熱は、ヒートアイランド現象の原因の一つに挙げられています。
地中熱ヒートポンプ式エアコンは、地中へ排熱するため、ヒートアイランド現象の防止にも貢献できます。
また、ジオシスは業界トップの低消費電力なので節電にも貢献できます。

低騒音・コンパクト
ヒートポンプユニットは、一般のエアコンの室外機並みにコンパクトで、低騒音コンプレッサー搭載で騒音の心配もありません。

地中の熱を利用するとなると、気になるのは設置工事ですね。
地中熱ヒートポンプは、地中と熱をやり取りするため、地中に100m程の穴を掘り、循環液を循環させるための管(採熱管)を埋設する必要があります。
この埋設工事には、大型の掘削機を使用するため、埋設現場の周りには一般車両約4台分のスペースが必要になるとの事です。
そうなると、既存の住宅というよりは、これから新築される方や比較的広大な敷地をお持ちの企業さま向けなのかもしれませんね。

私たち株式会社久保田システムサービスでもモチロン取り扱っておりますので、ご興味をお持ちのお客様はお気軽にご相談ください!

ではまた次回!

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スマートグリッドとはなんぞや?

2012年6月5日 オール電化関連, 太陽光発電

ハイこんにちは!
6月に入り晴れた日の日中の気温はかなり上がるようになりました。
これで天候が崩れると不快指数もなかなかなのモノになりますが、幸い爽やかな日が続いている茨城県水戸市です。

さて、前回、前々回と太陽光発電システムと蓄電システムを組み合わせて使う新製品を2回に分けてお伝えしてきました。
お時間がある時にご覧いただければ幸いです。
 >>京セラの太陽光プラス蓄電システムで災害に備える!
 >>パナソニックの太陽光は創蓄連携システムはココがスゴイ!

太陽光発電+蓄電システムで、電気を創るだけではなく貯めて使うという新しいかたちが実現されようとしている、という事をお伝えしました。
今回から数回にわたって、太陽光や蓄電システムとも関係の深い、スマートグリッドHEMSについて調べながらお伝えしていこうと思います。

スマートグリッドという言葉を最近ニュースなどでよく耳にするようになりました。
いまいちピンとこないネーミングですが、スマート(賢い)・グリッド(電力網)というように考えれば、少しは意味が明快になってきます。
単に電力を送るだけの従来の電力網ではなく、通信機能を備えた電力計(スマートセンサー)を設置し、制御システムと連携させることにより、電力網全体の電力需給を自律的に調整する機能を持たせるなど、より効率的な運用を可能とするのがスマートグリッドというシステムなのだそうです。

太陽光・風力発電などの再生可能エネルギー導入に対する系統安定化対策や、企業や一般家庭でのエネルギー利用の効率化といった部門で期待されています。
また、電力網の状態をモニタリングして制御することで、災害時に停電が起こりにくくなったり、復旧が容易になったりというメリットも挙げられます。

スマートグリッドをの基盤となるのが、スマートメーターと呼ばれる電力計です。
日本においてスマートメーターは、主に”遠隔で検針を行う”という程度の使い方に留まっているのが現状のようです。
しかし将来的には、家電機器などと連携して情報通信ネットワークを形成できるようになることが期待されています。

スマートメーターを介して様々な情報のやり取りを行えれば、電力需要に合せた発電を行ったり、電力の使用量が短時間に集中してしまう「ピーク」をシフトさせる…という使い方も可能になります。

東日本大震災以前の電力供給が十分にあった日本では、需要の抑制は然程必要ないと思われていました。
震災以降、原発停止による電力不足という問題を抱える現在の日本では、需要の方を供給に合わせて増減させる・供給される電力を有効に配分することを検討していく必要があり、その切り札となりそうなのがスマートメーターの導入、スマートグリッドの構築なのです。
当然将来的には大規模な市場となり得るため、多くの企業がスマートグリッド関連のアイデアや製品の開発を進めているようです。
例えば、電力需給ピーク時に、家庭やビルなどの需要側の電力使用量をコントロールして、ピーク時需要の削減・電力系統の安定運用を図ろうというデマンド・レスポンス(需要応答)も、スマートメーターを活用することで実現できるといいます。

具体的には、電力不足が予想されるピーク時間帯に電力価格が高くなるように料金を設定したり、節電した分だけポイントを還元するなどのサービスを提供することで、ピーク需要の削減を促進するのがデマンド・レスポンスのしくみです。

ただしデマンドレスポンスを導入するためには、時間帯や需要に応じて動的に変動する電力料金プランを、予め導入する必要があります。
そしてつい先日、東京電力は、2012年7月から家庭向け電気料金を10%程度値上げすると同時に、電力需要が少ない夜間の電気料金を引き下げる「時間帯別料金」を導入する意向であるという発表をしました。
今後の動向が大変気になるところですね。

…というわけで、かなりとっ散らかってしまいましたが、現在注目を集めているスマートグリッドとその周辺の技術についてお伝えしました。
次回は、スマートグリッドを広域の電力ネットワークの監視制御システムとした場合、私たちユーザー側で行うエネルギー監視制御技術であるHEMS(ホーム・エネルギー・マネージメント・システム)についても調べていきたいと思います。

鉄線・てっせん・クレマチス

ではまた次回!

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京セラの太陽光プラス蓄電システムで災害に備える!

2012年5月30日 太陽光発電

ハイこんにちは!
昨日は、梅雨入り前の気持ちの良い晴れ間を堪能していたら、夕方から突如集中豪雨に見舞われました。
ここ数年おなじみのゲリラ豪雨というヤツでしょうか、雨脚激しすぎ、雷鳴轟きまくり、道路水浸し。
”なんだこりゃ…"と途方に暮れてしまうような極悪天でした。

かなりの長時間・広範囲に渡って落雷がありましたが、落雷直後や次の日からエコキュートや電気温水器の調子が悪い…という方は、当ブログの以前の幾つかの記事をご覧頂ければと思います。
 >>落雷後に給湯機器の不調を感じたら、ご連絡ください!
 >>落雷の多い季節、エコキュートや温水器は大丈夫?


さて今回は、前回の「パナソニックの太陽光は創蓄連携システムはココがスゴイ!」という記事に引き続き、震災以降注目を集める太陽光発電+蓄電システムの新製品をご紹介いたします。

今回お伝えするのは、京セラ株式会社さまの太陽光発電に蓄熱システムを組みあわせた新システムです。

この新システムは、太陽光発電システムと高耐久・大容量のリチウムイオン蓄電システムを連系することにより、通常は安価な深夜電力を蓄電し、昼間に利用することで、太陽光で発電した電気の売電量を増加させる、いわゆる押し上げ効果が期待できるシステムです。

京セラの太陽光発電+蓄電+HEMS_図解

お客さまの生活パターンやニーズに合わせた6つの運転モードを搭載しており、自由に選択いただけます。

①太陽光売電優先モード
深夜電力を蓄電池に充電し、太陽光での発電が有る場合だけ蓄電池から電力供給し、売電量を増やすモード。発電が無い場合は商用電力を使用。
②深夜電力活用モード
安価な深夜電力を蓄電し昼間使用することで、電気料金を節約。
③エコハウスモード
太陽光で発電した電気を全て家庭等で使用し、ゼロエミッション(Co2の排出ゼロ)を目指すモード。余剰電力がある場合は蓄電池に蓄え、夜間に蓄電池から電力供給。
④ピーク抑制モード
昼間の家庭等での購入電力が一定の値以上にならないように、蓄電池から電力供給し、節電するモード。
⑤強制充電モード
マニュアル操作で充電するモード
⑥強制放電モード
マニュアル操作で放電するモード

太陽光発電は、蓄電池を組み合わせることで「このように使いたい・こういう時に使いたい」というような様々な状況に対応できるようになるんですね。

気になる災害時の非常用電源としての性能ですが…
まず、停電時は、自動的に蓄電池からの電力供給に切り替わります。
大容量7.2kWhの蓄電池をいかし、停電時でも冷蔵庫、冷暖房器具、テレビなど生活に必要な電気製品を、同時に最大12時間連続で使用できます。
また、2.5kWの定格出力を有しており、約3時間でフル充電が可能です。
(ちなみに、蓄電ユニットは2台(14.4kWh)まで増設が可能なため、最大24時間の連続使用も可能となるそうです。)

停電が長く続いた場合でも、太陽光発電システムの自立運転機能によって、昼間に太陽光で発電した電気を蓄電システムに充電することができる機能が搭載されており、これにより夜間や雨天時でも電力利用が可能となり安心してお使いいただけます。

また、HEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)を組み合わせることで、パソコン、テレビ、スマートフォンなどで、太陽電池の発電量や蓄電池の充放電状況など家庭内エネルギーの状況の「見える化」が図れ、画面上で一元管理することでエネルギーの効率運用が可能となります。

京セラ太陽光発電プラス蓄電システムプラスHEMSで見える化

昨今耳にする機会が増えた「見える化」という言葉ですが、作業の流れやシステムの仕組みなどの目に見えないことを、可視化することで問題点を浮き彫りにしたり、解決に繋げる…というような意味のようですね。
家庭用の太陽光発電によってつくられる電気の量やその使われ方というものが"見える化"することで、省エネに対する意識が向上し、実際の省エネ行動も期待できそうですね。

さて次回は、この"見える化"やエネルギー使用の制御を可能にするHEMS(=ヘムス=ホームエネルギーマネジメントシステム)について調べていきたいと思います!

ではまた次回!

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パナソニックの太陽光は創蓄連携システムはココがスゴイ!

2012年5月24日 太陽光発電

ハイこんにちは!
今日に茨城県水戸市は、朝から快晴に恵まれ日中の気温もだいぶ上がりました。
やがて来る梅雨入りを前に、晴れ間を大事にしておきたいところです。

さて今回は、太陽光発電の話題です。
先日お伝えした「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」は、パブリックコメント(意見の公募)を経て、今年の7月から実施されようとしています。
この制度では、太陽光・風力・水力・地熱・バイオマス等の”資源の枯渇がなく発電時にCo2の排出も少ない”とされる再生可能エネルギー源を用いて発電された電気を、電気事業者が一定の期間・一定の価格で買い取ることを義務付けるものです。

こうした制度が成立する背景には、世界的に関心の集まる地球温暖化問題があるのでしょう。
加えてここ日本においては、昨年の東日本大地震を契機に、エネルギー自給率問題という観点からも再生可能エネルギーへの関心が高まって来たように思います。
メガソーラーの建設決定とか企業のメガソーラー事業参入、というようなニュースを頻繁に目にするようになってきました。

一方、一般家庭における住宅用太陽光発電システムの売電価格は、従来どおりの余剰買取が継続されることが決定されましたが、国からの補助金以外にも、各地方自治体の導入補助制度の充実などからか、好調な伸びを見せているようです。

>>平成24年度の太陽光発電補助金と売電価格については、当社メインサイトにまとめましたのでご覧ください。

また震災以降は、災害に伴う停電対策や節電策の一環として家庭で電気を貯める、いわゆる「蓄電システム」への注目も高まっています。
蓄電という技術は、以前から注目されていましたが、ここへきて「太陽光発電システムと連携させて使う」という効率の良い蓄電システムが相次いで発表されましたので調べてみました。

まず今回は、パナソニックの「創蓄連携システム」をご紹介いたします。

◆パナソニックの創蓄連携システム

システム構成図
panasonicパナソニック太陽光発電、創蓄連携システム 

太陽電池と4.65kWhリチウムイオン蓄電池ユニットに加え、太陽電池用と蓄電池用のパワーコンディショナー機能を一体化した新開発のパワーステーションで構成されています。
これにより、日中は太陽光で発電した電力を使用できるうえ、余剰電力は蓄電池に繰り返し充電できます。
蓄電池に蓄えた電力は、日中の電力供給を安定化して、夜間にも利用できます。

panasonicパナソニック太陽光発電、創蓄連携システム02

停電時、太陽光発電の電力を使用しながら余剰分を蓄電池へ蓄えて、夜間などに利用することが可能です。
新築時の設計段階で、停電時にも使用したい機器の回路設計をしておくと、停電時にコンセントの差し替えなしで、あらかじめ接続した機器を使用可能です。

panasonicパナソニック太陽光発電、創蓄連携システム03
平常時も太陽電池や蓄電池の電力を利用することで、系統電力のピーク抑制に貢献できますね。

停電時にどのくらい蓄電した電気が使えるのか?というのが気になりますが…
小型かつ高容量のリチウムイオン蓄電池ユニット(4.65kWh)で、満充電の場合、雨天が続いても停電時に使用したい機器の電源を約2日間確保できます。
(冷蔵庫50Wを24時間、テレビ100Wを3時間、LED照明50Wを4時間、通信機器100Wを3時間で1日2,000Whとして計算)

また、ライフスタイルやお好みにあわせて、創蓄連携システムの運転モードを選べます。
経済抑制モード…系統からの夜間電力を充電し、電力ピーク時に活用することで機器使用を我慢せずに無理のないピーク電力抑制ができる。
環境優先モード…昼間に太陽光発電システムで蓄えたクリーンな電気を夜間も利用する。
蓄電優先モード…災害や停電に備えて常に満充電状態を維持する。

ワイヤレスエネルギーモニタ(7型)に加え、ビエラ(デジタルテレビ)やスマートフォンなどでエネルギーの使用状況をモニタリングすることが可能です。

詳細は、パナソニックさまのウェブサイトでご確認ください。http://sumai.panasonic.jp/wiring/setsubi/lineup/products/souchiku/souchiku.html

ではまた次回!

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再生可能エネルギーの固定価格買取制度の原案が発表されました!

2012年5月10日 太陽光発電, 補助金・エコポイント

ハイこんにちは!
今週に入ってからも東日本上空には強い寒気が入り、不安定な天気が続いております。
先日の茨城県つくば市や栃木県真岡市での竜巻による被害や、その他の広い地域での雹や落雷の被害があったことを考えると、十分な警戒が必要です。
大自然の力が牙をむき始めたら一溜まりもない…という例を、ここ数年多く目にしたり体験したりしていますから。
皆様も急な悪天候に見舞われてしまったら、どうぞ慎重に行動することを心がけてくださいね。

さて今回は、太陽光発電にも関係のある話題です。
「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」が、2012年7月から実施される予定であるということは、幾度か当ブログでもお伝えしてきました。
先日、経済産業省より、気になる"発電した電力の買い取り金額と期間"に関しての発表がありましたのでお伝えいたします。

この"再生可能エネルギーの固定価格買取制度"は、太陽光発電の他に、風力・地熱・水力など再生可能エネルギーにより発電した電力の全量を、電力会社が固定価格で買い取ることを義務付ける制度です。

2012年4月27日に発表された全量買取制度の買取価格の原案、その中でも、気になる売電価格は以下の通りになります。

再生可能エネルギーの固定買取制度・売電価格原案

各種電源の種類や規模によって、1kWあたりの買い取り価格や買取の期間が異なります。
「施行後3年間は利潤に特に配慮する」という法律での規定があることから、初年度は高めの価格(ドイツの買取制度と比べても随分と高めの買取金額のようです)に設定されているようです。

買い取り価格は、各電源設備の建設費や維持費用に"適正な利潤"を乗せて設定されたそうです。
適正な利潤の割合は、事業リスクの比較的低い太陽光は低めに、開発コストなどリスクが大きい地熱は高めの設定とのことです。
ちなみに、価格と期間は毎年見直しをしていくようです。

また、この固定価格買取制度の7月からの実施に伴い、買い取り価格の一部を「賦課金」(サーチャージ)として一般利用者に転嫁するため、標準家庭で電気料金が60~120円上乗せになると予想されています。

引き続き詳しい情報が入りましたら当ブログにて紹介致します。


さて、話は変わりまして、突如事務所に現れたこのオブジェ、なんだかわかりますか?

アユ・ウグイ

魔除け?生け贄?
はたまた風変わりなシャンデリア?…にしては生臭いし。
実はコレ、ご実家が簗(やな)を営んでいらっしゃる取引先の営業さんが、そこで獲れた魚を塩焼き(干物か?)にしたものを持ってきて下さったのでした。
株式会社コ○ナのO川さん、ありがとうございます!

簗(やな)とは、川の中に木や竹の"すのこ"のような台を設置して、上流から魚がかかるのを待つ簗漁(やなりょう)を楽しめる食事処なんです。
ちなみに戴いた魚は、お腹が赤く通称アカハラと呼ばれる"ウグイ"という魚と"鮎"です。
藁に刺さった魚たちの姿がなんか面白かったので撮ってしまいました。

さてこのアユとウグイ、事務所の窓の所に何故か3日間程吊るされっ放しになっていまして、少々魚臭い久保田システムサービスなのでした。

ではまた次回!

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