おはようございます。 昨日に引き続き 太陽光発電システム の 「自動電圧調整機能」 についての補足説明をします。

なるべくわかり易く説明しますが、それでも難しい場合は、ご容赦願います。

電気にも流れる方向があります。 電圧の高いところから、低いところへ流れていきます。 水も同じですね。 電力会社から各家庭に配線が引いてありますので、電柱からいつも電気が流れるようになっています。

太陽光発電システム を設置しますと、売電するときは、 太陽光発電システム で発電した電気の余剰分が売電されます。 電力会社の電圧より 太陽光発電システム で発電した電圧が高くないと流れないことになりますね。

電力会社の電圧は、使用状況、地域の影響、変電所からの距離等によって電圧は一定ではありません。 絶えず変動をしています。  その時に 太陽光発電システム で発電した電気は、 パワーコンデショナー によって、いつも電圧を測定しながら、その電圧に従って、自動で少しだけ高く発電するようになっています。  この自動で 電圧調整 ができるようにしてあるシステムが 「自動電圧調整機能」 になります。

しかし、どこまででも 電圧 を高くしてよいかどうかを考えると、 それは、できません。

先の中部電力の資料にあるように電力会社から提供する電気には、制限がありますので、その範囲を超えて電気を供給することはできません。

そこで  「電圧上昇抑制機能」 ということに繋がっていくことになります。 続きは、また後日。  お楽しみに!!