あこがれの電気工事への挑戦 その10(最終回)

2008年6月19日 未分類

3度目の実技試験の会場では、今までと比べては、まったく緊張がなくリラックスして望むことが出来ました。 材料試験も順調でした。 しかし、 実技試験の内容でこの年より、接続方法が変更になっていました。 

それは、スリーブ結線になったことでした。 とは言っても、それほど考え込むほど難しくなったわけでは、ありませんでした。

無事に作品を完成させて、時間の余裕も出来ていました。 再度間違いがないかを確認して、退場しました。 工事部長の弟も、無事に完成したようです。 

3度目の試験発表。 結果通知の葉書を開けるときも、前回の時のような緊張感もなく自然にあけてみると、 「合格でした。」 工事部長の弟も無事 「合格」 でした。 なんと、なんと3年越しの資格への道のりでした。 

ご苦労さん。 晴れて資格が手元に届いて、遠慮なく電気工事が出来るようになったのでした。

あこがれの電気工事への挑戦 シリーズは、これで終了。

次回からは、 「太陽光発電システムへの熱き思い」 をお届けします。 お楽しみに!

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あこがれの電気工事への挑戦 その9

2008年6月18日 未分類

いよいよ結果の通知が自宅に届きました。 運命の瞬間です。  今回は、力が入っていましたので、開くときは、本当に緊張して祈るような気持ちで、・・・あけた瞬間 「あっつ、ダメだった。 くそー・・・。」 でした。 弟の工事部長へ電話をしてみると、 やはり、 「不合格。」 二人とも今回は、ダメでした。 残念無念。

 これでまた、私は、振り出しに戻ってしまいました。 「うーん。また学科試験からか?」 出るのは、ため息だけ。

ということで、二人とも更に翌年の試験に挑戦することに成るのでした。

二度目の試験を振り返って、自分自身の甘さを実感しました。 どうしてダメだったのか? 何がまちがったのか? 片手間で勉強をしてみても、やはり真剣さに欠けると。 そこで3度目の挑戦になる、来年こそ絶対に合格するぞ!と決意を新たに、お酒を半分にすることにしてその分を勉強に打込むことにしました。

弟の工事部長は、来年は、学科試験が免除になっているので、私からみると、今度は弟の工事部長が、 「余裕のよっちゃん。」 でした。 そうこうしているうちに、試験が近づいてきました。 

私は、3度目の挑戦で、一足早く学科試験です。 これは、不安は、やはり残っていましたが、なんとか、 「合格」 。 問題は、実技試験です。 3度目も2度目と同じ実技指導を受けることにしました。 そして望んだ3度目の実技試験。 しかし、実技試験の内容は、なんと新しい接続方法へと転換されていました。

次回につづく。

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あこがれの電気工事への挑戦 その8

2008年6月17日 未分類

2度目の挑戦が始まりました。 弟の工事部長は、大学時代に一応電気工学を専攻していました。 私とは、基礎が違っています。 しかし、学科試験からの挑戦ですので、油断は禁物です。 その点私は、今年まで学科試験ん免除がありますので、なぜか 「余裕のよっちゃん!。」 でした。  そこで、昨年のことを思い出して、弟に 「学科試験のとき、試験会場の玄関で実技試験対策の講習会の案内をしているから、チラシを必ず貰ってきてくれ!」 と頼みました。 

案の定、チラシを配っていました。 チラシの案内を見て、弟の合格発表を待って、二人で受講することにしたのです。 費用は、それほど高くありませんでした。 会場は、名古屋駅から歩いていけるどこかの会館でした。

 受講生が50人ほどのクラスでしたが、先生が丁寧に教えてくれたので、大変勉強になりました。 講習会は、二日間です。 まったくの初心者向けの内容で、 「二言目には、重大欠陥をすると、失格になります。」でした。 重大欠陥とは、電線にキズをつけた程度が甚だしく危険な状態にして組み立てをしたときのことです。

いよいよ2度目の実技試験、二人とも今度は、緊張して望みました。 折角、実技指導も受けてきたのだから、ということでぜひとも合格したいと、本当に集中して受けました。 特に私は、今年不合格だと、また初めの学科試験からになってしまうので、真剣そのもでした。

試験が終わって、二人で、顔を見合わせて 「できたか?」 「おう、できたぞ!」 「俺もや。」 と調子付いて帰りました。  ・・・が、・・・。 2度目の挑戦は、果たしてどうだったか?  それは、次回につづく。

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あこがれの電気工事への挑戦 その7

2008年6月16日 未分類

実技試験の巻 : 学科試験に合格してみて思い出すと、学科試験の時、試験会場の門前で 「実技試験の対策セミナー」 というチラシを配っていました。  学科試験の出来が悪かったので、当日は、意識が薄かったせいで、そのチラシをすててしまっていました。 本当ならこのチラシのセミナーに参加して勉強が出来れば一番よかったのに、後の祭りです。

これから一ヶ月間は、どうして勉強しようかと悩んでいたときに、「やはり、参考書か?」 ということで、同じように昼休みに勉強をすることとしました。 迎えた試験当日、学科試験の会場と同じく岐南工業高校でした。 学科試験のような緊張感は、もうありません。 材料試験は、なんとかできました。 しかし、また難問がでました。 実技の経験などまったくない私にとって、 「・・・配線の接続は、共巻き結線で・・・。」 と問題に記載されていたので、  「共巻き結線・・・?」 聞いたこともないなー。 「そうだ、捻じればいいのかな?」 で作品を完成させました。

制限時間一杯かかってしまいましたが、作品は、かろうじて完成させました。 ちょっと、隣を拝見。 高校生の作品は、とても綺麗に仕上がっていて、配線のバランスのとれた作品です。 比較して私の作品は、配線の長さがまちまちで、見苦しくてブサイクな作品でした。 結果は、実技試験 「不合格」

何の知識も経験もなく、いきなり参考書だけで挑戦したのが、やはり無茶だったと反省しました。 「よーし。来年は、学科試験が免除がされるので、実技試験のみで挑戦できる。 再度意識を高めて、初年度の挑戦は、失敗で終わりました。

                        

2年目に挑戦するのは、私だけでなく、工事部長の弟を巻き込んでの挑戦が始まります。 しかし、これがまた順調な道のりではなく、やはりイバラの道のりになるのでした。  つづく。

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あこがれの電気工事への挑戦 その6

2008年6月14日 未分類

自宅に帰ってから自己採点をしてみました。 自信のない割には、なんとか60点になってたようです。 ひょっとして、? ひょっとして? かも知れない。と首を長くして待ちわびた一ヶ月。    とある日、「お父さん、葉書きてたよ。」 と家内から葉書を手渡されました。

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 長い長い一ヶ月が過ぎて自宅に届いた葉書は、開いてみて 「あっと、・・・。ヤッター合格だ!」 思わず声を出して家内に報告しました。 なんと学科試験は、合格しました。 次は、実技試験だ。 と俄然やる気をだして、一歩近づいたな。と充実感に浸る自分でした。

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その後どうなったか? 次回の「実技試験の巻き」をお楽しみに。 つづく

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あこがれの電気工事への挑戦 その5

2008年6月13日 未分類

試験の朝、太陽は、既に高く昇って暑い一日になりそうだな。 「今日は、試験だぞー。」 「お父さん頑張ってねー。」手を振って送り出してくれる家内と、長男の息子(当時は、3歳)でした。 

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試験会場の岐南工業高校までは、近いので自転車です。 気分は、さわやか、ではなくて、なんと勉強ができてなくて不安が一杯。

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だが、会場について驚いたのは、「なんとなんと、高校生が殆ど、・・・いや95%以上が高校生」でした。 受験番号で決められた教室に入って、もう一度周りを見渡すと、なんと、先ほどと同じ殆どが高校生だ。  

試験勉強の不足を嘆いてもはじまらない。 残る道は、自信のない問題についてのみ、神頼みの鉛筆コロガシに賭けるしかない。 

 幸いにして学科試験は、記述式ではなくて、4者択一のマークシート方式だったのでした。 「何とか、答えは、全部埋めたぞ!」 試験が終わった開放感と、充実感は、あっても自信は、まったくゼロ。

さて一ヶ月後の結果発表は、どうなったのでしょうか?  つづく。

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あこがれの電気工事への挑戦 その4

未分類

thumbnailcaoka8cz.jpg    M社の面接が終わったその頃、電気工事士の受験を受付する期間が始まりました。 それからの約3ヶ月ほどは、学科試験の勉強です。 知っての通り現場作業を終えて家に帰ると、疲れてとても勉強どころでは、ありません。 ましてや、晩酌が毎日の日課になっていますので、帰宅後の家での勉強は、ほぼ不可能。 

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そこで考えたのが、お昼の弁当を食べた後のわずかの時間を勉強することにしました。  買ってきた学科試験対策の参考書。 これ一冊を覚えれば、合格まちがいナシ。 気合を入れて勉強スタート。

なんと1ページも進まないうちに、上まぶたと下まぶたの仲のいいこと! 少しは、持ちこたえてくれればいいのに、私の言うことは、まったく言うことを聞きません。  更に都合のよいことは、参考書を真ん中で開くと、昼寝の日差しを遮るのにちょうど良い目隠しになってしまうのです。

何度同じページを読みかえしたことか? その度に、 「あれ、確かこれ先ほど読んでたのになー。」  気持ちを切り替えて 「まだ、大丈夫、時間はたっぷりある。」 の繰り返しで、期間が過ぎてしまいました。

受験当日が来てしまいました。 ここでもまた 「あっ、 ?」 驚く光景が目に入ってきました。  つづく。

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あこがれの電気工事への挑戦 その3

2008年6月12日 未分類

どうしても電気工事士の資格をとらなければならない理由が、出来た訳・

98年頃 3月の休日をのんびりと新聞を読んでいました。 目に飛び込んできたのは、大手M社の募集広告「太陽光発電システムの施工業者を募集します。」 いわゆるメーカー協力業者を募集というものです。 前々より太陽光発電システムには、興味深々でした。 (その当時3Kwで、およそ600万円くらいしたはずです。 補助金は、抽選であたると、約2分の1がもらえました。)

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勇気を出して「もしもし、新聞広告を見て応募しました。・・・。」 M社の担当より 「面接を行ないますので*月◇日▽時に名古屋のM社まで御願します。」 となったんです。 当日は、普段着慣れない背広とネクタイで緊張して面接を受けました。 一通り全体での説明会が終わると個別に別室へ順番に案内されました。 

最初の質問は、今でもよく覚えています。  重役さんから、「どうして、又水道屋さんが、電気の太陽光発電システムの工事をやろうと思ったのですか?」 でした。 その理由も含めていろいろ説明して話すこと30分~40分くらいでしょうか、最後に、 「電気工事士の資格がいるのですが、今後どうしますか?」 とキツイ質問が飛んできたのです。 すかさず 「今から、勉強して資格を取ります。」 と調子よく言ってしまったのです。 

ですが、それが、「そうは、問屋はおろしてくれないのです。」 で表現出来るように、資格を取るための、なんとも長い険しい道のりが始まったのです。 つづく。

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あこがれの電気工事への挑戦 その2

2008年6月11日 未分類

電気工事が自分で出来たらイイナー。 とつくづく思うようになったのは、トイレのリフォームを続けて受注したときのことでした。 トイレのリフォームにもいろいろあって、「ウオシュレットをつけたいので、・・・。」というときに、トイレにコンセントがないと、知っての通りコンセントの工事が必要になります。 

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その都度、その仕事のために電気工事店さんに無理を言って来てもらっていました。 2時間程度から、半日程度の仕事になりますが、費用もそれなりに掛かってしまいます。

 しかし、いつも予定通りに電気工事店さんが来てくれるとは限らないのです。 現場で、電話が成ったので、出てみると、「今日は、行けなくなったから、・・・。」来てくれない時は、「ガーン、ガーン・・・。」です。 そのときは、取り繕ってお客様へ、お詫びと後日の予定を説明して、平謝りです。 一回でもこんなことがあると、本当に自分で配線工事位できたらいいのに。 とつくづく思ったものでした。 

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それでいよいよ意を決して電気工事士の資格を取ろうと思うキッカケになるのですが、その前にもう1つ「どうしても電気工事士の資格を取らなくてはいけなくなってしまう理由ができるのです。  それは次回に続く。

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あこがれの電気工事への挑戦 その1

2008年6月10日 未分類

協栄ポンプ店は、名前の通り水道工事店です。 電気工事は、もともと出来ませんでした。 今は、リフォーム工事、オール電化、太陽光発電、ボイラー、井戸ポンプ等、その他の機械設備の設置工事の時などに出来る限り自前で電気配線をしています。 ここまでくるのには、だいぶ曲がり道もたくさんありました。 ちょっといきさつをご紹介します。

                    denk01.gif       

18年も前になると思いますが、 同じ市内にある、工場よりちょっと大きな井戸ポンプの取替え工事を依頼されました。 冷房用に使用をしておられましたが、「もう少し大きいポンプにしてくれ。」 ということで、1つ大きいポンプを取り付けることになりました。 

工事の当日になって、ポンプの取替えが終わったときに、電気工事屋さんへ電気の接続工事を頼んだところ、「現在の使用してある配線では、細くて発熱し、焦げてしまうから、接続はできないよ。」と言われてしまいました。  今日は、元のポンプに戻して後日、準備できたときに一緒に行なうことになってしまったのです。 なんと、このときは、ショックでした。 ちょっと大きいとはいうものの、100Kgは軽く超えていて、大人二人では、持ち上がらないのです。 フォークリフトで移動してやっと取替えをおわったところだったので・・・。

そのとき、モーターが大きくなれば、配線も太くしなければいけないということに気づかされ、同じ過ちはもう二度としないぞと決意をしたときです。  (電気の知識が必要だなー。)

次回は、電気工事が自分で出来たらいいなー。 です。

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