太陽電池パネルの不具合事例 ⑫ 塩害

2015年2月19日 スタッフブログ

海に近い場所では、空気中の水分に塩分が通常よりも多く含まれております。 そのため金属などの腐食が進みやすくなります。 その結果、海に近い場所では、ソーラーパネル内の配線や、パネルのフレーム、設置に使う金具や架台が通常よりもかなり早く錆びやすくなります。 条件によって設置ができないなど制限を受けています。

メーカーの仕様書等によって、設置ができないことが説明されていますので、注意が必要です。

私たちのこの地域では、この制限がかかることはありませんが、もし太陽光発電所の分譲地などで、ご検討方は、注意してください。

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太陽電池パネルの不具合事例 ⑪

2015年2月18日 スタッフブログ

太陽電池パネルの不具合の中には、地域に限定された事例もあります。 塩害と雪害です。今日は、雪害の事例を紹介します。

雪の重みによって、太陽電池パネルが不具合を起こすこと。

架台も含めた事故と、パネル自体に起こる事故とがあります。 その中で、パネル自体に起こる珍しい事例が写真にある事故です。

 

 

 

 

 

 

 

 

フレームが雪の重みに耐えかねて、膨らんでしまいました。  フレームがわずかですが、でっぱりがあるために起こってしまたんです。

雪が降る地域は、こんなこともあるということも知っておいた方が役に立ちますよね。

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SH製 旧型のパネル交換?

スタッフブログ

SH製の旧型 太陽電池パネルの 発電量不足の原因調査に行ってきた物件について、SHからも調査に行ってもらいました。

結果は、 「モジュール測定結果により、モジュールの能力低下が判明しました。」 と記入された用紙と、取り替えのための 見積書 が送付されてきました。   現在設置されているパネルは、左側の多結晶のタイプです。 取り替えるパネルは、右側の単結晶タイプのパネルです。

14年間で、既に能力低下してしまいました。 残念ですが、もう少し頑張ってて貰いたかったと思いました。 仕方がありません。 お客様と今後どうするかを相談してきます。

既設システムの内容を把握して、そのまま、同じパネルで取り替えるのが、よりいいのか、 または、

メーカーを替えるか、パネルの種類を変更 して、今どきの発電出力の大きなパネルに変えた方がいいのかは、 パワコンのDC入力条件を調べて検討してみることにします。

良い方向へ進んで欲しいと思います。

今までに取り外してきたパネルは、多結晶も単結晶もありますので、どちらのパネルも劣化が起こるということですね。

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マイクロインバーター の紹介

スタッフブログ

お早うございます。  寒い朝がまだ続いていますが、お元気でしょうか?

今日は、 マイクロインバーター を紹介します。 太陽電池パネルの一枚ごとに直接 パワーコンデショナー (とても小さな大きさです。)  を取り付けて、連係をすることができる機械装置です。

狭小住宅 や、 少ない枚数の太陽電池パネルしか設置できないような条件 の家にも、太陽光発電システムが設置できます。 また、少ない太陽電池の増設にも対応することができます。

太陽電池の大きさ、メーカーも自由に選択 できて、

面白い パワーコンデショナー があるものだと感じました。

ただし、薄膜系のソーラーフロンティアのようなパネルは、入力電圧が高くて、使用できない場合がありますが。 ご注意くださいね。

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就職祝いに食べた 「うな丼」

2015年2月17日 スタッフブログ

 

 

 

 

2月15日 日曜日のお昼の出来事

ご存知の人も多いと思います。 箸入れ でわかりましたか? 岐阜県関市  辻屋 さん 

「 うな丼 」  です。

次男の息子が関市内の会社へ就職が決まったので、家族でお祝いに、お昼を食べに行ってきました。

150年 続いたという 老舗 だそうです。 御馳走 さま でした。

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PCS(パワコン)の停止する原因  ② 温度上昇が原因

2015年2月16日 スタッフブログ

パワコンの停止の原因 第2回目です。

太陽電池で発電した電気は、直流の電気を発電いたします。 その直流電気を交流の電気に変換する機械が、 PCS:パワーコンデショナー と言います。  この PCS は、色々な原因で、運転が止まることがあります。

今日、紹介する原因は、温度の上昇による原因で停止する内容です。

PCS : パワコンは、 直流電気を 交流電気に変換しますが、その時にエネルギーの損失が発生します。 その損失は、熱という形で、エネルギーが外へ放出されます。  放出された熱は、 パワコン の機械本体の放熱部分から放出 (自然換気システム や 冷却ファンによる強制換気システム) されますが、機械から効率よく放出されていればいいのですが、機械自身の中に熱が残ってしまい、どんどん高温になったとき、 パワコン は、自動で停止するようになっています。

パワコン 本体に向けて 放射温度計 

等で 直接赤外線を当てると目安の機械本体の温度が分かります。

ちょっと、古い 某メーカーの資料ですが、 90度をこえると、自動停止するようです。

機械本体が自然に冷えて来ると、また自動で復帰するようです。 あまり、狭いところに閉じ込めて取り付けをしてしまうと、こんな現象も起こるかも知れませんね。 設置場所もある程度換気ができるところがいいと思います。

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太陽電池パネルの不具合事例 ⑩

スタッフブログ

今回は、情報提供だけしかできませんが、 「 PID現象 」 という発電量が減少する事例が世界では、報告されているので、抜粋して、掲載します。 私も、この現象を起こしたパネルがこれだという経験をしたことはありません。

これより抜粋  PID(Potential Induced Degradation)現象は、メガソーラー(大規模太陽光発電所)などで太陽光パネル(太陽電池モジュール)を多数、直列に接続して高電圧下で運用した場合に発現する劣化現象です。

発電量が大幅に低下するのが特徴。 2005年に中国の太陽光パネルメーカーが初めて報告し、その後、欧米のメガソーラーで大幅に出力低下する現象が報告され問題となってきた。 2010年頃からドイツの研究機関などで研究が本格化した。

発生メカニズムについては、まだ完全に解明されているわけではありません。 最近の研究から徐々に原因が分かってきた。 最も有力な説では、比較的、高温高湿の条件下で、太陽電池モジュールに高電圧がかかると、ガラス基板からナトリウムイオンが封止材中に拡散して、シリコンセルの表面や内部に侵入することが原因とされている。

これまで国内では、明確な形でPID現象が報告されたことはない。だが、高電圧で運用するメガソーラーが急増し、今後、送電ロスを減らすため、1000Vにまで電圧を上げたシステムの採用が流れになっている中、PID対策に関心が高まっている。 すでに太陽光パネルメーカーの多くが対策に乗り出しており、対策済みとのリリースも増えている

( PIDとは? : メガソーラー用語より )

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太陽電池パネルの不具合事例 ⑨

スタッフブログ

先に紹介しました、 「パネルの割れ」 の一種になりますが、 明らかに何かが落ちてきて、パネルが割れた 事例 があります。

原因を特定することは、難しいですが、写真のように必ずぶつかった跡が残ります。

  先のとがったものがぶつかったことがわかると思います。

カラスが、石を持ってきて、空から落とすとか、 道路際の場合は、車の飛び石 とか、 あるいは、

イタズラ とかもあるかもしれません。

定期的な、 目視点検 も、発見するためには、とても有効ですし、 フェンスや、囲いによって、 関係者以外の人の出入りができないようにしておくことも大切な防衛策ですね。

また、最悪のことを考えて保険に加入しておくことも役にたつと思います。

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PCS(パワコン)の停止する原因  ① 停電が原因

スタッフブログ

皆様、ご存知ですが、 太陽電池で発電した電気は、直流の電気を発電いたします。 その直流電気を交流の電気に変換する機械が、 PCS:パワーコンデショナー と言います。 略して、 PCS:パワコン と呼ぶことが多いのですが、 この PCS は、色々な原因で、運転が止まることがあります。

  産業用も各種ありますので、今回は、住宅用を基本的に説明させて貰います。

一番わかり易い停止の原因は、 「停電」 です。  電力会社から電気が流れていないと、必ず、パワコンは止まります。  商用電源が無いと動かないように作られています。

たとえば、雷でその地域が停電しますと、自動的に停電を検知して止まります。 その後、パワコンの操作等何もしなければ、電気が元に戻りますと、住宅用の場合は一定時間を過ぎてから、自動的に動き始めます。  中部電力管内では、300秒が多いと思いますが、他の電力会社管内では、違うところもあるようです。

一定時間とは、各電力会社によって、 違いますので、 電力会社より、各ご家庭に送られました、資料の中に記載されていますので、確認ができます。

産業用の場合は、規模によって違いますので、説明は、後日にします。

雷の停電がもとに戻って、家の電気が正常になっても、パワコンだけが動かない場合は、別に原因がありますので、工事店様に直接問い合わせをしてもらうのがいいと思います。

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蓄熱暖房機の設置工事

2015年2月14日 施工事例

岐阜県可児市 H様邸の 新築工事に伴って蓄熱暖房機の設置工事を担当してきました。

工事の日程は、当日の搬入から始まって、組立、 電気配線の接続工事までを 凡そ半日と、午後の少しの時間で仕上げてきました。 試運転までも含めて凡そ一日でした。 工事の当日の夜11時から蓄熱を開始しますので翌日からは、

温かい朝を迎えることができます。 

  搬入状況 手前が レンガ です。

いよいよ組み立て開始です。 酸化鉄でできたレンガは、一個が思ったより 重い ですよ。

完成した様子は、こちら です。

  

最後に、書面の蓋を取り付けて 完了です。

小さな 子供 さんがおられる家には、空気が綺麗で、穏やかな暖房としてはお勧めですね。

ただし、蓄熱暖房機の正面の蓋及び、天板は、約60度くらいまで熱くなりますので、柵などで直接触れないようにしてご注意ください。  温風の吹き出し口の温度はもっと熱くなっていますので、注意が必要です。

真冬でも底冷えがなくなるので、 朝早いお母様 にも大変好評ですよ。 冬の寒い朝の 「水仕事」 の大変さが身に沁みますからね。

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オール電化・主な営業エリア
瑞穂市内が最重点アフターフォローエリヤです。
その周りの周辺地域(岐阜市、大垣市、羽島市、本巣市、各務ヶ原市、本巣郡、安八郡、その他)が重点的なアフターフォロー地域です。
又、一部地域を除き岐阜県内ほぼ全域、三重県北勢地域、愛知県西北部地域で施工可能な地域です。
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